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部下のやる気をアップさせるたった一つの心理テク「関心を持つ」

あなたには「部下や後輩が仕事で良い結果を出してくれないので、あせりやいらだちを感じた…」というような経験はないでしょうか? こんなときは、部下に思わず厳しく当たってしまうこともあるはず…。そこで今回は、部下があなたの理想に答えてくれる、とっておきの心理テクをご紹介します。

『ホーソン効果』で良い結果を目指そう

かつて、とある工場で行われた実験で、労働者の作業効率向上のためには何が一番効果的であるかが調査されました。その結果、労働者の上司やまわりにいる人たちが関心を高めることが重要だと判明したのです。これにより人は、関心をもつ人や期待する人の意思に答えようとする傾向があるということがわかります。

治療を受ける人が、信頼する医師などから期待されることで病気がよくなったり、よくなったと感じるようなったりするのもこれと同じであり、このような現象のことを『ホーソン効果』と呼びます。心理的な気持ちの変化により、行動や体調までも改善させる効果があるわけです。

部下の性格に合わせて仕事の効率をアップ

『ホーソン効果』を職場でいかせば、部下のやる気もアップして良い結果を残してくれるようになるはず。部下の性格に合わせて早速実行に移してみましょう。

基本的に褒められて不快になる人はいないはず。「頑張ってるね」「期待してるよ」といったようなやる気を高める声をかけてあげると良いでしょう。もちろん時には厳しい言葉も入れつつ、終わった後もしっかりと褒めながら、うかれすぎないようにしめるところはビシッと!

個人的にかけられた褒め言葉は特別扱いされたと感じ、快感や幸福感につながって『ホーソン効果』が高まります。部下が期待にこたえてくれればあなたも満足感が得られますから、部下がどんどん可愛く感じるようになるでしょう。

部下一人一人に言葉をかけよう

部下が多い場合は、一人一人に声をかけてあげることも大事。それぞれ違った使命を任されることで意欲も高まり、やる気もアップします。部下からも信頼され、愛される上司になって、会社全体の雰囲気を盛り上げていきましょう!

※この記事は2013年07月09日に公開されたものです

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