プリザーブドフラワーのプレゼントは失礼かも? 喜ばれるシーンと併せて解説
プリザーブドフラワーは、人気のあるフラワーギフトの1つ。
喜ばれることが多い贈り物であるものの、状況によっては失礼に当たる可能性があるということをご存じでしょうか? 相手を不快にさせないためにも、どんな場面でNGになるのか把握しておきたいものですよね。
そこで今回は、プリザーブドフラワーを贈ると失礼になるシーンについて詳しく解説していきます。また、渡しても問題ない場面も紹介しますので、贈り物を選ぶ際の参考にしてみてくださいね。
プリザーブドフラワーをプレゼントするのが失礼なシーンとは?
プリザーブドフラワーは、相手や状況によっては失礼に当たる場合があるので注意が必要です。次のシーンにおいては、プレゼントするのを避けましょう。
(1)お供え・お悔やみとして贈る
お供えやお悔やみとして花を贈る場合は、生花を贈るのが一般的です。そのため、プリザーブドフラワーを贈らないように気を付けましょう。
また、地域のしきたりや宗教的な観念によってもマナーは異なるため、事前に確認することが大切です。
(2)快気祝い・全快祝いとして贈る
快気祝いや全快祝いとしてプリザーブドフラワーを贈るのは失礼になる可能性があるので控えるのがベター。
快気祝い・全快祝いは、お見舞いのお礼や病気が快復したことを報告するためのもの。祝いには消え物を贈るのが一般的であるため、プリザーブドフラワーよりも生花の方が適しています。
また、長持ちする花は病気が長引くとして「縁起が悪い」と捉えられているため、退院祝いとして贈るのも避けるのが無難でしょう。
(3)風水を重んじる人に贈る
風水を重んじる人にプリザーブドフラワーをプレゼントする際は注意が必要です。
なぜなら、風水においてプリザーブドフラワーはドライフラワーのように「生命活動のない花」として認識されることがあるからです。
人によっては運気が下がるものとして敬遠する人もいるので、相手の好みや価値観に合ったプレゼントを選ぶようにしましょう。
プリザーブドフラワーをプレゼントするのが向いているシーン
次に、プリザーブドフラワーを贈るのに適したシーンを紹介していきます。
(1)記念日
プリザーブドフラワーは、誕生日や還暦祝い、母の日などの記念日に贈るのに最適です。
ケースの形もさまざまで、リボンやパールなどの小物でデコレーションされているものなど、オリジナリティを出しやすいのが特徴。
贈る相手の好みや雰囲気に合わせて選べば、個性的なプレゼントになるのできっと喜んでもらえるはずですよ。
(2)結婚祝い
長持ちすることから「永遠」という意味があるとされるプリザーブドフラワーは、結婚祝いの贈り物としてもぴったり。
結婚を祝福する気持ちを表現できるので、贈りものに迷った際はプリザーブドフラワーを贈ってあげましょう。
(3)開業・開店祝いに贈る
プリザーブドフラワーは、開業・開店祝いのプレゼントにもおすすめです。美しい花を店先に置いておけば、人目を引いて集客の助けにもなり得るかもしれません。
また、生花のように香りがないため、飲食店に置いても営業に支障をきたす心配がないでしょう。
お店の雰囲気に合わせたプリザーブドフラワーを選べば、店舗を華やかに演出するワンポイントにはるはずです。
(4)季節のイベントに贈る
クリスマスやバレンタインデー、ホワイトデーなど、季節のイベントにプリザーブドフラワーを贈るのも喜ばれます。
クリスマスなら赤と白、赤と緑などをテーマにしたカラーが最適。その季節に合ったデザインのものを探してみましょう。
プリザーブドフラワーをプレゼントするメリット・デメリット
では、プリザーブドフラワーをプレゼントするメリット・デメリットにはどのようなものがあるのでしょうか。
メリット
プリザーブドフラワーをプレゼントするメリットは、面倒なお手入れがいらず、生花のような美しさを長期間楽しんでもらえること。忙しい方でも、手軽に楽しめるのがメリットです。
また、特殊加工をして作られているため、現実にはない花の色も表現できます。推しのカラーや、贈る人のイメージに合わせたカラーを選ぶことができるのも、プリザーブドフラワーをプレゼントする魅力の1つでしょう。
デメリット
プリザーブドフラワーは、生花の水分を抜いて加工されています。そのため、生花と同様の美しさはあるものの、香りや生命力を感じられないのがデメリットといえるでしょう。
もし香りを楽しみたいということであれば、アロマオイルをプラスするのがおすすめです。
喜ばれるシーンでプリザーブドフラワーを贈ろう
プリザーブドフラワーはお手入れせずに長期間美しさを楽しめるギフトですが、贈る際は相手やシーンを選ぶことが大切です。特に、お供えや快気祝い、風水を重んじる人へのプレゼントにするのは控えるのがベター。
また、記念日や結婚祝いの贈り物としてチョイスするなら、相手の好みや雰囲気に合わせたデザインのものを探してみましょう。
ぜひ本記事を参考に、相手に喜ばれるギフトを贈ってくださいね。
(LIB_zine)
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