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#34 好きな人の「気になる女性」になれるフレーズとは?

#ラブスペル ~恋を叶える魔法のフレーズ~

浅田悠介(浅田さん@令和の魔法使い)

「ラブスペル」とは、意中の彼の心をつかみ恋を叶えるフレーズ。そんなフレーズを、恋愛コラムニストの浅田悠介さんが使い方や効果と併せて紹介します。

ラブスペルとは恋の呪文のこと。恋を叶えるフレーズです。

難しい恋の理屈は置いておいて。ひとまず英会話のように「フレーズから恋を学ぼう」というわけですね。心理学を用いて導き出したものなので強力ですよ。

好きな人の前でラブスペルを唱えてみれば、彼の反応がきっと変わるはず。

さあ、恋の魔法をかけてみない?

恋を叶える魔法のフレーズ

ラブスペルNo.34

「あなたみたいな人好きだよ」

この言葉の効果

相手の心を奪うことができます。

ポイントは「あなたのことが好き」だと明言しないことです。

「あなたのようなタイプの人が好きだ」と語っているに過ぎないのです。告白をしているわけではありません。この違いが重要です。

しかし彼からすると、愛の告白なのか、ただの雑談なのか、判断がつかないのですね。ぬか喜びしても恥ずかしいし、もし本当なら嬉しいし。感情を揺さぶれるのですね。

そして、いつのまにか意識させられている──大人の作戦だと言えるでしょう。

シンプルですが、じわじわと彼の心を揺さぶる爆発力を秘めています。ぜひ彼のハートを奪いたくなった時に唱えてほしいラブスペルです。

ラブスペルの使い方

初対面や、デートの最中など、大事な局面で使えます。

相手の瞳をみつめながら唱えましょう。

とはいえ、まるで愛を告白するかのように真剣なトーンにならないように。あくまで軽さを心がけること。言葉自体が強力なので、それくらいで丁度いい具合になります。

彼が面白いジョークを言ったり、興味深い知識を披露したり、レストランの扉を開けてくれたり、本当に、嬉しいなと感じた時に唱えるといいでしょう。

あるいは、会話の途中で、ふと黙ったあと──脈絡なく──しみじみ唱えることもできます。

その際、会話が中断したことを気にする必要ありません。会話の流れは、その場の二人さえ楽しければ、突然、どう変わっても許されるのですから。ドキドキは、ハプニングから生まれるというものです。

この「会話を中断してラブスペルを唱える」というテクニックも覚えておきましょう。

彼のペースを崩してみせる

恋愛は、いかに自分のペースを崩さず、彼のペースを崩すか。

この場合のペースとは、感情のことです。言い換えると、いかに自分の感情を揺さぶられずに、彼の感情を揺さぶるか、なのですね。これは「感情を揺さぶられた側は、揺さぶった側に対して、心理的に立場が弱くなる」という原則に基づいています。

だからこそ、あらかじめ用意したラブスペルを唱える、という作戦が有効なのです。

こちらは用意したラブスペルを唱えるだけ、というストレスが少ない状態です。しかし、それは感情を揺さぶるために計算された強力なフレーズです。彼からすると、突然、それを浴びせられることになります。もはや感情が動かざるを得ないわけですね。

心理学的に作り込まれたフレーズであること、あらかじめ用意しているので現場の負担が少ないこと。この二つが彼に対してあなたがペースを保つための、大きなアドバンテージになるのです。これも恋愛の知恵ですよ。

(文:浅田さん@令和の魔法使い、イラスト:塚由叡)

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