ドキドキしない恋は運命? 付き合う&結婚するメリットとは
恋人に対してドキドキしない、好きか分からない……とお悩みではありませんか? そんな相手と付き合ってもいいのか、別れるべきか不安になりますよね。今回は、恋愛ライターのすぎうらさんが、ドキドキしない相手と付き合う&結婚すべき理由を解説します。
あなたは恋人にドキドキしますか? 出会ってから時間が経ち、次第にドキドキしなくなったら「冷めたのかな」「このまま付き合っていて大丈夫?」と不安になるかもしれません。
そこで今回は、恋人にドキドキしない理由を徹底分析。さらに、ドキドキしない人と付き合う・結婚するメリットも紹介します。
「恋人にドキドキしない」サイン
「恋人にドキドキしない」とは一体どういうことでしょうか? 考えられる状況を解説していきます。
(1)一緒にいてもときめきがない
大好きな人が隣にいれば、ときめきを感じてドキドキしてしまう人は多いです。それなのに、恋人と一緒にいてスキンシップをされてもときめきを感じない人もいます。
恋人のことを、俗に言う「空気のような存在」のように感じるケースがあるでしょう。
(2)恋人のことを考えても感情が動かない
恋の相手を思って、眠れない夜を過ごしたことがある……。こんな経験をしたことがある人が多いのではないでしょうか?
でも、恋人のことを考えてもドキドキしない。恋愛特有の甘酸っぱい感情も一切ない。これも、恋人に対してドキドキしていないサインかもしれません。
(3)好きかどうかよく分からない
ふとした瞬間に「何でこの人と付き合っているんだっけ?」「この人のどこを好きになったんだっけ?」と疑問に思ってしまうことはありませんか。
長く付き合っていると、本当に相手のことを好きなのかよく分からなくなることがあります。また、恋人のことを好きかどうか考えている時点で、ドキドキする感情がなくなっているともいえます。
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なぜ? 恋人にドキドキしない3つの理由
恋人にドキドキしないのは、最初から? それとも途中からでしょうか。恋人にドキドキしない理由として、考えられるものを挙げていきます。
(1)最初からドキドキしていなかった
「付き合う=お互いが好き同士」という認識が一般的ですが、そうでないカップルも数多く存在します。
例えば男性側から猛アピールされて「とりあえず付き合ってみよう」と交際を承諾したケース。交際当初は恋愛感情がなかったためドキドキすることはなく、そのまま付き合ってきたパターンです。
(2)恋人の存在に慣れてきた
特に多いのは、最初はドキドキしていたはずの恋人の存在に慣れてきたパターンです。片思いをしていた頃や交際当初は感じていたドキドキは、交際年数が長くなるにつれて良くも悪くも薄れていくことがあります。
一方、不安な気持ちも薄れていくことが多いでしょう。不安がなくなるほど、信頼関係が築けてきている証拠です。
(3)恋人に冷めてきた
長く付き合っていると、相手の嫌な部分が見えてくることもあるでしょう。
相手の嫌な一面を見て気持ちが冷めてきた、マンネリ化で恋人のことを本当に好きかよく分からなくなってしまった……。この場合も、恋人にドキドキすることはなくなるでしょう。
ドキドキしない恋人を好きか見極める方法
恋人に対してドキドキしなくなっても、必ずしも愛情がなくなったとは言い切れません。ドキドキしない恋人を好きかどうか見極める方法を3つ紹介します。
(1)ボディタッチをされても不快ではないか
ボディタッチをされて不快な気分になるなら、恋人への愛情は冷め切っていると判断して良いでしょう。
恋人のことを生理的に受けつけなくなっている証拠なので、そのような相手と一緒にいても嫌悪感が募るばかりです。
(2)恋人が他の異性と一緒にいたらモヤモヤするか
恋人が他の異性と親しくしているのを見て、嫉妬心や悲しい気持ちを感じた場合は愛情が残っている証拠です。
もしそのような機会がない場合は、頭の中で彼氏と他の女性が一緒にいるところを想像してみましょう。
(3)恋人との結婚を真剣に考えられるか
将来的に恋人と結婚しても良いかを考えてみましょう。
結婚生活において大切なのはドキドキよりも、性格や価値観が合うことです。ドキドキしなくても結婚したいと思うなら、恋人はあなたにとって真剣に将来を考えられる大切なパートナーと言えるでしょう。
ドキドキしない恋人が運命の人である可能性も
運命の人=刺激的な大恋愛の末に結ばれた人……のようなイメージもあるかもしれません。ですが、もしかしたら、ドキドキしない恋人こそあなたの運命の人である可能性も。
ドキドキしない相手がなぜ運命の人かもしれないのか、その理由を解説していきます。
