【難読】“うつあお”ってなに? 「鬱蒼」の正しい読み方
本や資料で見かけることがあるけれど、正しい読み方や意味が分からずスルーしてしまっている言葉ってありませんか?
社会人として、知らないまま恥をかくような場面には遭遇したくないですよね。
今回考えるのは「鬱蒼」の読み方です。
“うつあお”? なにそれ? と思った方は、ぜひ答えをチェックしてみてくださいね。
「鬱蒼」の読み方は?
「鬱」は、“うつ”と読むのは知っている人も多いでしょう。「蒼」も、“あお”という読み方は知っている人が多いですよね。では、二つを合わせて“うつあお”と読むのでしょうか?
気になる読み方の正解ですが……。これ、実は“うっそう”と読みます。
「鬱蒼」の意味と使い方
『デジタル大辞泉』によれば、「鬱蒼」の意味は以下のように解説されています。
うっ‐そう〔‐サウ|‐ソウ〕【鬱×蒼/鬱×葱】
[ト・タル][文][形動タリ]樹木が茂ってあたりが薄暗いさま。「―とした森林」
樹木がこんもり茂る様子を表す言葉です。「鬱蒼とした森」なんて表現を聞いたことはないでしょうか。
読めない漢字はきっとまだまだたくさん
あなたは「鬱蒼」を正しく読むことはできましたか?
きっと世の中には、あなたが知らない言葉、漢字がまだまだたくさんあります。きっと聞いたことはあっても、漢字は知らなかったという人が多いのではないでしょうか。
知っている言葉でも、漢字を意識したことがなかったり、知らなかったりするものも多いですよね。なかなか漢字で目にすることはない言葉かもしれませんが、「こんな漢字が使われているんだ」という新たな知識が身につきましたね!
(ななしまもえ)