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楽しいことが1割だとしても、恋愛するって絶対に豊かなこと

(c)2012「シャニダールの花」製作委員会

何から何まですべてが
かっこいいんです!

 

出演のお話があったとき、「監督ご自身が作品みたいな人なので、石井岳龍監督がかもし出しているものが映像化するんだったらその作品に参加したいな、と素直に思ったことを覚えています」と綾野さん。完成した作品を見たとき「見たことない映画でした。かつ、音がすごいな、と。冒頭からこの世界観を示すランドマークみたいな音だったので、『引き込むな、石井さん!』って思いました」と、石井岳龍監督の芸術性の高い作品に参加できたこと、その完成度の高い映像に満足している様子でした。

一方、「台本を読んだときは、不思議な話だと思ったのに、それすら自然に受け入れられるくらいおもしろかったので、映像になったときにどうなるんだろう……というのがすごく楽しみでした。実際に完成したものを見て、最初にギターの音が流れた瞬間、かっこいいな! って(笑)。ほかにも衣装や美術から何から何まですべてがかっこいいんですよね。今の時代にはあまりない映画だったので、もっとこういう映画があればな、と思った作品でした」と黒木さん。綾野さんと同じく、この作品の世界観にどっぷり魅了されたようでした。

>>>花が女性の胸にしか咲かないというのは理にかなった設定……

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