転職回数よりも「経験してきた業務内容」。人事担当者が30代キャリア採用の書類選考で見るポイント
学情はこのほど、企業・団体の人事担当者を対象に実施した「30代の中途入社者に期待する役割」に関する調査結果を発表しました。
30代の中途入社者には、マネジメントよりも「即戦力のあるプレイヤー」に期待
30代の中途入社者に期待する役割を尋ねたところ、「即戦力となるプレイヤー」(91.0%)が圧倒的に多く、「チームのマネジメント補佐」(44.7%)が続きました。「これまで得た知識や技術を活かして、若手プレイヤーのお手本になってほしい」「まずはプレイヤーとして成果を残してもらいたいが、適性があれば将来的にはマネジメント業務も任せたい」といった声が挙がっています。
30代のキャリア採用において、選考書類で見ているポイントは、「経験してきた業務内容」(82.2%)が最多でした。「転職回数」(64.7%)、「経験した職種・業種」(62.3%)、「転職理由」(60.6%)、「前職の勤続年数」(53.6%)が続いています。
30代のキャリア採用において面接で見ているポイントについて聞くと、最も多い回答は「コミュニケーションスキル」(86.2%)でした。次いで「人柄・社風との相性」(81.7%)、「仕事に対する姿勢や考え方」(75.8%)、「経験してきた業務内容」(75.3%)となっています。
調査概要
調査内容:30代の中途入社者に期待する役割
調査期間:2024年10月17日~2024年10月31日
調査機関:株式会社学情
調査対象:企業・団体の人事担当者
有効回答数:645件
調査方法:Web上でのアンケート調査
(フォルサ)