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気高い人の心理や特徴とは? 気高い人になるコツも紹介

Shion

映画の登場人物などを見て、「気高い人になりたい!」と憧れたことはありますか? この記事では、まず「気高い」の意味や類語、英語表現を紹介。その上で、気高い人の心理や特徴、気高い人になるためのコツを解説します。

ハッとするような品があり、思わず目で追ってしまう……。そんな「気高い人」に出会ったことはありますか?

気高い振る舞いからにじみ出る余裕に、憧れている人もいるでしょう。

この記事では、気高い人の心理や特徴、気高い人になるためのコツを紹介します。

そもそも「気高い」の意味とは?

まずは「気高い」の意味を確認しましょう。また、意味の理解を深めるために、「気高い」の類語と英語表現も紹介します。

「気高い」の意味は「上品に見える」

「気高い」という言葉を辞書で調べると、以下のように記載されています。

け‐だか・い【気高い】
[形][文]けだか・し[ク]《古くは「けたかし」》
1 すぐれて上品に見える。気品がある。「―・い雰囲気」「―・い心」
2身分が高い。高貴である。
「生き給ひての御宿世は、いと―・くおはせし人」〈源・蜻蛉〉

(『デジタル大辞泉』小学館)

一般的に「気高い人」という時には、1の「上品に見える。気品がある」の意味で使われることが多いようです。

「気高い」の類語は「上品」など

「気高い」の類語としては、以下のようなものがあります。

・上品

・高尚

・尊い

・高潔

「気高い」は英語で「noble」

英語で「気高い」と表現したい場合は、「noble」が使えます。

辞書には以下のように記載されています。

noble
高潔な、気高い、崇高な、りっぱな、称賛に値して、りっぱで、堂々とした、壮大な、見事な、すばらしい

(出典:『Weblio英和辞典』)

気高い人の心理

「気高い」の意味を確認したところで、気高い人の心理を紹介します。

(1)謙虚でありつつ自信を持っている

気高い人の中には、謙虚でありつつ自分に自信を持っている人がいます。

気品を身につけ、維持するには、それなりの努力が必要なもの。その努力を続けているからこそ、自分に自信を持つことができるのでしょう。

そして、自信があると心に余裕ができるので、周囲に配慮した振る舞いがしやすくなります。それがさらなる気品につながるのかもしれません。

とはいえ、気高い人は自信があっても傲慢な態度を取ることはないでしょう。横柄な行動は、周囲に上品な印象を与えないことを分かっているからです。

そのため、気高い人は自信があっても謙虚に振る舞うことが多いようです。

(2)周囲に気を使っている

周囲への配慮に欠ける行動は、上品とはいえません。

気高い人は、周りの人たちが気持ちよく過ごせるよう、気を使える人でもあります。何かアクションを起こす前には、それが誰かの迷惑にならないか、よく考えることが多いようです。

自分の言葉や行動に責任を持ち、もし人に迷惑を掛けてしまったら誠実な対応をするでしょう。

そのため、周りから信頼されている人が多いと考えられます。

気高い人の特徴

ここからは、気高い人の特徴を見ていきましょう。

(1)言葉遣いが丁寧

気高い人は、言葉遣いが丁寧な傾向にあります。

たとえ嫌なことをされたとしても、乱暴な言葉を発することはないと考えられます。また、相手が誰であれ、丁寧な言葉と正しい敬語を使って話そうとするようです。

こうした言葉遣いが周囲に上品な印象を与えることを分かっていて、常に意識しているのでしょう。

(2)常に姿勢を正している

気高い人の特徴として、常に姿勢を正しているということが挙げられます。立っている時でも座っている時でも、いつも背筋を伸ばしている人が多いようです。

食事をしている時やオフィスで仕事をしている時など、どんな時でも姿勢が美しい人からは、それだけで気品を感じませんか?

気高い人は、自分の姿勢が周囲に与える印象を分かっているからこそ、いつも姿勢を正しているのだと考えられます。

(3)ルールを守る

誰にも見られていない時や急いでいる時、ついルールをおろそかにしてしまう人もいるでしょう。しかし、見られていないからといってルールを破るのは、上品な行為とはいいにくいです。

気高い人は、自分の品格を保つためにも、ルールを守ろうとする傾向があります。

また、前述したように周囲への気遣いができるので、ルールを破ることで周りに迷惑を掛けないよう意識しているというのも、規則を守る動機になっているようです。

(4)落ち着いて行動している

気高い人の特徴として、いつも落ち着いて行動していることも挙げられます。

上品な人は、何かあっても慌てることがないよう、時間に余裕を持って行動する傾向があります。そのため、ちょっとしたトラブルでパニックになってしまうことは少ないようです。

また、落ち着いた冷静な態度はそれだけで品を感じさせます。気高い人の中には、上品に見せるため意識的に落ち着いて振る舞っている人もいるでしょう。

気高い人になるためのコツ

「私も気高い人になりたい」と考えている人もいるかもしれません。

そこでここからは、気高い人になるためのコツを紹介します。取り組みやすいものから、少しずつチャレンジしてみてください。

(1)身だしなみを整える

気高い人は、周囲を不快にさせないような身だしなみを意識していることが多いです。

そのため、気高い人に近づきたいならまずは身だしなみを整えることから始めましょう。とはいっても、豪華に着飾る必要はありません。清潔感とTPO(時間・場所・場面)を意識することが大切です。

例えば、洋服やハンカチがシワシワだったり、毛玉がついていたりしませんか? きちんとアイロンがかかっていて、汚れや毛玉がないものを身につけるだけで、周囲に与える印象は変わるものです。

また、目上の人を交えた会食ではフォーマルな服装を選ぶなど、TPOにも気をつけましょう。そうすれば、周囲に好印象を与えやすくなるはずです。

(2)誰が相手でも丁寧な接し方を心掛ける

相手が自分より年次が浅い人や年下だからといって、横柄な態度で接する姿は上品とはいいにくいです。

そのため、気高い人になるには相手が誰であっても丁寧に接しましょう。乱暴な言葉は使わず、相手に対して敬意を持って接することが大切です。

そうすれば、周囲に上品な印象を与えることができると考えられます。

(3)常に見られていることを意識する

気高い人に近づこうと品のある行動を心掛けていても、気が緩むとつい姿勢が悪くなったり、ルールをおろそかにしてしまったりする人もいるかもしれません。

しかし、あなたは「見られていない」と思っていても、実は見ている人がいる可能性はあります。また、油断している時に誰かが現れることもあり得ます。

何より、気高い人は誰かが見ていようが見ていまいが、上品な振る舞いをしているもの。

本当に気高い人になるためには、どんな時も「誰かが見ているかも」と考え、身だしなみや姿勢、振る舞いに気をつけましょう。

(4)自信を持つ

自分に自信を持っていると、心に余裕が生まれます。それは、落ち着いた振る舞いや周囲への配慮につながります。

そのため、気高い人になるには自信をつけることも有効であると考えられます。

しかし、いきなり自分に自信を持つのは難しいもの。これまで紹介してきた気高い人になるためのコツを実践して成功体験を積むことで、少しずつ自信をつけていきましょう。

気高い人になりたいならできることから始めよう

気高い人は、マナーを身につけているため上品な雰囲気があります。また、周囲に気を配っていて、どんな相手でも丁寧に接することができる傾向にあります。

そのため、周囲から「信頼できる人だ」と思われていることも多いでしょう。

もしあなたも気高い人になりたいなら、この記事で紹介したコツを参考に、できることから行動を変えてみてください。

そうすれば、周囲に与える印象が少しずつ変わってくるはずです。

(Shion)

※画像はイメージです

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