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子宮の本当の大きさは? 実は知らない、子宮や卵巣のホント

◆ポーンと飛び出した卵子が、卵管にキャッチされる

卵巣から卵子が飛び出すと、卵管の先っぽに取り込まれて卵管の中で精子との出会いを待ちます。卵管の先っぽは卵管采といい、まるでイソギンチャクのような形をしていて、卵巣とはつながっていません。卵子はこの卵管采にキャッチされて卵管という長さ7cm、直径6~7mmの細い管の中で精子と出会い、子宮のほうへ移動します。卵管の中はとても細かい繊毛が生えていて、この繊毛と卵管のぜん動運動によって子宮の方向へ送られるのです。

卵管でうまく精子と出会って受精すれば、受精卵となって卵管を通り、子宮内膜に到着します。子宮内膜に着床すると妊娠がはじまります。子宮の大きさはニワトリの卵と同じくらいの大きさですが、妊娠すると30cm以上にまで大きく伸びます。

◆妊娠しないと内膜がはがれて生理がはじまる

妊娠が成立しないと、黄体(卵子を包んでいた卵胞が変化した細胞)は2週間ほどしてしぼみ白くなって消滅します。黄体から出ていた黄体ホルモンも急激に減って、いらなくなった内膜がはがれて、内膜にためられていた血液とともに、カラダの外へ排出されます。これが生理です。

3.【子宮がどの辺の位置にあるかわかる?】

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