お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

ひとりで生きる覚悟をした時の準備2つ&幸せに生きる方法

E子

「ひとりで生きる」という選択肢が頭をよぎった時、同時に考えなければいけないのが「どんなことを覚悟して、準備しておくべきか」ということ。今回はコラムニストのE子さんに、ひとりで幸せに生きる方法や必要な準備について解説してもらいます。

結婚をせずに「ひとりで生きる」ことを決断する時、その選択が正しいのかどうか、迷わない人はいないのではないでしょうか。

どれだけ考えたって、どれだけ数多くの結婚経験者・離婚経験者・独身歴の長い人にアドバイスをもらったって、自分の人生の最適解は分からないもの。

そんな中で、自信を持って「ひとりで生きる」と決めるために、どうすれば良いのでしょうか。

この記事で、一緒に考えていきましょう。

ひとりで生きるのは寂しい?

私は比較的、「ひとりで生きる」のに向いている方かなと思っています。マイペースで、単独行動が好きで、恋愛体質で飽き性。これ以上ないくらい「ひとり向き」の人材ではないでしょうか。

しかし、そんな私でも思うのです。「ひとりで生きるのは絶対に寂しい」と。

もちろん、今は寂しくありません。気軽に会える独身の友人もいて、彼氏を作るという選択肢もあって、仕事も忙しい。

しかし、いずれ必ず、寂しくなる日がくると確信をしています。

いつまでも今の状況が続くわけでもありません。加齢による体調不良や、それによって明るい未来が思い描けなくなった時、ひとりでそれを乗り越えられるか……は大きな課題です。

もちろん、ひとりで生きていれば、自由に自分の人生を楽しむことができるのも事実。「自分の人生、自分の思うように生きていきたい!」という人は、ひとりで生きていく方が向いていることもあります。

ひとりで生きるメリットとデメリットを把握した上で、もしひとりで生きる決意をしたなら、将来に備えて準備をしていくことが大事になってくるでしょう。

みんなが「ひとりで生きる」と覚悟したのはどんな時?

「ひとりで生きる」ことを決断した人たちは、一体どのようなタイミングやきっかけで覚悟を決めたのでしょうか。周囲の知人や、ツイッターで見かけたケースから分析してみました。

(1)子どもを持たないと決めた時

子どもを持つことを結婚の動機とする人も多いように思います。

そのため、将来のことを考えて「今後子どもを持たない人生を歩もう」と決めた時に、ひとりで生きる決断をする人もいるようです。

(2)婚約破棄をした時

婚約をするということは、その時点で結婚を一度は決意したということ。しかし、それほどの大きな決断を覆すのが婚約破棄。

それがきっかけで、「もう結婚で大変な思いはしたくない」と思ったり、「やっぱり私は独身の方が向いている」と思ったり。

理由はさまざまでしょうが、婚約破棄をした時に「ひとりで生きる」選択をする人もいるようですね。

ひとりで生きることのメリットとデメリット

ここからは、ひとりで生きることのメリットとデメリットを見ていきましょう。

ひとりで生きることのメリット

まずはひとりで生きることのメリットを紹介します。

(1)時間もお金も自由自在

「自分の人生を自由に謳歌できる」というのはひとりで生きることの大きなメリットではないでしょうか。

夢を追いかけるも良し、思い立ったその日に海外移住を決めるも良し。何だってできます。

「枠にはまらずにいつでも好きなことをしたい」「突拍子のないことをしたい」という人には「ひとりで生きる」のが合っているといえるでしょう。

(2)配偶者絡みの人間関係で嫌な思いをしない

離婚をする夫婦も少なくありませんが、離婚までいかなくても「誰かと人生を共にする」以上、人間関係のいざこざはつきもの。

「お姑さんと性格が合わない」とか、「配偶者と意見が衝突して人生の決断が思うようにいかない」とか。はたまた、「隣の家の人が苦手で引っ越したいくらいだが配偶者の仕事の都合上引っ越せない」とか。

小さなことから大きなことまで、ひとりで生きていれば、配偶者がいることによる人間関係のストレスと無縁でいられるのはメリットといえるでしょう。

ひとりで生きることのデメリット

一方、ひとりで生きることにはデメリットもあります。

(1)家族がいない

両親が健在なうちは良いかもしれませんが、生涯「ひとり」を貫くと必ず感じるのが、「自分には家族がいない」ということ。

例えば入院する時や何か大きな契約をする時、「家族」が必要になるタイミングって結構あります。

毎度毎度、兄弟姉妹を頼るのも申し訳なく感じるかもしれませんし、兄弟姉妹も高齢化してくれば、いずれは甥姪を頼らざるを得ません。

このように、同居家族がいないというのは、想像以上に不便なものです。

(2)とにかく寂しい

ひとりで生きていると、年々寂しくなることが多いでしょう。

話し相手がいないこと。長年連れ添ったパートナーがいないこと。思い出を共有できる相手がいないこと。そして、子どもも、孫もいないこと。

何をとっても「寂しい」と感じる人は多いと思います。この寂しさは、年を取れば取るほど強くなる傾向があります。

ひとりで生きるために準備しておくべきこと2つ

ひとりで生きることのデメリットを見て怖くなった人もいるかもしれませんが、備えあれば憂いなし。事前にデメリットを把握していれば、そうならないように準備をすることはできます。

(1)助け合える人をつくっておく

困った時に助け合える人をつくっておきましょう。

ただし、一方的に頼っていると「いつも頼ってばかりで申し訳ないな……」と心理的に負担になる可能性があります。

そのため、お互いにメリットがあって相互補完できるような関係性だと良いでしょう。

(2)経済力を身につける

ひとりで生きていくには、自分のことをしっかり自分で養っていく必要があります。また、人を頼らねばならなくなった時に、お金は必ず役に立ちます。

「貯金をする」ということに加え、「自分で食べていくためにきちんと稼げるようなスキルを身につけておく」ということも大事でしょう。

ひとりでも幸せに生きていく方法

ひとりで生きるには、それ相応の覚悟が必要ということは分かってもらえたかと思います。

そういった覚悟とは別に、具体的にどう行動すればひとりで幸せに生きていけるのでしょうか。

(1)没頭できる趣味を持つ

ひとりで生きていくと、寂しさを感じることもあるでしょう。

そんな時でも、寂しさや時間を忘れてしまうくらい没頭できる趣味があると、より生活を充実させられるはずです。

(2)やりがいのある仕事をする

働いているうちは、1日の中でも仕事をしている時間がかなり長くなります。

楽しみながら仕事に打ち込むことで達成感が得られれば、人生も充実してくるでしょう。

(3)友人を大事にする

何かあった時に助け合える友人は宝物であり財産です。また、人からの信頼はお金では買えません。

このことを忘れずに、今仲良くしてくれている友人を大事にしましょう。

勇気を持って決断すれば幸せを勝ち取れる

デメリットもある中で、「ひとりで生きる」ことを選択するのには勇気が必要です。

しかし、その勇気ある決断をできる人ならば、必ず自身の幸せを自分の力で勝ち取れるはず。

それは、人と生きるという選択をしても同じかもしれません。

しかし、「自分の人生に自分で責任を持つ!」と覚悟して得られた結果は「自分の力で勝ち取った」という感覚がより強くなり、それが幸福感にもつながるのではないでしょうか。

どのような人生の選択をしたとしても、1回きりの人生を最高のモノにできるよう、明るく前向きにやっていきたいですよね。

(E子)

※画像はイメージです

SHARE