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「女に嫉妬されやすい女性」の特徴。嫌われる理由と対処法

高見綾(心理カウンセラー)

職場や友達との関係の中で女性から嫉妬されて困ったことはありませんか? 心理カウンセラーの高見綾さんいわく、女性に嫉妬されやすい人には共通する特徴があるのだそう。一体何が原因なのでしょうか? また対処法とは。

女性から嫉妬されて困ったことはありませんか? 中には「嫉妬されるような覚えはないのに、なんで?」と疑問に思った人もいるかもしれません。そもそも、どういった心理や理由で嫉妬するのでしょうか。そこで今回は、女性が同性にする嫉妬について詳しく解説します。また、嫉妬された時の上手な対処法についても併せて紹介します。

「女に嫉妬されやすい女性」の特徴

同性から嫉妬されやすい女性はどういった特徴があるのでしょうか。見ていきましょう。

(1)自分の魅力に気づいていない

同性から嫉妬されやすい女性は、自分の魅力に気づいていない人が多いです。他者からの評価が高いわりに自己評価が低いので、本人としては「なんで私が嫉妬されるの?」と思うのです。

そういった無自覚さが仇となり、悪気なく反感を買うような言動をしてしまうことがあるのです。

(2)目立つ

どこにいても存在感があって目立つタイプの女性は、注目を集めやすいため嫉妬されやすくなります。人を惹きつける魅力を持っており、良くも悪くも目立ちやすいため、揉め事に巻き込まれてしまうことも。

(3)男性から好かれやすい

容姿が良かったり、性格が良かったりして、男性から好かれやすい女性は嫉妬されやすいです。仲間のグループで誰も彼氏がいなかったのに、1人だけ彼氏ができたことで嫉妬が起こることもあるようです。

(4)人生がうまくいっているように見える

恋愛も仕事も順調など、人生全般がうまくいっているように見える女性は嫉妬されやすくなります。ここでのポイントは、実際はともかくとして、うまくいっているように周りから「見えている」ことがポイント。幸せで心の余裕がありそうな女性は妬まれやすいのです。

(5)苦労の陰が見えない

陰で努力をしていたとしても、表向き要領良くやっているように見える人は、「何も苦労してないくせに、うまくやっちゃって何なのよ」と周りに思わせてしまうことがあるようです。

(6)職場で好かれている

素直でほがらかな性格と真面目な仕事ぶりが評価されて、職場で好かれている人っていますよね。上司からはかわいがられ、部下からは慕われていたりすると、「なんであの子だけ良い思いをしてるのよ…」と妬みを受けやすくなります。

参考記事はこちら▼

妬まれる人は成功しているように見えたり、幸せそうだったりと、
いくつか特徴があります。あなたの妬まれやすさを診断してみましょう。

女性が同性に嫉妬する理由と心理

次に、女性が同性に嫉妬する理由と心理にはどういったものがあるのでしょうか。

(1)「負けている」と思っている

嫉妬心は、身近にいる存在で、自分と同じくらいのレベルだと思っていた人との比較で起こることが多いです。

最初から圧倒的に差があれば、「羨ましいな」という気持ちで終われますが、「手が届きそうなのに届かない」「負けている」というもどかしい状況が余計に悔しい気持ちを生じさせるのです。

(2)自分には手に入らないと思っている

例えば、仕事ができる女性がいたとして、順調にキャリアを重ねているとします。それに対して、「私もそんなふうになりたい」と思いつつも、「どうせ私には無理」「きっと手に入らない」という諦めがあると、嫉妬心がより強く出てくるのです。

(3)劣等感が刺激される

例えば、女性としての自分に自信がなく、劣等感を持っている女性がいたとします。

もし目の前に、何も苦労の陰が見えずに男性から好かれている女性がいたとしたら、劣等感が刺激されて「はいはい、あの人はいいよね~。どうせ私はダメですよー」と、卑屈な気持ちになってしまうことがあります。

(4)理想と現実のギャップが受け入れられない

自分が喉から手が出るほどほしいものを、既に手に入れている女性がいた場合、激しい嫉妬の気持ちが沸き上がりますよね。

そこで、自分を高める方向に努力できれば良いのですが、現実を受け入れると惨めな気持ちになってしまうため、それができず悔しさから嫉妬してしまうのです。

(5)相手が良い思いをしていることに納得できない

承認欲求が強いタイプの女性は、自分より相手が良い思いをしていることに納得ができず嫉妬してしまうことがあります。例えば、人気者の女性がいたとしたら、みんなの注目がその女性に注がれてしまいますよね。

自分が注目を集めたいと思っていれば、「なんであの子ばかりチヤホヤされて」と不満を抱くことで妬ましくなってしまうのです。

嫉妬されることで何が起きる?

女性が同性に嫉妬されたまま対処しないでいると、どういったリスクが考えられるのでしょうか。

(1)嫌がらせをされる可能性がある

嫉妬心はエスカレートしていくことがあります。最初は「感じが悪いな」程度だったものが、妬みが募ると、マウンティングをされたり悪口や嫌味を言われたりするなど、直接的な嫌がらせに発展していく可能性もあります。

(2)孤立する可能性がある

相手の評判を下げることで自分自身が安心感を得ようとすることもあります。そのため、周りを巻き込んで悪口を言いふらしたり、時には無視してきたりすることもあるかもしれません。

嫉妬が集団化してしまうと、孤立する可能性も出てきます。職場でそういったことがあれば、仕事がやりづらくなってしまうでしょう。

女性から嫉妬されないための対処法

では、女性から嫉妬されないためにはどうすれば良いのでしょうか。おすすめの対処法を紹介します。

(1)自分の魅力を再認識する

他者からの評価が高いわりに自己評価が低い女性は、悪気なく相手の気持ちを逆なでするような言動をしてしまうことがあります。「私なんかのどこに嫉妬する要素があるの?」と思う人は、自分の魅力を再認識するようにしましょう。

今まで周りに褒められたこと、認めてもらったことを思い出して、自己価値をアップさせると良いですね。

(2)一般的に比較される話題には触れない

相手の人となりが分からないうちは、収入などの経済的な話や、恋愛や仕事がうまくいっている話などは、適度にごまかした方が無難でしょう。嫉妬心を煽るような話題は自分からは話さないことですね。

(3)相手に敬意を示す

人は誰でも自分のことを認めてほしいと思うものです。相手の良いところを見つけて、「〇〇さんのこういうところ、すごいですよね」と日頃から敬意を表すようにしておくと、相手も嫌な気分はしないので、嫌がらせをされる可能性が低くなるでしょう。

(4)弱みをあえて見せる

スキがない完璧な女性に見えてしまうと、「面白くない」と思われやすくなります。そこで、自分なりに悩んでいることがあることや、不安を抱えていることなど、弱みを見せていくだけでも、心証がかなり変わると思います。

(5)努力している姿を隠さない

嫉妬される女性の中には、スマートでありたいと思いすぎて努力している姿を見せない人がいます。すると、「何も苦労してないのにうまいことして」と要らぬ嫉妬を買うことになるので、泥臭く努力している姿を隠さないようにしましょう。

関係が改善されますように

嫉妬は、自分と同じレベルだと思っていた身近な相手に、負けたと思った時に起こる感情です。嫉妬された時に、目立たないように自分を下げる発言をする女性もいますが、それはおすすめしません。むしろ、自分の魅力を再認識していく方が良いでしょう。

そうした方が、自分がどう見られているのかに気付くことができますし、周りの気持ちを逆なでしないような言動を意識できるようになると思います。

(高見綾)

※画像はイメージです

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