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マナーの基本を無視したほうが上手くいく理由とは?「マナーに気づかれては意味がない」

学生が社会に出て、まず身につけるべきこと、それは「ビジネスマナー」。社会人として、基本的な挨拶の仕方や言葉づかい、身だしなみなどを身につけなければいけません。しかし、それだけでは、相手に本当の意味での満足を感じてもらうことができませんよね。本当の「満足」とは、どこにあるのでしょうか?

ビジネスマナーは「当然できるべきもの」

新入社員として入社すると、最初にビジネスマナーの研修を実施する会社が多いと思います。というのも、マナーは、社会人としての基礎となる部分なのです。相手からの信頼を得るためにも、正しい言葉づかいや笑顔といったマナーは必須と言えるでしょう。また、自由な雰囲気の中で生活できた学生時代から一線を引くという意味合いもあると思います。

正しい言葉づかいや挨拶、相手を不快にさせない服装などは、社会に出るにあたっての「基礎」となる部分なのです。

「心」があって、はじめて伝わる

ビジネスマナーは大事な「基礎」ではありますが、しっかりと形が身に付いたら、そこに意識を置きすぎるのは考えものです。マナーの「形」が身に付いたら、その次に大事なことは「おもてなしの心」。相手がどうしたら喜んでくれるのか、気分よくお帰りいただけるのか…そのための工夫や実践こそが、本当の意味での「マナー」なのです。

逆に言うと、心のないマナーは、相手から見ると「マナーもどき」となってしまう可能性が。すべての「おもてなし」は、相手の満足を考えてのもの。相手が何を求めているのか、どうしたら喜んでくれるのかを感知するためにも、相手の動きや感情などに、常に敏感になっている必要があります。

会社での「おもてなし」とは?

東京ディズニーリゾートでの「感動した接客」はよく知られていますよね。事例はたくさんありますが、その多くは従業員のマニュアルから外れた行動をしていることをご存じですか?マニュアルを横においてでも、お客様の満足を優先するという姿勢が、多くの人に感動を与えてくれているわけです。

会社での日常では、なかなか「感動事例」にはならないかもしれませんが、相手を思う、その心意気を少しでも取り入れられたらいいですよね。

日常のほんの小さなこと…接客業に限らずとも、お客様が来たらその気配をいつも感じておく、何か必要な時に、すぐに手伝えるような心構えをしておく、といったことも「おもてなし」につながります。

会社など、あなたの身近な場所でできる「おもてなし」を、ぜひ考えてみてはいかがでしょうか。

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