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手紙で告白を成功させるには? 書き方のコツ注意点(例文付き)

シシィ

手紙での告白、いわゆるラブレターについてどんなイメージがあるでしょうか? 古臭い、回りくどいなどと思う人がいるかもしれませんが、手紙だからこそのメリットもあるんです。今回は告白を成功させる手紙の書き方と例文、注意点を紹介します。

手紙で告白することに、古風なイメージを持っていませんか?

ですが、手紙にはいくつかのメリットがあり、実は告白するのにおすすめの方法なんです。

今回は、あなたの「好き」という気持ちが相手に伝わる手紙の書き方を、例文とともに解説します。

手紙の効果的な渡し方や、やってはいけないNGポイントも紹介するので、ぜひ最後まで読んで参考にしてくださいね。

手紙での告白は「直接会って」に次ぐ人気

告白するには、直接会って伝える他に、メールや電話、LINEなどさまざまな方法がありますよね。

そんな中で、手紙で告白する方法についてどう思っている人が多いのでしょうか?

男女に対して「どんな方法で告白されたら、一番うれしいですか?」というアンケート(※1)を取ってみました。

女性意見

直接会って告白……92.5%

手紙で告白……5.1%

メール・LINEで告白……1.4%

電話で告白……1.0%

男性意見

直接会って告白……88.2%

手紙で告白……6.9%

電話で告白……2.9%

メール・LINEで告白……1.0%

人伝い(間接的)に告白……1.0%

アンケート結果によると、男女共に「直接会って告白」に次いで、「手紙で告白」は人気の告白方法であることが分かります。

手紙での告白が良いという人の意見を、具体的に見てみましょう。

「手紙で告白」されるのがうれしいと回答した女性意見

・「ロマンチックでいいと思う。面と向かってだと、断るのも大変そうなので」(25歳女性/食品・飲料/専門職)

・「落ち着いて考えてから返答できるから」(32歳女性/自動車関連/技術職)

ロマンチックで憧れるという意見や、じっくり検討できるという点で良いと感じているようです。

一方の男性はどうでしょうか?

「手紙で告白」されるのがうれしいと回答した男性意見

・「一番甘酸っぱい感じなので。もらってみたかったです」(32歳男性/金融・証券/営業職)

・「直接だとこちらも恥ずかしいし、手紙だと古風な感じがしてかわいいから」(36歳男性/情報・IT/技術職)

・「どの方法でもいいのですが、手元に形として残る方法が、後々考えると一番うれしいのかなと思います。好きでない方からの告白でも、大事に保管してしまうかもしれない」(35歳男性/情報・IT/経営・コンサルタント系)

