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両片思いですれ違いが起こるのはなぜ? 原因と特徴を解説

岡裕之

「両片思い」とは、互いに相手が好きなのに気持ちを伝えられず、両方が片思いをしている状態を指します。好きな気持ちを確かめられていないので、すれ違いが起こることも。この記事では、両片思いですれ違いが起こる原因と、両片思いの特徴を解説します。

互いに好きなのに、片思いだと思い込んで進展がない「両片思い」。気持ちを伝えられずにすれ違いが続くと、そのまま自然消滅してしまうことがあります。

この記事では、両片思いですれ違いが起こってしまう原因と、両片思いの特徴を解説しています。「両片思いかも?」という相手がいる人は、参考にしてみてください。

Check!:両片思いって何? 特徴や原因&両思いになるためのコツ

両片思いですれ違いが起こる原因

「好きな相手との関係は悪くないのに、なかなか距離が縮まらない……」と、もどかしい気持ちを抱いている人もいると思います。どうしてそんなすれ違いが起こってしまうのでしょうか?

(1)振られるのが怖いから

好きな相手だからこそ、「振られた場合に関係がギクシャクするのが怖くて告白できない」という人がいます。

相手が自分に対して好意的に接してくれても「振られるのではないか」という不安をぬぐい切れず、なかなか告白できません。

そのため、両思いなのに気持ちを確かめ合うことができないまま時間が過ぎてしまいます。

(2)友達の期間が長いから

互いに友達として接してきた期間が長くても、両片思いですれ違ってしまうことがあります。

ずっと友達として接してきたので、異性として意識するようになるとどう接したら良いか分からなくなって、アプローチできないというパターンが多いです。

また、相手を友達として信頼しているからこそ、関係が壊れるのを恐れてしまい距離を縮められないというパターンもあります。

(3)現在の関係で満足しているから

片思い中のドキドキしている状態で、関係が落ち着いてしまっているケースもあります。

「相手も私のことを好きかもしれない」と感じながら接している期間は楽しいもの。しかし無理に距離を縮めて失敗したら、もうその感覚を味わうことができません。

そのため、今の関係が壊れるのを避けて進展しないまま、すれ違いが続いているという可能性も考えられます。

(4)恋愛経験が少ないから

お互い恋愛経験が少ないために、好きになった相手にどう接したら良いか分からず、すれ違ってしまうこともあります。

奥手なタイプだと特に、なかなか自分からアプローチすることができません。

相手を好きな気持ちが伝わらないので、「友達としか思ってくれていないのかな」と勘違いされてしまい、関係が進展しないまま時間が過ぎてしまいます。

(5)忙しくて恋愛に時間が取れないから

仕事などが忙しくて恋愛に時間が取れず、すれ違っているケースも。

電話やLINEで連絡が取れていたとしても、実際に会う時間が取れないと距離を縮めるのは難しいでしょう。

なかなか距離が縮まらないと、互いに好意はあっても「やっぱり脈なしなのかな……」と感じてしまい、すれ違いが起こる可能性が高いです。

(6)どちらかに交際相手がいるから

両片思いですれ違いが起こるのは、互いにフリーの場合だけとは限りません。

相手に交際相手がいると、たとえ「もう恋人への気持ちが冷めているから別れるかも」と言われていたとしても、アプローチしにくいもの。

この場合、互いに相手の好意を分かっていたとしても関係を進展させることができないので、両片思いの状態から抜け出すのが難しくなってしまいます。

両片思いの特徴6つ

ここからは、両片思いになっている2人の特徴を紹介します。自分の状況に当てはまるか、チェックしてみてください。

(1)周囲に「付き合ってるの?」とよく聞かれる

両片思いの2人からは、すでにカップルのような雰囲気が出ている場合が多いです。そのため、周りからはもう付き合っていると思われることもあります。

「付き合っていない」と伝えても信じてもらえなかったり、「早く付き合わないの?」と急かされたりすることもあるでしょう。

客観的には恋人同士に見えても、本人たちには自覚がないのが特徴です。

(2)よく目が合う

ふとした瞬間によく目が合うのも、両片思いの特徴です。

好きな人のことはつい気になって、目で追ってしまうもの。そのため、髪型やファッションなど、相手の変化にいち早く気づいて声を掛けることも多いです。

(3)用事がなくても頻繁に連絡を取り合っている

好きな人とは連絡を取っていたいと感じるもの。用事がなくても普段から連絡を取り合うようなら、両片思いの可能性が高いです。

また、プライベートな会話も多く、何でも話せてしまうことも多いです。

