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彼が自分にとって「一生の相手」かを見極めるチェックポイント

恋愛部長

信頼できる人に、自分の気持ちを説明する

オススメの方法は、まずは身近な友だちで、自分を絶対に受け止めてくれる人に対して練習してみること。ほんの小さなことでいいので、自分の今の心情を打ち明けてみましょう。絶対に自分を否定しない人を選んでね。辛口な友人とかはこの場合は不向きだからね。

信頼できる人を選んだら、仕事で自信をなくしているとか、誰かに嫉妬しているとか、少しネガティブなことを打ち明けてみて、それでも友だちが親身に聞いてくれることを確認しましょう。

きっと、友だちは受け止めてくれます。そして何も変わらないか、今まで以上に、親密な雰囲気を持ってくれると思います。その感覚を忘れないようにしましょう。自分が何を打ち明けても、自分のどんな面を見せても変わらずにいてくれる人がいる、ということを体感すればいいのです。

「いやいや、それが難しいんだよ」という方には、まずノートに書くことをオススメします。私自身がずっと続けていたことですが、ノートに、今の自分の思っていること、ネガティブなこと、悩み、人には言えない想いなどを、誰かに読ませる目的ではなく、ただ思いつくまま書きつけるんです。毎日1ページでも2ページでも、心に浮かぶことをとにかく書き出す。それで、だいぶすっきりしますし、自分がいま何を考えているのかを目で見ることができます。

私は、仕事や人間関係などで煮詰まってしまったときは、このノートを一冊持って、ふらりと旅行に行ったりしていました。宿でゆっくりしながら、途中の電車の中で、旅先のカフェで、ノートを広げてひたすら自分の心に浮かんでくることを書き出しました。

このノートを書くことに慣れたら、書き出した中から、人に話しても大丈夫なものを友だちに説明してみるのです。なるべく素直に、わかりやすく。人に話すことで、昇華できる想いはたくさんあります。「誰かが聞いてくれ、受け止めてくれた」というだけで、解決できることもたくさんあります。

そして、友だちで慣れてきたら、彼に対しても、少しずつ自分の想いを伝えるように努力しましょう。別に、ワガママを言ったり、感情的にふるまったりすることが、自分をさらけ出すことではないですから、自分のできる範囲で、自分が明かしたい分だけ、彼にも伝えていけばいいのです。焦りは禁物。最初は小出しでいいので、彼が一つ一つ受け止めてくれるのを確認しながら、自分の中で、彼に伝えきれていない想いを伝えていきましょう。

このとき、メールやSNSに頼らず、自分の言葉で、面と向かって話すことが大事。メールなどはどうしても、独白調になりがちで、相手に受け入れてもらっている感じもつかめません。なので、勇気はいりますが、相手の目を見て、直接話すことが大切だと思います。

「相手はそこまで自分を受け入れたいと思っていないんじゃないか?」と不安になってしまったら、この言葉を思い出してくださいね。「人に心を開かれて、その人を嫌いになれる人なんかいない」って。

小さな子どもが、誰からも好かれる理由は、子どもたちが、他人に対していっさいガードをしていないからです。どんな容貌でも、服装、職業も関係なく、誰にでも同じように笑いかける。無邪気に相手を信用して、心を開いている存在なので、だれもが子どもをいとおしいものと思うのです。

それと同じで、人は、誰かに信用されて、心を開かれていると、その人を嫌いになれないし、裏切れない、と思うものです。もちろん、そこに邪心が感じられない場合に限りますが。何か損得勘定が感じられたり、「自分の思うままに相手をコントロールしたい」「ワガママを聞いてもらおう」といった意図を感じてしまったりしたら、「そんな相手は面倒見切れない」って思ってしまうでしょう。

でも、普通の人間が、心を開いて、自分のネガティブな部分も含め、相手にさらけ出したとしたら、それを嫌う人なんかいません。むしろ、「自分もそういった部分を見せていいんだな」とホッとすると思います。

大事なのは、ビビりすぎて、相手の顔色をうかがいながら自分をさらそうとしないこと。やるなら、無邪気に。素直な子どもになった気持ちで。相手を信じて心をどーんとあずけてしまう気持ちでいきましょう。大丈夫、愛されていれば、絶対に受け入れられます。

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