男性も、ラブレターにロマンを感じたり、記念に残るという点に良さを感じたりしているようです。

手紙で告白するメリット

手紙での告白には、直接面と向かって伝える方法とはまた違う良さがあります。

ここでは、手紙で告白するメリットを見ていきましょう。

(1)気持ちを整理してから伝えられる

手紙での告白は、時間をかけて伝えたいことをじっくり精査できるのが大きなメリットです。

会って直接告白する方法は、相手を目の前にした緊張感もあり、準備していた内容を伝えきれない場合もあります。

その点、手紙なら文面を何度も練り直すことができます。

また、対面ではつい照れて伝えづらいようなことも、手紙なら伝えやすいでしょう。一生懸命考えて書いた文章や文字から、きっと相手に気持ちが伝わるはず。

緊張しやすい人、告白する勇気が出ない人は、手紙で思いを伝える方法も選択肢の1つとしておすすめです。

(2)インパクトがある

手紙を書いたりもらったりすることが少ない時代だからこそ、手紙での告白は相手にインパクトを与えられます。

メールやLINE、電話という便利なツールをあえて使わないことで、相手の印象に強く残るはずです。

意中の人にとって「自分の存在感が薄いかもしれない」と感じている人は、手紙での告白にトライしてみるのも良いでしょう。

(3)相手が返事を考えるための時間をつくれる

手紙で告白した場合、相手にもじっくり考えてもらう時間をつくることができます。

告白される相手も、いきなり思いを告げられたら戸惑う人もいるでしょう。その場ですぐに返事を求めると相手のプレッシャーになることも。

相手への気遣いをすることで、結果的として好印象に思われる可能性もあります。

(4)記念になる

手紙で告白すると、ラブレターそのものが記念になることもメリットの1つです。

メールやLINEも文章としては残りますが、どんどん新しいやりとりが増えた場合は告白が埋もれてしまうこともあります。

その点、ラブレターは物理的に手元に残るもの。

両思いであればなおさら、ラブレターは2人にとっての大切な思い出の品となるでしょう。

手紙で告白するデメリット

手紙での告白は、残念ながら次のようなデメリットも存在します。

(1)返事待ちの間にうやむやになる可能性がある

手紙で告白した場合、大抵は返事をもらえるまでに少し時間がかかるでしょう

相手が返信をじっくり考えられるのは良い点でもありますが、そのままうやむやになって返事がもらえない可能性もあります。

また、告白した相手が同じ職場などの場合、返事がもらえるまでの間に気まずさを感じるかもしれません。

(2)本気度が伝わりにくい

手紙での告白は、直接会ってする告白に比べて、本気度が伝わりにくい可能性もあります。

人によっては、「告白は直接会って伝えるもの」という考えの人もいるでしょう。

告白する側としては、対面よりも緊張感が少なく思いを伝えられるのがメリットですが、相手によっては「ラクをしている?」と思われるかもしれません。

(3)回りくどく感じる

相手が文章を読むのが苦手な人である場合、告白の手紙を読むこと自体を面倒に感じてしまうかもしれません。

特に、手紙が長文だと回りくどい印象を与えてしまう可能性も。

手紙の内容を精査するなど、工夫してみると良いでしょう。

告白を成功させる手紙の書き方

告白を成功に導くには、手紙の書き方にコツがあります。

どのように書けば思いが伝わりやすいのか、ラブレターを書く時のポイントを見ていきましょう。

(1)伝えたいことを過不足なく簡潔に書く

手紙で告白する時には、自分の気持ちや相手に伝えたいことを過不足なく簡潔につづりましょう。

ダラダラと長い手紙は、相手に読む気を失わせてしまうかもしれません。とはいえ、言葉足らずでは気持ちを伝えることができません。

自分の思いを一方的に書き連ねるのではなく、読む相手がどう感じるかを想像しながら文章を考えてみましょう。

(2)直筆で丁寧に書く

文字の美しさに自信がなくても、直筆で丁寧にしたためましょう。

たとえ下手な字だとしても、1文字ずつ心を込めて書けば、誠意が伝わり相手に好印象を与えられます。

パソコンで打ち込んだ文章をプリントアウトするようなことは、ラブレターにおいては絶対にNGです。

(3)相手の名前は普段の呼び名で書く

手紙に記す相手の名前は、普段呼んでいるあだ名や呼び名で書きましょう。

その方が、普段のあなたらしい言葉で相手に気持ちを伝えられ、相手も自分に向けた文章であることを実感してもらいやすくなります。

急に慣れない「さん」を付けなどで呼びかけても、相手はピンと来ず違和感を覚えるかもしれません。

(4)冒頭に気遣いの言葉や手紙を書いた理由を添える

急に告白の手紙をもらうと、受け取った相手は少なからず驚きます。

驚かせてしまったことに対して、フォローするような内容を手紙の冒頭にひと言添えておくと、相手からの印象が良くなるかもしれません。

また、告白するのにあなたが手紙を選んだ理由も伝えておくと、相手の警戒心を解くことができます。

(5)相手の好きなところや好きになったきっかけを書く

相手のどんなところを好きになったのか、どんなきっかけで好きになったのかは必ず書きましょう。

単純に「好き」とだけ言われても、表情や声のトーンなどの情報がない手紙では思いが伝わりづらいのです。

相手を褒める言葉を入れたり、具体的なエピソードを伝えたりすることで、あなたの思いが伝わりやすくなります。

(6)「付き合ってください」という結論を入れる

ラブレターには、「好きです」「付き合ってください」などという結論が絶対に必要です。

手紙の中に結論がないと、相手は読み終えた後、どうしたら良いのか分からなくなってしまいます。

相手に何を望んでいるのか、どんな返事が欲しいのかを明確にして伝えましょう。

(7)いつまでに返事が欲しいかを最後に書く

いつまでに返事が欲しいか、大まかな希望の期限を書いておくのがおすすめです。

相手が返事に迷っている場合、つい回答を先延ばしにしがちです。期限がないと、せっかくの告白がうやむやになり、返事がもらえない可能性もあります。

もし、相手があなたの連絡先を知らない場合には、メールアドレスやLINE ID、電話番号といった連絡先も忘れず記載しておきましょう。

(8)封筒と便せんは良いものを使う

封筒と便せんは、できれば上質なものを使いましょう。

封筒と便せんがセットになっているものを使って統一感を出したり、季節感のあるレターセットでセンスを見せたりするのもおすすめです。

逆に、メモ用紙やルーズリーフを便せん代わりに使ってしまうと、告白そのものがチープな印象に受け取られかねません。

キャラクターものの便せんも、子どもっぽい印象になるのでできれば避けたいところです。

(9)一晩寝かせる

ラブレターが完成したら、すぐには相手に渡さず最低でも一晩は寝かせましょう。

思いのまま書きつづった文章は勢いがありますが、独りよがりになっている場合もあります。

一晩寝かせて冷静になったところで、自分で自分のラブレターを添削するのがおすすめです。

手紙で告白する時のラブレター例文

どのようなラブレターを書くと相手に好印象を与えられるのでしょうか?

