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彼氏と別れたい。別れたいサインで彼に察してもらう方法

高見綾(心理カウンセラー)

高見綾(心理カウンセラー)

彼氏と別れたいけど、さまざまな事情があって、直接別れを告げる勇気がない。そんな時には、別れたいサインを出すことで彼氏に気付いてもらうというのも1つの方法です。今回は、別れたいと言えない女性の心理、彼氏と別れたい時に女性が出すサインについて、心理カウンセラーの高見綾さんに解説してもらいました。

彼氏と別れたいけど、「口に出して伝えるのはちょっと……」と思っている人もいますよね。別れたいのに言い出せない状況は、何とももどかしいものです。

そこで今回は、なぜ別れたいと言えないのか、その女性心理を詳しく解説しつつ、彼氏と別れたいと思った時に使える「サイン」についても紹介します。ぜひ参考にしてみてください。

彼氏に別れたいと言えない女性心理とは?

まずは、彼氏に「別れたい」と言えない女性の心理を解説します。

(1)彼氏を傷つけたくないから

彼氏が自分のことを好きな場合は、別れを切り出すと相手を傷つけることになってしまいます。

誰も傷つかない別れなどはないものですが、それでも「なんとか傷つけずに済む方法はないか?」と考えるあまり、言い出せなくなってしまうのです。

(2)自分が悪者になりたくないから

別れたいと言われる側はもちろん傷つくものですが、別れを切り出す側も「悪いことをしてしまった」「相手を傷つけてしまった」という罪悪感に襲われるものです。

「自分が悪者にはなりたくない」という気持ちが強いと、なかなか言い出しづらくなってしまうでしょう。

(3)別れた後に気まずくなりたくないから

例えば、彼氏と職場や趣味が同じで、一緒に遊ぶ共通の仲間がいるような場合は、別れた後も彼氏との友達関係は維持しておきたいと思うこともあるはずです。

できるだけ穏便に済ませたい気持ちがあるので、余計に別れを言い出しづらくなってしまうのです。

(4)別れたい理由が明確になっていないから

別れたいと思っているということは、一緒にいても楽しいと思えなくなってしまったなど、それなりの理由があるものです。

しかし、ある程度付き合った仲であれば情もあるでしょうし、彼氏の全部が嫌いというわけではないこともあるでしょう。

なぜ別れたいのか、自分の中で理由が曖昧だったりすると、上手に説明ができないことで自信がなくなり、言い出せなくなってしまう女性もいます。

(5)面倒事は避けたいから

別れることに彼氏が納得していない場合は、どうしてもごたごたするものです。そういった面倒事は避けたいと思っている女性は、別れたいと言えなくなってしまう傾向があります。

せっかく別れたいと言えたとしても、口が達者な彼氏に「俺のダメなところは直すから」などと言いくるめられてしまうのではないかと恐れているケースもあります。

彼氏に強く出られてしまうと、弱気になって自分を貫き通せないタイプの女性に多い心理です。

別れたいサインを出す時の注意点や心構えとは?

