束縛の意味とは? 束縛彼氏の特徴と上手な付き合い方
彼氏のことは好きだけど、束縛がひどくて困っている……。そんなお悩みはありませんか? 束縛をする彼氏には、一体どんな心理が隠れているのでしょう。今回は束縛する男性の特徴やその心理について解説します。
彼氏に「誰とどこに行くの?」「俺以外の男性と会わないで」と言われたらどう感じますか?
「もしかしたらこれって束縛?」と不安になる人もいるでしょう。できれば束縛をやめてほしいと思う人もいるかもしれません。
そこで今回は、束縛彼氏の特徴や上手く付き合う方法を紹介します。
「束縛」とは?
「束縛」とは、相手の行動を制限して自由を奪う行為のこと。
恋人や家族、友人を独占したいという思いから、相手の行動や心を束縛しようとします。
束縛かどうかは、その度合いや束縛される側の受け取り方によっても判断が異なります。
ですが、相手が迷惑に思ったり恐怖を感じたりしたら、それは束縛だといえるでしょう。
彼氏の行動をチェック! 束縛彼氏の特徴6つ
彼氏の言動が束縛なのか、判断に困っている人もいるのではないでしょうか。
ここからは、束縛彼氏に見られる特徴的な言動を紹介します。
(1)スマホをチェックする
束縛彼氏は、彼女のスマホを定期的にチェックしたがります。スマホを見れば彼女の行動や交友関係が一目瞭然だからです。
中には、彼女が席を外した隙に、勝手にスマホを盗み見る男性もいます。
恋人といえども、無断で人のスマホをチェックするのはマナー違反です。
(2)スケジュールを把握したがる
束縛彼氏は、彼女の仕事やプライベートにおけるスケジュールを全て把握したがります。
特に、休日は誰とどこへ行くのか、把握しないと気が済まないという場合も多いようです。その場合、自分と会わない週末のスケジュールをしつこく聞いてくるでしょう。
中にはスケジュール帳を見せるように要求される、お互いにスケジュールが確認できるアプリを入れられるなどのケースもあります。
ここまでいくと、束縛彼氏である可能性が高いといえます。
(3)常にどこにいるのか知りたがる
束縛彼氏は彼女の全てを把握したいと考えているため、彼女が今どこで何をしているのかを知りたがります。
自分と一緒に過ごしていない時間は、どこで何をしているのか逐一報告させる男性もいるようです。
急な予定が入っただけで、浮気を疑われるケースもあります。
(4)男性がいる飲み会に参加させない
束縛彼氏は、彼女が飲み会に参加することを良く思いません。
特に、男性がいる飲み会には参加させない人が多いです。それが、同級生や同僚たちとの飲み会であっても、男性がいれば無条件で却下ということもあるようです。
ただの友達だといくら説明しても、その場に自分以外の男性がいるのはNGなのです。
(5)交友関係をしつこく聞いてくる
束縛彼氏は、自分に自信がないために彼女の行動を制限することで独占し、安心感を得ようとします。
そのため、自分の知らない交友関係を許せず、特に男性の友人がいる場合は気が気でなくなってしまうのです。
不安が大きくなりすぎると、自分以外の交友関係を全て断つように言ってくることもあるようです。
(6)返信が遅れると不機嫌になる
束縛彼氏は彼女の行動を把握したいため、マメに連絡をしてきます。
しかし、彼女の返信が少しでも遅れると「無視しないで」「どうして返信をくれないの?」などと不機嫌になることも。
もし返信が遅れそうな日は、事前に伝えておかないとケンカになるかもしれません。
彼女を束縛する彼氏の心理
束縛をしてくるのは、もちろん理由があってのことでしょう。
ここでは、束縛する彼氏の心理を解説します。
(1)彼女のことが好きすぎる
彼女を束縛する理由としてもっとも多いのは、相手への愛情が強すぎるということです。
思いが強すぎるゆえに、「行動を把握したい」「独り占めしたい」と思うのです。
束縛は愛情の裏返しでもあるといえるかもしれません。
(2)浮気されないか不安
