つらい失恋から立ち直るには? 7つの方法
相手のことが好きだったからこそ、つらい失恋。いつまでも引きずってしまうという人もいるのではないでしょうか? この記事では、失恋を引きずってしまう理由や立ち直るまでの期間と方法、失恋から立ち直れないことによる悪影響について紹介します。
失恋をした時は、悲しみや虚無感でいっぱいになり、もう二度と立ち直れないのではないかと考えてしまうことがありますよね。
気持ちの切り替えは簡単ではないかもしれませんが、新しい恋に向けて歩き出すために、失恋から立ち直る方法を紹介します。
また、失恋を引きずってしまう理由と、失恋から立ち直れないことによる影響についても見てみましょう。
失恋から立ち直るまでの期間はどのくらい?
失恋から立ち直るまでの期間は、どのぐらいかかるのでしょうか?
アンケート結果(※1)から見てみましょう。
Q.失恋からどのくらいで立ち直りましたか?
第1位「半年以上~1年未満」(29.4%)
第2位「1カ月以上~3カ月未満」(20.9%)
第3位「1週間以上~1カ月未満」(20.0%)
第4位「3カ月以上~半年未満」(15.3%)
第5位「1週間未満」(14.5%)
※第6位以下省略
失恋から立ち直るまでの期間で一番多いのは、「半年以上~1年未満」という結果に。半年以上もの長い間、立ち直れない人がたくさんいます。
自分だけじゃなかったと思うと、気持ちが少し楽になるのではないでしょうか。
その一方で、「1週間以上~1カ月未満」という短期間で立ち直っている人が、4人に1人はいるのも事実。立ち直るまで期間は、かなり個人差があるようです。
なぜ失恋を引きずってしまうの?
では、なぜ私たちは失恋を引きずってしまうのか、その理由を考えてみましょう。
(1)復縁を期待しているから
心のどこかで復縁を期待していることが、失恋を引きずってしまう理由の1つです。
「きちんと話し合えばよりを戻せるかも」「振ったことを後悔して戻ってきてくれるかも」など、復縁の可能性に期待して、次に進めなくなってしまいます。
(2)後悔していることがあるから
失恋相手に対して何か後悔していることがあると、なかなか失恋の悲しみから抜け出すことができません。
あの時こうしていれば、という後悔のループに陥ってしまい、違う未来があったかもしれないと想像して、立ち直るまでに時間がかかってしまいます。
(3)愛情をどこへ向けていいのか分からないから
今まで相手に向けていた愛情をどこへ向けていいのか分からず、失恋から立ち直れなくなるケースもあります。
失恋相手のことがまだ好きでも、本人に愛情を向けることはもうできません。そのため、行き場を失った愛情が、寂しさや孤独感をより強く感じさせます。
(4)交際期間が長かったから
交際期間が長かった人も、引きずってしまうことが多いです。
相手がいることを当たり前のように感じていたため、孤独感や喪失感が強く、立ち直るまでに時間がかかってしまいます。
(5)相手に依存してしまっていたから
失恋相手に依存してしまっていた場合も、なかなか立ち直ることができません。
失恋したことよりも、依存する相手がいなくなった喪失感からなかなか抜け出せなくなってしまいます。
(6)相手と一緒に過ごした過去を振り返ってしまうから
相手との過去を振り返ってしまう方も、ショックが長引く傾向にあります。
思い出すたびに切ない気持ちにとらわれてしまい、なかなか前を向いて進むことができません。
失恋から立ち直れないことによる悪影響は?