別れたいサインを紹介する前に、まずは別れのサインを出す際の注意点や心構えについて解説します。

(1)「別れる」意思をしっかりと固める

別れる時は、強い意思が必要です。別れるという覚悟がしっかりとできていないと、別れのサインも曖昧になり、彼氏に伝わらなくなってしまう恐れがあります。

遠回しなサインになり過ぎては、結局ズルズルしてしまうことになりかねませんので、まずは自分の中で、本当に別れるのかどうか、気持ちをしっかりと決めておきましょう。

(2)彼氏に隙を見せないようにする

別れのサインを出すということは、彼氏に「あれ? 何か様子が変だな」「俺のこと好きじゃなくなったのかな」と気付いてもらうということです。

もし彼氏が別れたくないと思っている場合には、さまざまな方法で食い下がってくる可能性があります。

そこで隙を見せてしまうと、「押せば、別れなくて済むかもしれない」「仲直りできる可能性がある」と彼氏に期待を抱かせてしまうことになりかねません。

スムーズに別れるためにも、隙を見せないようにすることが大切です。

(3)ある程度時間がかかると認識しておく

「別れてほしい」とはっきりと伝えることができれば展開は早いですが、サインを出して察してもらうという方法を使う場合は、彼氏が気付くのに一定のタイムラグがあります。

ある程度時間がかかるものと認識して、じっくり進めていきましょう。スムーズに別れるためには、彼氏に心の準備をするための時間を与えましょう。

彼氏と別れたい時に女性が出す「別れのサイン」7つ

しっかりと考えた結果、別れの覚悟ができたのであれば、以下のような「別れたいサイン」を出してみましょう。

(1)すぐに返信しない

まずは連絡頻度を減らしましょう。

LINEなどで連絡を取っている場合は、夜に来たものは朝に返すなど、しばらく時間を置いてから返信するようにしましょう。

未読の時間を長くすることで、心が離れているサインになります。今までテンポよく返信していたのなら、彼氏も「何か変だな?」と思うはずです。

(2)返信は必要最小限のメッセージにする

返信はあっさりした内容にしましょう。

話を広げるようなコメントや質問などはせずに、彼氏から来た内容に対して簡潔に答えるだけにします。

それまで絵文字をたくさん使っていた人は、絵文字を減らすだけでも、素っ気なく感じられます。もしくは、スタンプだけを送って返信の代わりにするのもいいでしょう。

(3)会う頻度を減らす

デートの予定を立てる時は、「忙しくて会えない」「先の予定は分からない」などと言って、少しずつ会う頻度を減らしていきましょう。接触の機会が減ると、心理的な距離も開いていきます。

ただ、中には「忙しいなら仕方がないね」と寛容に捉えてしまう彼氏もいるかもしれません。その場合は、奥の手ですが、友達とは会っていることをさりげなく知らせてみると、「自分が後回しになっているのではないか」と徐々に気付いていくでしょう。

(4)自分からは連絡をしない

できるだけ自分からは連絡をしないようにしていると、彼氏は「最近彼女から何も言ってこない」と気付くはず。

こちらから連絡をしないということは、「あなたに興味を持っていない」という強烈なサインになります。

(5)借りている物は早めに返す

DVDや本など、彼氏から借りている物があれば、会った時に早めに返すようにしましょう。

彼氏から「え? まだ借りていてもいいのに」と言われたとしても、「いや、もうそんなに会う機会ないし」とボソッと言ってみたり、「(他の物を)これ貸してあげるよ」と言われたとしても、「いや、もう借りなくて大丈夫だから」と素っ気なく言ってみたりすると、「もう会うつもりがないのかな?」と気付く彼氏もいるはずです。

(6)記念日をスルーする

付き合って何年目というような記念日や誕生日など、2人の大切な日を何事もなかったかのようにスルーすると、この関係に興味が薄れていることがあからさまに伝わるでしょう。

彼氏が記念日を大切にするタイプの人であれば、特に効果的なサインになります。

(7)会っている時は不満げに過ごす

あまり気持ちの良い方法ではないですが、デートの時に彼氏に対する不満や文句を言ったり、面白くないそぶりをしたりすると、彼氏としては「何だか嫌な感じだな」と思って居心地が悪くなるはずです。

一緒にいて楽しくないと彼氏に思わせることができると、彼氏の方から心が離れていくかもしれません。

区切りをつけるためにも勇気を出して

傷つくのは誰だって嫌なものです。さまざまな事情から、別れたいと直接言う勇気が出ないこともあるでしょう。

もしサインを出しても気付いてもらえない時には、LINEでいいので「気持ちがなくなったから別れたい」とはっきりと伝えてみましょう。

中途半端な気持ちでズルズル付き合い続けるのは、お互いのためになりません。2人が幸せであるために、別れが必要な時もあるのです。

区切りをつけるために、勇気を出して一歩を踏み出してみましょう。

(高見綾)

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※画像はイメージです

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