ただ、互いに「今の関係を壊したくない」という気持ちから距離を縮めることに慎重になっているため、相手に自分の恋愛感情が伝わるような話はしない傾向にあります。

(4)2人で行動することが多い

両片思いの2人は、一緒に遊んだり出掛けたりすることが多いです。

互いに趣味や価値観が合うことから頻繁に2人で会っていて、その流れで両片思いになるケースもあります。

一緒にいて楽しい反面、「この関係を壊したくない」という気持ちが働いて、仲が進展しにくいのも特徴の1つです。

(5)気軽に悩みごとを相談している

両片思いの2人は互いに相手のことを信頼しているため、普段から悩みごとを相談しているケースも多いです。

小さな悩みから真剣な悩みまで、どんなことでも話せるという安心感があるのも、相手と深い関係を築けているからこそでしょう。

しかし相手と距離を縮めることには臆病になってしまい、自分の好意が伝わるようなことは言えないのが特徴です。

(6)相手の「好きアピール」を信じ切れない

相手との今の関係を壊すのが怖くて恋愛の話を避けてきた傾向にあるので、相手からの「好きアピール」を信じ切れないのも、両片思いの特徴です。

両片思いの場合は、慎重になるあまり相手の好意を素直に受け取れず、「好きアピール」をされても「勘違いかも」と誤解してしまうことがあります。

特に、恋愛経験が少ない人は自信が持てないことも多いので、相手からの脈ありサインに気づけず、関係が進展しにくい傾向にあります。

両片思いから抜け出す方法5つ

両片思いですれ違っている状態が長く続きすぎると、互いに「脈なしなのかな」と感じてしまい、自然消滅することもあります。

そうならないために、両片思いの状態から抜け出して恋を成就させる方法を紹介します。

(1)デートスポットに出掛ける

普段から2人で出掛けることも多いなら、おしゃれなレストランや夜景が見える場所など、いかにも「デート」を連想させるような場所に出掛けてみましょう。

また、相手を誘う時に「デートしよう」などと強調して誘うのもおすすめ。

そうすることで、相手を異性として見ていると伝わるので関係を進展させるきっかけになります。

(2)相手を恋人候補として見ていることを匂わせる

2人の友達関係が長い場合、相手から「友達として仲良くしてくれているんだろうな」と思われていて恋愛に発展しないこともあります。

そこで、「○○君が彼氏だったら毎日楽しそう」「○○ちゃんみたいな彼女がいればなぁ」など、相手を恋人候補として見ていることを分かりやすく伝えてみましょう。

上段で述べたように、両片思いの相手には好きアピールを信じてもらえない可能性があるので、分かりやすい言葉で伝えることが大事です。

そうすれば、相手に「異性として好意を抱いてくれているんだ」と気づいてもらえる可能性が高くなるので、2人の関係も進展しやすくなるはずです。

(3)「付き合ってるの?」と聞かれたことを伝える

もし周りから「付き合ってるの?」「なんで付き合わないの?」と聞かれた経験があるなら、それを相手に伝えてみましょう。

それを聞いた相手がうれしそうにしていたり照れていたりしたら、あなたと付き合うことを望んでいる可能性が高いです。

そこで冗談っぽく「なんで付き合わないんだろうね?」「私はアリだと思うけどな」などと伝えれば、その流れで告白してもらえるという展開もあるかもしれません。

(4)共通の友達に協力してもらう

共通の友達がいるなら、その人の手を借りるという方法もあります。

友達に「もし告白されたら付き合う?」などと聞いてもらい、相手の好意を確認できれば告白する勇気が出るはずです。

また、友達から「○○ちゃん、絶対告白されるの待ってるよ!」といったように相手の背中を押してもらうのもアリです。

(5)自分から告白する

両片思いを抜け出すための一番確実な方法は、自分から告白することです。告白するのは勇気がいるものですが、両片思いの相手なら振られることはほぼないでしょう。

2人が両片思いの特徴に当てはまっているようなら、思い切って告白してみましょう。

それでも勇気が出ない時は、信頼できる友達に2人の現状を相談して「両思いだろう」というお墨つきをもらえば自信がつくはずです。

「両片思い」から「両思い」を目指そう

今回は、両片思いなのにすれ違いが起こってしまう原因と特徴を解説しました。

両片思いをしていると、素直に好意を伝えたり受け取ったりすることができないことも多いです。「自分が勘違いしているだけ」と思い込み、お付き合いに向けた一歩を踏み出す勇気が出ない人もいるでしょう。

しかし、もし相手と両思いになりたいなら、分かりやすいアプローチをすることも大切です。

これまで築いてきた2人の信頼関係に自信を持って、距離を縮めていきましょう。

(岡裕之)

※画像はイメージです

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