失恋からなかなか立ち直れないでいると、さまざまなことに悪影響が及ぶ可能性があります。
(1)自分に自信が持てない
「相手が去ってしまったのは何か自分に悪いところがあったのでは……」「自分より他の人の方が魅力的なのでは?」などと考えてしまい、自分に自信が持てなくなってしまいます。
失恋は、あなたが悪いわけではなく、お互いに縁がなかっただけのこと。あなたの人間性が否定されたわけではないので、ネガティブに考え込まないようにしましょう。
(2)仕事が手につかなくなる
失恋の悲しみで頭がいっぱいになってしまい、仕事が手につかなくなることもあります。
仕事中に泣きたくなったり、集中力が続かずミスをしてしまったりと、仕事面でも悪影響が出て、周りに迷惑をかけてしまうかもしれません。^
(3)新しい出会いに目を向けられない
失恋相手にまだ気持ちが残っていると、もし新しい出会いがあっても、他の人に目を向けようという気力がなくなってしまいます。
せっかくアプローチされても、スルーしてしまったり、どうしても乗り気になれなかったり。次の恋に進めず、なかなか回復できなくなります。
(4)何事にも気力が湧かない
失恋のことで頭がいっぱいになってしまうと、他のことに対する気力を失ってしまいます。
出かける元気がなくなったり、人に会う気力も湧かなくなったりすると、より孤独を感じてしまいがちです。
失恋から立ち直る7つの方法
ここからは、失恋から立ち直りたい方におすすめの方法を7つ紹介します。無理をせず、自分にとってハードルが低いところから試してみましょう。
(1)思い出の品を捨てる
失恋相手との思い出の品は、思い切って処分してしまいましょう。その品を見て悲しくなるようなら、それは今のあなたに必要な物ではありません。
写真やプレゼントなど、相手を思い出すものは捨てて、相手と自分はもう何の関係もないのだとはっきり認識するきっかけにしましょう。
(2)冷静に相手のことを思い出す
失恋直後は、「私にはこの人しかいない」と思いがちです。しかし、冷静に過去の記憶を振り返ってみると、「あの人でなくても良かったのでは……?」と思えることもあります。
いきなり相手を失ってしまったためショック状態にあると思いますが、よくよく考えてみると、相手の嫌だった行動や、自分も少し別れを迷っていたことを思い出すかもしれません。
(3)信頼できる人に相談する
信頼できる人に思っていることを聞いてもらうだけでも、気持ちが楽になるものです。悲しい、つらい、苦しいという思いを口に出し、感情を外に出してあげましょう。
そうすることで、気持ちの整理ができるとともに、自分自身の本当の感情に気付くきっかけにもなります。
(4)泣きたいだけ泣く
まだ泣いていない人は、泣きたいだけ泣いてスッキリしましょう。泣くことは、感情のデトックスにつながります。
大人になると、「泣く=情けない、恥ずかしい」と思いがちですが、決してそんなことはありません。泣きたい気持ちが強い時は、自分の感情に素直になって、思い切り泣くのがおすすめです。
(5)趣味に没頭する
趣味や好きなことに集中する時間を意図的につくってみましょう。本を読んだり映画を観たり、簡単なことで構いません。
自分が好きだと感じることに時間を割いて、相手のことを考える時間を徐々に減らしていきましょう。
(6)何か新しいことをしてみる
何か新しいことに挑戦してみるのもおすすめです。
英会話を習い始めたり、一人旅デビューをしたり、何でもいいのでチャレンジしてみましょう。
新しい服を着る、通勤ルートを少し変えてみる、といった簡単なものでもOKです。
今までになかった行動をとることで気分転換になり、気持ちを切り替えるきっかけになります。
(7)終わりを受け入れる
もうこの恋は終わったのだと自分自身で納得できなければ、失恋の悲しみから抜け出すことはできません。
そうでなければ、「また相手が戻ってきてくれるかも」「隣にいられなくてつらい」などと考えてしまい、なかなか新しい恋へ足を踏み出すことができなくなります。
この恋は終わったということをしっかり認識し、失恋したことを受け入れましょう。
失恋から立ち直り新しい恋に向けて歩き出そう
失恋から立ち直るためには、恋が終わったことを受け入れて、新たな道を進んでいかなくてはいけません。
失恋した直後はつらい気持ちが強いと思いますが、少しずつ気持ちを切り替えられるようにしましょう。
相手との思い出を処分したり、何か新しいことを始めてみたり、自分にできそうなことからチャレンジしてみてください。
失恋から立ち直り、新しい恋に向けて歩き出す準備をしていきましょう。
(水城みかん)
※画像はイメージです
※1 マイナビウーマン調べ
調査日時:2019年2月22日~2月23日
調査人数:235人(22~34歳の働く未婚女性)