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ドレス、ホームベーカリーetc. 「買う前にレンタル」で衝動買いセーブ!

こんにちは、浪費家ライターのユミです。

先週のクリーニング代節約の回で、お金をかけずに衣類をキレイに保つ方法を教わり、同時に賢いお金の使い方も教わりました。自分で言うのもなんですが、着実に節約スキルはあがっていってる気がします。

自動販売機やコンビニでつい買っちゃう、ちまちましたムダ使いを抑える「ちまこま財布」の活用、待機電力のカットで電気代節約、口座の自動引き落としを見直して、使いすぎの通信費を節約……。いろいろやってきました、約三カ月月間!! 最初のころよりは、マネースキルの高い“イイ女”に近づいているかと思います。ね、近づいてますよね。

笹沼さん(以下笹沼)「最初のころに比べたら、かなり進歩してるわよ、ユミちゃん! 前回のクリーニング代節約の回で、手入れが大変そうなものはそもそも買わないのもひとつの選択という話をしましたが、今回は買うべきものと買わなくてもいいものの見分け方についてお話しましょう!」

ユミ「と、いいますと?」
笹沼「ユミちゃんは今、ほしいな~買いたいな~って思っているモノってある?」
ユミ「えーっと、今一番気になってるのは、ホームベーカリー! あとはお風呂で見られるテレビも半身浴用にほしいし、あとはお仕事用にiPadもほしい!! それからそれから……」
笹沼「ストップ! そんなに全部、一度に買えるわけないでしょ(笑)」
ユミ「つ、つい……」
笹沼「さすがに全部はムリだけど、使ってみたいな、あったら便利そうだなと購入を検討しているものはあるわよね」
ユミ「そうなんです。でも、ホームベーカリーもお風呂用テレビも、お値段けっこうするし……」
笹沼「そうね、値段が張るものは買うのにもそれなりの“決心”が必要ですよね。でも、一大決心をして買ったのに、一回使っただけで満足してしまったり、自分の生活スタイルに合わなくて使わずにホコリをかぶっちゃっていたり……。そうなっちゃう可能性もありますよね」
ユミ「昔、深夜の通販番組で買ったダイエットグッズがまさにその道をたどっています……」
笹沼「やっぱりね(笑)。せっかくの大きい買い物をムダにしないために、オススメなのがレンタルサービス! 今は、買う前にレンタルして、自分の生活スタイルに本当に合うのか、自分が思っていた通りの使い方ができるかを試すことができるんですよ」
ユミ「へえ、便利!!」
笹沼「試してみて、今後も使えそうだったらそのまま買い取りもできたりするの。家電に限らず、ほかにもいろいろな生活用品が出ているので調べてみて。一回使ったきり、使わなくなって引き出しの奥に……なんてもったいない! 一回のために数万円を失ったも同じですよ」
ユミ「うう、耳が痛い……」
笹沼「家電だけでなく、ファッションなんかもそう。たとえば、結婚式にお呼ばれしたときのドレスやブランドもののバッグ。特にドレスなんか、毎日着るわけでもないのに、わりと値が張るし……それなのに1回着てしまったら、そのあと同じものを着ていくと、同じドレスを着た自分が写真に残ってしまいますよね」
ユミ「ああ……。特にそれが仲間うちだと『ユミちゃん、それ前も着ていたやつだよね?』っていう目で見られたりするんですよね……。男性はスーツがあるからいいですよね、女性は大変(涙)」
笹沼「うふふ、そのドレスも数千円から借りることができるんですよ。しかもショップによっては、レンタルしたドレスに合わせてバックや靴までコーディネートできるんですって。自分ではなかなか買わないような流行のデザインのドレスも着られるし、クリーニング代がレンタル料金に含まれているショップも多いので、わざわざクリーニングに出す必要もないのでお手軽ですよ」
ユミ「へえ! 実は来月、同期の結婚式が三回もあるんです! 着ていくものに困っていたから、利用してみようかな……。まさか3着もドレスを買うわけにはいかないし(涙)」
笹沼「ユミちゃん世代は、これからお友だちの結婚式にお呼ばれすることがもっともっと多くなるでしょうから、ぜひ賢く使ってみてください♪ モノはただ買うのではなく、本当に長く大切にできるのか、今のライフスタイルに必要なものなのかをきちんと考えて、賢くお金を使っていきましょうね!」

 

 ドレスレンタルで賢く節約♪

結婚式が近づくと、いつもデパートをかけずりまわってリーズナブルめのワンピースを調達していた私。ただ10,000円を超えることもありますから、けっこう痛い出費。でもそろそろ年齢も年齢だし、きちんとしたものが着たい。でもそれを毎回買うのにはお金がかかりすぎる……どうしよう!? と思っていたので、今回教えてもらったドレスレンタルはとても助かりました! 来月の結婚式用に二着ドレスをレンタルしましたが、トータルで8,000円以内に収まりました! 浮いたお金でヘアセットをしてもらっちゃおうかな♪

浪費家ライター 高木ユミ(28歳)

とにかく楽しいこと好きで、興味があるものにはなんでも飛びつくフットワークの軽さがとりえ。収入の2割は天引き貯蓄、服飾費は月に2万まで、などと自分なりにやりくりをしているつもりだが、なぜか月末はいつも赤字。

本当に必要なものを見極めよう!

まだまだ先行き不透明な時代。お金はカンタンにモノに変わるけど、モノは、同じ額のお金に変わってくれません。必要だからとついつい買っちゃうのではなく、「本当に自分が使うものは何か?」「使いこなせるものって何?」と自問自答しながら、自分の価値観に合って、大切に“使うもの”を選んでいきましょうね。(監修:笹沼純子)

 

笹沼純子/梶井彩

外資系金融機関で女性をメインに、個人個人に合わせたライフプランコンサルティングを行っている。いつでもハッピーに自分の人生を選択できる、そんな賢い女性が増えてほしいという願いを込めて「SmartLady講座」という勉強会を主催。

Illustration:加藤愛里

※この記事は2013年02月20日に公開されたものです

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