お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

効果大! ついだらだらしてしまう時の対策3つ

E子

「家にいるとついだらだらしてしまう……。どうしてもいろんな誘惑に勝てない」。そんな人に向けて、コラムニストのE子さんが、だらだらしないためのコツを教えてくれました! 原因を知って対策していきましょう。

現代人には、とにかく時間がありません。

「1日が48時間だったらいいのに……」とか、「もし私がショートスリーパーだったら、1日があと3~4時間は長く使えるのに…」とか思うこと、ありませんか?

それなのに私たちは、大切な休日をだらだらと過ごしてしまったり、限られた仕事後の時間を「気付いたら寝ていた」というように無意識に消費してしまったりするのです。

なぜ、人は有益に時間を使うことができず、だらだらと過ごしてしまうのでしょうか? だらだらしないためには、どのような対策をとればいいのでしょうか? 本日はそのあたりについてお話していきましょう。

だらだらしてしまう原因

ではまず、なぜ私たちがだらだらしてしまうのかについて、考えていきましょう。

(1)だらだらするのが習慣化してしまっている

人は習慣化すると、毎日同じことを繰り返してしまうものです。この特性を生かして、毎日筋トレをするとか、勉強をするという方向に工夫をすることもできます。

しかし、逆をいえば「悪い習慣」が身に付いてしまうと、それも無意識に繰り返してしまうのです。数日間だらだらと過ごしてしまうと、次の日から急にシャキッと動こうとしても腰が重くなってしまいますよね。

たまには休息も必要ですが、習慣化してしまうとただの「だらしない人」になってしまう恐れも……。気を付けたいですね。

(2)自分がだらだらしていることに気付いていない

スマホを見ているうちに、気付いたら時間が2時間経過していた……というように、特にだらだらしていた意識も無いのに、「何をしていたかよく分からない」ままに時間を消費してしまっているケースです。

自覚があってやっているのなら、「これは休息だ」と割り切ってだらだらするのもOKですが、無自覚にだらだらしている人は危険です。

もし、あなたが「だらだらしたくない!」「毎日時間が足りない!」などと感じているなら、無意識に時間を無駄にしていないか、一度振り返ってみた方が良いかもしれません。

(3)脳や体が疲れている

「だらだらしてしまう」というと悪いことのように思えますが、日々の仕事や用事で気が張り詰めていたり、単純に体が疲れていたりすると、人は休息を取る必要があります。

その結果、「時間を気にせず過ごす」ことでリラックスして脳を休めたり、「寝転がってゴロゴロする」ことで体を休めたりしようとしているのです。

というわけで、本当に疲れている時には「だらだらする時間」もとても大切。「プライベートも有益に時間を使わなければ!」と思ってしまうあなたは、少し真面目過ぎるのかもしれません。いつも頑張っている分、たまにはあえてだらだらしてみてください。

だらだらしないための対策

では、だらだらしないためにはどのような対策を取っていけばいいのでしょうか?

やる気さえあれば誰でも簡単にできる対策を挙げていきますので、ぜひ取り組んでみてください。

(1)休日もタイムスケジュールを決めて行動する

「今日はだらだらしないぞ!」という日だけで構いません。もしくは、タイムスケジュールの中に「休息」として、だらだらする時間をあえて盛り込んでも構いません。1日のスケジュールを時間区切りで細かく決め、それに従って行動するようにしましょう。

時間を意識して家事や趣味、用事に取り組めば、意外とそれぞれの所要時間が短いことに驚くかもしれません。

忙しく予定を詰め込めば、今までだらだら過ごしていた休日に、多くの用事を済ませることができます。時間を有効活用するというのはとても気持ちの良いことなので、ぜひ一度だまされたと思ってやってみてください。

ちなみに、よりストイックに実施したい方には「分刻みでスケジュールを決める」ことをおすすめします。

(2)だらだらする時は思い切りだらだらする

だらだらしがちな人、そしてそれに罪悪感を持っている人というのは、「あぁ~勉強やらなきゃ~でもやる気がしない~ちょっとだけスマホ見よ」みたいな感じで、何かを「やらなきゃ」と思いながら、「だらだらしている」ことが多いですね。

休息のためにだらだらする時間が必要だとしても、何かを「やらなきゃ」と思いながらだとしっかり休むことができません。いわば、やるべきことも片手間、休むのも片手間になってしまっているのです。

「だらだらしたい……」そう感じた時は、潔くだらだらしましょう。休息として必要な時間であると割り切れば、罪悪感も無くなります。メリハリが大事なのです。

(3)スマホを見ない時間を作る

現代人がだらだらしてしまう原因といえば、大抵は「スマホ」が原因なのではないでしょうか。スマホが悪いわけではありませんが、誘惑の宝庫なので、時には遠ざけた方が良いこともあるでしょう。

前述の、「タイムスケジュールを決める。そして休む時はちゃんと休む」を実施するだけでも「だらだらする」のを防げるはずですが、そもそも誘惑が多いと「だらだらしないぞ!」という意志さえへし折られかねません。

対策としては、まず「物理的にスマホを遠ざける」という方法があります。例えば、スマホをトイレに隠しておくとか、玄関の靴箱の中に入れておくとか。

これは、スマホにたどり着くまでに、部屋を移動し棚を開けるなどアクションが多いほど効果的です。どうしてもスマホを見たくなったとしても、棚を開けているその瞬間に「何やってんだ!」と我に返るはず。

逆に、スマホをいつでも見える場所に置いておくと、どんなに自制心のある人でも集中するのは難しくなります。

あとは、スマホの「電源を切る」「おやすみモードにする」なども良いですね。こちらも同様に、音が鳴らない、画面が光らないことにより誘惑を制御できます。

ばかばかしいと思われるかもしれませんが、案外効果的なのです。スマホを見がちな人はだまされたと思ってやってみてください。

メリハリのある人生を

物事の所要時間を知り、その上で無駄無くスケジュールを決める。そして、休息時間もしっかりと確保する……。

これらは仕事をしている時には、皆さん当然のようにできていることかもしれません。ですが、プライベートとなるとたちまちだらだらしてしまうのは、「プライベートは全て休息に充てたい」という欲求が潜在的にあるからなのかもしれません。

そんな中で、「1日1時間は読書をしたい」とか「休日は資格取得の勉強をしたい」という皆さんの意志があるなら、今回ご紹介した方法をぜひ試してみてくださいね。

(E子)

※画像はイメージです

SHARE