(1)ドキドキする恋は永遠には続かないから
恋人が目の前にいるだけでドキドキするのは疲れるはずです。最初はドキドキが楽しくても、いつまでもドキドキし続けるのは難しいでしょう。
ドキドキする恋は永遠には続かないため、ドキドキしなくなったということは恋人に安心感を持つようになった証拠。穏やかな気持ちで好きな気持ちが継続していくので、関係性が長続きしやすいです。
(2)内面に魅力を感じられるから
ドキドキして心臓が飛び出しそうな恋は、外見が好みで一目惚れしているケースが多いです。
その一方、ドキドキしない恋は見た目以外にも惹かれてじっくりと好きになっていくケースが多いです。相手の中身も含めて好きになれなければ、ずっと一緒にいることはできません。
(3)2人の相性が良いから
ドキドキする恋人には気を使い、自分を偽ることすらあるのではないでしょうか? ドキドキしない恋人は、一緒にいても緊張せずに自然に振る舞える相手と言えます。
一緒にいて自然体でいられる相手を見つけるのは、実はなかなか難しいこと。ドキドキしない恋人が、実は運命の人なのかもしれませんよ。
ドキドキしない異性と付き合う・結婚するメリット
一緒にいてもドキドキしない恋人とこのまま付き合ってもいいのかな、結婚してもいいのかな……。そのような悩みはありませんか? ドキドキしない異性とのお付き合いや結婚には、さまざまなメリットがあるのです。
(1)一緒にいて落ち着く
ドキドキする恋は楽しい一方、疲れることもありませんか? ドキドキする恋は嫉妬心や独占欲も強くなり、心身共に疲れてしまうのです。
一方、ドキドキしない恋は疲れることが少なく、いつも心穏やかでいられるのが最大のメリットです。
(2)ありのままの自分でいられる
相手のことを好きで好きでたまらない場合、「相手に嫌われたくない」という気持ちが強く働きます。その結果、どこかで必ず無理が生じます。
ドキドキしない人との関係では、自分を偽らなくて済みます。刺激はなくても、居心地が良いと感じることが多いでしょう。
また、ありのままの自分を出しても好きでいてくれるということは、相手が本当にあなたのことを好きでいてくれている証拠でもあります。
(3)好きなところが増えていく
最初からドキドキしない相手と付き合った場合、相手に過度な期待をしていないので、付き合ううちに好きなところがどんどん増えていく可能性が高いです。
逆に、大好きな人と付き合った場合は、減点法で少しずつ相手の嫌なところが見えてくることがあります。
(4)大切にしてもらえる
相手にあまり関心がないのにも関わらず交際に至ったということは、相手から猛アタックされたケースが多いはずです。
いわゆる追いかけられる恋愛は、相手に大切にしてもらえるので幸せを感じます。結婚してからも、相手に大切にしてもらえる幸せを味わうことができるでしょう。
(5)自分の意見を通せる
ドキドキする恋愛は「相手に嫌われたらどうしよう」という不安が常につきまといます。それ故に相手に自分の意見を言えず、いつも遠慮してしまいがち。
しかし、ドキドキしない相手に対しては、嫌なものは嫌だとハッキリ言える人が多いのではないでしょうか。自分の意見を言うことは、付き合いを長続きさせるためには必須事項です。
ドキドキしない異性と付き合う・結婚するデメリット
ドキドキしない異性と付き合ったり結婚したりすることには、もちろんデメリットも存在します。後悔しないようにデメリットも把握しておきましょう。
(1)迷いが生じる
ドキドキしない相手とのお付き合いや結婚では、いまいち相手を好きになり切れず「本当にこれで良かったの?」と不安になるケースがあります。
また、結婚後に「心から好きな人と結婚できなかった」という後悔がつきまとう人もいるでしょう。
(2)日常に変化を感じにくい
ドキドキしない相手との生活は平和である一方、日常に変化を感じにくいことがあります。
恋愛や結婚でときめきを感じていたい人には、ドキドキしない恋人とのお付き合いや結婚は不向きかもしれません。
ドキドキしないのは単に冷めたからではない!
恋人にドキドキしなくなったら、気持ちが冷めたのではないかと不安になる人が多いでしょう。しかし、長く交際すると良い意味で相手に慣れることが多く、ドキドキしないからといって必ずしも気持ちが冷めたわけではありません。
ドキドキしない相手との交際・結婚にはさまざまなメリットがあります。一緒にいると落ち着き、自分らしくいられるため心穏やかな生活が送れる可能性が高いです。
ドキドキしない恋人こそ、幸せな日々をもたらしてくれる運命の人なのかもしれませんよ。
(すぎうら)
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