男女別に例文を見ていきましょう。

女性から男性へのラブレター例文

まずは、女性が思いを寄せる男性に向けて書くラブレターの例文を紹介します。

基本的には、丁寧語で書いた方が印象は良いでしょう。

ただし、相手との関係性によっては丁寧語にし過ぎると違和感が出ることもあります。バランスを見て、柔らかい言葉にするなど調整してみてください。

女性が相手の男性を褒める時には、頼りがいなどをポイントに挙げるのがおすすめです。

例文

○○君へ

直接伝える勇気がないので手紙にしました。驚かせてしまったらごめんなさい。

○○君は、同期の中でも頼りになる上にみんなに優しくて、いつも尊敬していました。

同じプロジェクトになった時、何度も助けてもらってとてもうれしかったな。

それは、○○君が単に器用なだけじゃなくて、自分の時間を使ってしっかり勉強していたからこそだと知っています。

そんな○○君は、いつからか私にとって、ただ同期というだけでなく特別な存在になっていました。

○○君のことが好きです。

もしよければ、私と付き合ってもらえませんか?

返事は急ぎません。じっくり考えてから、答えを聞かせてください。

○○より

男性から女性へのラブレター例文

続いて、男性が思いを寄せる女性に向けて書くラブレターの例文を紹介します。

文章に口語体が入るのは構いませんが、あまりにも語り口調だと無礼な印象を与えかねません。

告白相手があまり親しくない女性の場合は、必ず丁寧語で書きましょう。

また女性を褒める時には、見た目のことだけでなく、中身にも焦点を当てるのがおすすめです。

文末に連絡先を記載することもお忘れなく。

例文

○○さんへ

突然のことで、驚かせてしまったらすみません。

○○さんに伝えたいことがあるのですが、直接だと困らせてしまうと思い、手紙を書きました。

○○さんと僕とは部署が隣同士だから、月に1回の合同ミーティングで顔を合わせる程度でしたよね。

ですが、いつもホワイトボードをきれいにしてくれたり、資料を丁寧にそろえてくれたりと、気配りができてすごいなあといつも感心していました。

そんな様子を見る中で、気づいたら○○さんに惹かれている自分がいました。

○○さんのことが好きです。

よければ、僕と付き合ってもらえないでしょうか。

初めは友人としてでも構いません。前向きに考えてくれたらうれしいです。

次の合同ミーティング後、ぜひ返事を聞かせてください。

○○より

LINE ID:~
e-mail:~
TEL:~

手紙で告白する時の効果的な渡し方

ラブレターを用意した、その渡し方も非常に大切です。

ここでは、告白の成功率が上がるような手紙の渡し方を紹介します。

(1)直接手渡しする

ラブレターは、なるべく人目につかない場所で直接手渡しするのがベストです。

自分で相手に手渡すのが恥ずかしいという人もいると思いますが、友達や知り合いに頼るのはなるべく避けましょう。

相手が遠方にいる場合を除いては、郵送もおすすめできません。

相手が驚くでしょうし、きちんと届いたのかあなたも不安になるでしょう。

手渡しする時は、何かのついでのようにではなく、真剣さが伝わる態度で渡すのがおすすめです。

(2)休日前に渡す

ラブレターは、休日前に渡すのもおすすめです。告白の返事について、休日の間に相手が考えることができます。

また、次に会うまで少し時間が空くことで、気まずさも軽減できるでしょう。

ただし、いくら時間が空くとはいえ転勤や退職する最終日など、もうなかなか会えなくなる状況で手紙を渡すのは避けるべきです。

返事がもらえないままになる可能性もあります。

(3)プレゼントに添えて渡す

バレンタインやクリスマス、相手の誕生日など、イベントに合わせてラブレターを渡す方法もあります。

メッセージカードの代わりとしてプレゼントに添えることで、スマートにラブレターを渡せるでしょう。

手紙だけだと相手に渡しにくいという人も、プレゼントと一緒なら渡しやすくなります。

手紙で告白する時の注意点

最後に、手紙で告白する時に気を付けるべきポイントを見ていきましょう。

(1)独りよがりの文章にしない

ラブレターは、つらつらと自分の気持ちばかりを書き連ねてはいけません。

独りよがりな内容は、相手に良くない印象を与える可能性があります。

伝えたいことを整理した上で客観的に判断するためにも、文章を何度も読み返しましょう。

(2)ふざけた文章は避ける

気恥ずかしさから、ラブレターにジョークを交えてふざけた文体にしてしまうのは避けましょう。

相手を茶化しているような印象を与えかねません。

たとえ普段ふざけ合う仲だとしても、告白の時だからこそ真剣モードで攻めた方がギャップを見せることができます。

(3)修正ペンは使わない

文字を間違った場合には、修正ペンは使わず、改めて書き直しましょう。

細かなポイントですが、そういったところから真剣さは伝わるものです。

一度下書きの文章を作り、清書はボールペンで丁寧に仕上げることをおすすめします。

心を込めた手紙で告白を成功させよう!

今回は、手紙で告白する時のポイントを紹介しました。

コツや注意点を踏まえた上で、心を込めて丁寧にラブレターをしたためれば、きっと思いが伝わるでしょう。

面と向かって告白する勇気のない人も、ぜひラブレターで一歩踏み出してみてはいかがでしょうか?

(シシィ)

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※画像はイメージです

(※1)マイナビウーマン調べ
調査日時:2016年3月
調査人数:240人(22歳~38歳の男女)

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