厄年の女性がやってはいけないことは? 結婚や出産の考え方【2024】
女性の30代には2回訪れる厄年。前厄・後厄を合わせると6年間が厄年にあたりますが、どんな風に過ごすのが良いのでしょうか? この記事では厄年の女性がしてはいけないこと・すると良いことについて、占い師の紅たきさんに教えてもらいました。
日本には古来より、特別な年や不運が多いとされる年があります。
厄年もその1つであり、それがどんな年か知っておくと、さまざまな予定が立てやすくなるでしょう。
今回は、女性の厄年について解説していきます。
厄年とは?
厄年とは、大きな災難や不幸を避けるために、普段より慎んで過ごすべき年のことです。
厄年は「本厄」ともいい、最も気をつけなくてはいけない1年。そして、本厄の前の年を「前厄」、後の年を「後厄」と呼び、これらの年も注意して過ごすのが良いとされています。
女性の本厄は数え年で、19歳、33歳、37歳です。女性の場合、30代の大半を何らかの厄年として過ごすことになるので、心構えをしておきましょう。
【2024年】女性の厄年早見表
女性の厄年以下の通りです。
中でも女性の33歳にあたる大厄は、心身共に変化の多い年になりやすいといわれています。
前厄 | 本厄 | 後厄 |
平成19年生まれ(18歳) | 平成18年生まれ(19歳) | 平成17年生まれ(20歳) |
平成5年生まれ(32歳) | 平成4年生まれ(33歳) | 平成3年生まれ(34歳) |
平成元年生まれ(36歳) | 昭和63年生まれ(37歳) | 昭和62年生まれ(38歳) |
女性が厄年にやってはいけないこと
厄年には、人間関係における予期せぬ出来事が起こりやすいとされています。そのため、転職など人間関係が大きく変化することは避けた方が良いでしょう。
新しい職場環境や人間関係になじめず、思うように力を発揮できないかもしれません。それがトラブルに発展する可能性も。
もしどうしても転職する場合は、いつも以上に慎重に検討してみてください。
女性の厄年に結婚・出産は良くない?
女性の場合、厄年と結婚・出産のタイミングが重なることもあるでしょう。これらは厄年を避けた方が良いのでしょうか?
(1)結婚は気持ち重視で
厄年には、新しいことを始めない方が良いという説もあります。そのため、厄年に結婚をしない方が良いのではと不安になるのも当然です。
しかし結論からいえば、厄年に結婚しても問題ありません。女性の場合、前厄・後厄を含めた30代の厄年の期間は結婚適齢期と重なります。結婚したいと思う時期が厄年に当たる可能性は、実はとても高いのです。
そこで厄年を気にしすぎると、結婚のタイミングを逃してしまうかもしれません。良縁に恵まれ出会った男女が、結ばれるべくして結ばれるわけですから、厄年よりもお互いの気持ちを大切にするべきでしょう。
(2)出産は「厄落とし」ともいわれる
出産も人生の中の大きな出来事です。そのため、厄年にあたる時の出産を不安に感じるかもしれません。
しかし実は、厄年における出産はスピリチュアル的に見ておすすめなのです。「子が厄を祓(はら)う」とまで言われているほど。
また、出産という大仕事を乗り越えることで厄落としになるという説もあります。
女性が厄年にやると良いこと
では、厄年の女性はどんなことをすると良いのでしょうか?
(1)神社やお寺で厄払い・厄除けをする
厄払い・厄除けとは、災厄をもたらす罪や穢(けが)れを払うために、お祓いを受けたり身を清めたりすることです。
神社やお寺で祈祷を受けるのが一般的でしょう。
厄年の人は少しでも気分を晴れやかにするために、神社やお寺で厄払い・厄除けをしてみてはいかがでしょうか。
(2)お守りを身につける
厄年では、お守りになってくれるものを身につけるのも良いでしょう。
厄年に身につけると特に良いのは、長いものやウロコ模様のものです。ネックレスやストール、ベルトなどで取り入れてみるのがおすすめ。
また、パワーストーンを身につけるのもおすすめです。例えば、水晶は万能なパワーストーンであり、全てのことを良い方向へと導いてくれます。悪運を祓う効果のオニキスもおすすめです。
(3)勉強する
厄年は、1つの場所に落ち着いて、自分自身をレベルアップさせるのに良い年です。
厄年を過剰に恐れず、人生の転機だとポジティブに捉えて勉強に力を入れましょう。興味のあることを深く掘り下げるのに適したタイミングといえます。
厄年の女性が心掛けたいことは?
厄年には大きな決断をしないほうが良いと言われることも多いでしょう。
しかし、必ずしもそうとは言い切れず、むしろ厄年は自分の人生を良い方向に変えるためのチャンスと捉えた方が良いかもしれません。
ルーティンが続く毎日では、何かを変えようとしてもなかなか難しいものです。そのため、変化が起こりやすい厄年をチャンスと考えることで、人生に大きな転機がもたらされるかもしれません。
厄年だからといって必要以上に怖がる必要はないのです。厄払いや厄除けをしたら、日々を健やかに暮らせるよう自分自身で努力していくことが大切だといえます。
女性の厄年を恐れすぎる必要はない
女性の場合、前厄や後厄も含めると30代の大半が厄年になると前述しました。しかし、必要以上に恐れていては、せっかくの30代はあっという間にすぎてしまうでしょう。
厄年にあたる年齢は、自分の将来像や方向性が見えてくるタイミング。「人の役に立てる年齢に達した」と考える説もあります。
そのため、厄年だからといって怖がりすぎることなく、前向きに生活していってくださいね。
(紅たき)
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