束縛をする彼氏は自分に自信がないため、「浮気をされるのではないか」「フラれるのではないか」という不安がつきまといます。
特に、彼女がモテる場合や交友関係が広い場合は、不安でいっぱいなはずです。
とはいえ、彼女に「浮気してないよね?」と聞く勇気もありません。そのため、束縛をすることで、自分の心の中にある不安を解消しているのです。
(3)寂しがり屋・構ってほしい
束縛をする彼氏は、寂しがり屋で彼女に構ってほしいという心理が隠れている場合があります。
そのため、彼女が飲み会に行ったり趣味を楽しんでいたりすると、自分が置いてけぼりになった気分になり束縛してしまうことも。
束縛彼氏にとっては彼女が全てなので、その彼女が他のことに夢中になっていると寂しくなってしまうのです。
(4)自分に自信がない
束縛が強い彼氏は、彼女のことを完璧な理想の相手だと考える傾向があります。
それゆえ、「何で自分と付き合ってくれているんだろう」「いつか他の男性のところへ行ってしまうのでは」と不安がつきまとうのです。
このタイプの人は自分の自信のなさをごまかすために、恋人を束縛することで安心感を得ようとしているのかもしれません。
束縛彼氏との上手な付き合い方
束縛は時として破局の原因になることもあります。
もし、彼氏からの束縛が嫌だと感じているなら、早めに解決した方が良いでしょう。
最後に、束縛する彼氏との上手な付き合い方を紹介します。
(1)彼氏を不安な気持ちにさせない
束縛をする一番の原因は、彼女を好きすぎるゆえに「浮気されるのではないか」「自分以外の男性の元へ行ってしまうのではないか」と不安になることです。
うまく付き合うためには、そのような不安を取り除いであげることが大切。
具体的には、自分がどれだけ彼氏のことを思っているか言葉で伝えましょう。「好きだよ」「他の男性に興味はないよ」と伝えることで、彼氏も安心してくれるはずです。
また、頻繁に異性と遊びに行くなど、彼氏を不安にさせるような行動は極力控えましょう。
(2)相手を褒めて自信を持たせる
自分に自信がないために、彼女を束縛してしまう男性は多いです。
「いつも頑張っているね。そういうところが好きだよ」「○○のおかげで毎日が楽しい」など、彼氏を褒めて自信をつけてあげましょう。
「自分は愛されているんだ」と自信を持つことで、彼氏の不安は解消されていきます。
(3)束縛されることが嫌だと伝える
彼氏から束縛されることが苦痛なら、はっきり嫌だと伝えてみるのも1つの手。
束縛する側は無自覚なこともあり、当然彼女が迷惑していることにも気づいていません。
伝える時は、「束縛はやめて」「どうしてそんなことをするの?」と嫌悪感をあらわにするのではなく、やわらかい口調を心掛けましょう。
「信用されていないことが悲しい」などと伝えることで、思いが伝わり束縛をやめてくれるかもしれません。
(4)恋人であることをオープンにする
友達や同僚に付き合っていることをオープンに話すことで、彼氏はあなたに大切にされていることを実感できます。
長く付き合っている場合は、お互いの両親に紹介するのもおすすめです。彼に対する真剣な気持ちが伝わるでしょう。
また、共通の友人を作ることで、飲み会や遊びに参加しても安心して送り出してくれるようになる場合もあります。
安心感から、行動を逐一チェックしなくなる可能性も考えられます。
逆にあなたは束縛してない? 自分の「束縛度」を診断でチェック!
束縛彼氏の心理を理解して上手に付き合おう
異性の友達に嫉妬したり、返信が遅れた時すねたりするなど、軽い束縛であれば「かわいい」「愛されていてうれしい」と感じる人もいるでしょう。
しかし、監視や行動制限など束縛がエスカレートしてくると笑ってはいられませんよね。
過度な束縛はお互いにとってプラスになりません。彼氏が束縛する裏にはどんな気持ちが隠れているのかを知り、より良い関係を築いていきたいものです。
(すぎうら)
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