「言付かっております」の意味とは? 例文と使い方、注意点や言い換えを紹介
「言付かっております」は電話やメール、あいさつ文など、ビジネスシーンでよく使われます。しかし正しい敬語なのか、どういう状況で誰に対して使えばいいのかなど、疑問を持っている方も多いはず。そこで基本的な意味や例文、注意点などを確認しておきましょう。
「言付かっております」はフォーマルな場において、頼まれた伝言を取り次ぐ際などに使うフレーズです。
本記事では「言付かっております」の意味と使う時の注意点、類語などを紹介します。
「言付かっております」の意味とは
そもそも「言付ける(ことづける)」には、誰かに間に立ってもらい、伝言や品物を取り次いでもらうこと、という意味があります。
こと‐づ・ける【言付ける/託ける】
1人に頼んで伝言や品物を取り次いでもらう。「明日来るように—・ける」「手紙を添えて新築祝いを—・ける」
2 かこつける。口実にする。出典:(『デジタル大辞泉』小学館)
そして「言付かっております」は、誰かから伝言などを頼まれた立場の人の表現です。受け身系と敬語を組み合わせた表現で、主に目上の人に対して使います。