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付き合う意味がわからない。男女が「付き合う理由」とは?

コラムニスト・ひかり(恋愛コラムニスト)

恋愛から少し離れたり、恋に疲れたりしていると、「人を好きになるって何だっけ」とわからなくなる瞬間もあるのでは? そもそも「付き合う」とはどういう意味なのか。また、男女が付き合う理由とは何なのか。恋愛コラムニストのひかりさんに解説してもらいます。

「付き合う」という意味がよく分からなくなってきた。男女が付き合う理由って何?

恋に疲れたり、恋愛から少し距離を置いていたりすると、そんな疑問がふっと湧いてくる瞬間もあるのではないでしょうか?

今回は、「付き合う」とはどういうことなのか、人によっても異なる「付き合う理由」と併せて紹介していきます。

また、好きではない人から告白された場合にはどうしたらいいか、という点にも触れますので、気になる方はぜひ参考にしてみてください。

そもそも「付き合う」ってどういうこと?

そもそも「付き合う」とは、どういうことなのか。

筆者は、付き合うとは「男女でペアを組む」ようなものだと考えます。

付き合い方は人それぞれですが、「トリオ」ではないので、「2人の関係に第三者を入れないこと」は最低限のルールです。

ある意味、お互いに相手を独占する関係であり、もし他に気になる人ができても、そちらに目を向けてしまうのはルール違反になります。

また、付き合うということは、「恋人同士だからこそできること」をする特権を、相手に与えることでもあるといえるでしょう。

人によっても異なる「付き合う理由」とは?

付き合う理由は、人によって異なります。

恋愛について真剣に捉えていれば、付き合う時点で結婚の可能性を考慮する人もいます。

恋愛をフランクなものだと捉えている人は、付き合うというのは「一定期間だけ持つ特別な関係」くらいに考えている場合も。

「付き合う理由」は人によってもさまざまありますが、ここではいくつかの理由をピックアップしてみたいと思います。

(1)相手を独占したいから

付き合うことになったら、お互いに「他の異性とは深く関わりません」という約束を交わしたことになるので、相手を独占することになります。

だから、“自分だけを見ていてほしい相手”に対して「付き合いたい」と思う人は多いものです。

(2)恋人だからこそできることをしたいから

友達にはできないけど、“恋人だからできること”もあります。付き合うというのは、その特権をもらえるようなものなのです。

付き合い方は人それぞれですが、一般的に“恋人同士であればする行為”については、お互い相手に期待することが多いもの。

例えば、お互いの誕生日やクリスマスなど、特別なイベントの日を2人きりで祝うこともそうでしょう。

恋人という特別な存在になって、一緒にたくさんの時間を過ごしたいという理由で「付き合いたい」と思う人も多いです。

(3)“人生のパートナー”として合うか見たいから

結婚願望がある人であれば、「付き合うことの延長に結婚がある」と思っている場合も多いもの。

だから、付き合っていくことで、お互いの価値観が合うかなどをチェックし、2人の関係の将来性を考えることはあるでしょう。

(4)もしかしたら好きになれるかもしれないから

付き合う時点ではまだ相手のことを好きになってはいないけれど、「交際が進んで深い関係になっていくうちに好きになれるかもしれないから」と考える人もいます。

そういう人にとっては、たとえ形式的には恋人同士になったとしても、「付き合う」というよりは「付き合える相手かどうかのお試し期間」という認識でしょう。

100%価値観が合う人なんていません。付き合うとさまざまな問題が出てくるものです。相手に対して愛情がないと、それらの問題を乗り越えられるかどうかは微妙なところです。

(5)肉体関係を持つことが許されるから

「付き合う=肉体関係が持てる」くらいに考えている人もいます。

本来は、付き合わなくても肉体関係を持てるような“都合のいい関係”を持ちたいと思いつつ、それでは相手が納得しないから付き合うという形をとっている、というパターンも少なくありません。

もちろん、当初はそのような始まりであっても、付き合っていく中で結婚まで至るケースもあります。しかし多くの場合、ただ単に、相手を自分の快適さのために“利用しているだけ”のことが多いでしょう。

「好きじゃないけど付き合ってみる」のは避けるべき理由

付き合う理由は人それぞれだとわかっても、「そもそも好きだと思える相手がまだいない」という人も多いでしょう。

もしそんな時に、異性として意識していなかった相手から「付き合ってほしい」と言われたら。丁重にお断りする人もいれば、とりあえず付き合ってみるという人もいるかもしれません。

まだ好きではない人に「付き合ってほしい」と言われた時は、どうしたらいいのでしょうか?

個人的には、「好きになるまでは、付き合わない方がお互いのため」だと考えています。

なぜなら、好きではないのに付き合ったら、相手を傷つけたり、自分の心も消耗したりするからです。

あなたのことを好きな相手は、「付き合うことになったのだから、“恋人であればできること”は、してもいいだろう」と期待するはずです。

人によっては、週1ペースでデートをしたいと思う人もいれば、毎日LINEをしたいという人もいます。自分の友達や両親にも会わせたいという人もいるし、あなたの大切な人にも会いたいと言い出すこともあるはずです。

しかし自分の気持ちが伴っていなければ、時にはデートを面倒だと感じたり、毎日のLINEが重荷に感じたりすることもあるでしょう。

このような「相手の要望に応えられない状況」というのは、とても心苦しく、精神的にもきついもの。だから、好きではない人と付き合うのは、苦しむ結果になることが多いのです。

相手にとっても、“自分のことを好きではない人”と付き合うのはつらいことです。付き合う前よりも寂しい思いを抱く場合だってあるでしょう。

そのため筆者としては、たとえ好きではない人に告白されたとしても、「好きになるまでは付き合わない方がいい」と思います。

自分のペースで“ハートを込められる関係”を見つけていこう

付き合うというのは、“特別な関係を築くこと”です。

「この人ときちんと関係を築きたい」と思える相手と出会えるまでは、「もしかしたら好きになれるかもしれないから」と思って気軽に付き合わない方がいいでしょう。

できることなら、お互いに「自分にとって一番好き」だと思える相手と付き合うに越したことはありません。少なくとも、「この人と一緒に月日を歩むぞ」という気持ちが持てるかどうかは大切です。

今はまだ付き合いたいと思える相手がいなくても、諦める必要も、焦る必要もないと思います。

焦らずゆっくり、自分のペースで、“ハートを込められる関係を築ける人”との出会いを探してみてはいかがでしょうか。

(ひかり)

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※画像はイメージです

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