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心理学で成就! 幼馴染と恋人になる3つの方法

高見綾(心理カウンセラー)

「幼馴染のことを好きになってしまったけど、今までの関係に戻れなくなるのも怖い……」という思いから、気持ちを伝えられていない人へ。心理カウンセラーの高見綾さんが、幼馴染との恋を成就させる方法を解説します。

ずっと仲良くしてきた幼馴染に、ふとした瞬間に恋愛感情を抱くことってあるかもしれません。

そんな、漫画やドラマではロマンチックに描かれることが多い幼馴染との恋愛ですが、実際のところはどうなのでしょうか? 幼馴染と付き合うことのメリット、デメリットはどんなことがあるのでしょうか?

恋人になる上での心理的なハードルを乗り越えて、恋のスイッチを入れるためのアプローチ方法も合わせて紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね。

幼馴染とは

幼馴染とは、幼い頃に親しくしていた友達のことをいいます。

一般的には、幼稚園または保育園から小学校時代に一緒だった友達のことを指すことが多いようですが、社会人になると中学校時代に一緒だった友達のことをいうケースもあるようです。

お互いの実家が近くにあって、家を行き来していたり、親を含めて交流していたりとつながりがあるケースが多いです。

幼馴染と恋人になるのは難しい?

ただ、幼馴染と恋人になるのはなぜだか難しく感じませんか? その理由をお伝えします。

(1)家族のような関係のため恋愛対象になりにくい

私たちは子どもの頃、性別を意識することなく、男女一緒に遊んでいました。その頃の感覚が残っているので、幼馴染は異性として意識しにくいという点が挙げられます。

家族ぐるみで付き合っているので、男女というよりも兄妹のような感覚になってしまうことが多いようです。

(2)気持ちが盛り上がりにくい

通常の恋愛では、相手のことをもっと知りたいと思い、恋愛感情が盛り上がっていくものです。

しかし、幼馴染の場合は相手のことをすでによく知っている状態です。家でどんな様子で過ごしているかなど、プライベートなことも分かっていることが多く新鮮さには欠けるようです。

そのため、トキメキやドキドキといった感覚が湧いてくることが少なく、恋愛感情に気付かないことも少なくありません。

(3)恥ずかしい

昔からよく知っている間柄のため、お互い意識しすぎると今までのように話せなくなってしまうなど、「今さら恋愛関係になるなんて恥ずかしい」という気持ちが芽生えやすいです。

恋人関係になるなら、あまり昔のことを意識しすぎず、自然体で接していくことがポイントです。

幼馴染と付き合うことのメリット・デメリット

では、幼馴染と付き合うことにはどのようなメリット・デメリットがあるのでしょう。

メリット

まずは、何といっても安心感があることが大きなメリットだと思います。

幼い頃から知っているので、どんな性格なのかをお互いの欠点も含めて理解し受け入れています。そのため、一般的な恋愛に比べて、関係性を深めていくプロセスをある程度ショートカットすることができます。

付き合ってから、イメージと違っていたということもほぼないですし、嫌われたくないと気負う必要もあまりないので、リラックスして自然体でお付き合いができるでしょう。

また、お互いの両親と交流があるケースも多いので、結婚を意識している人にとっては将来がイメージしやすいというメリットもありますね。親も相手を知っているので、応援が得られやすいでしょう。

デメリット

よく知っているからこそ新鮮さやワクワク・ドキドキとした感覚があまりなく、物足りないと感じる人もいるかもしれません。

穏やかなお付き合いになる傾向があるので、新鮮さが欲しいと思っている場合は、一緒に新しいことにチャレンジするなど、二人の間に新鮮さを保つ努力をしていく必要があるでしょう。

また、気心が知れた仲だからこそ、甘えが出て相手への思いやりや配慮を忘れてしまいがちです。思いやりのない接し方を続けていると、関係が壊れてしまうリスクがあるので、“親しき中にも礼儀あり”の精神を忘れないようにしたいものです。

あまり考えたくはないことですが、万が一別れるようなことになった場合には、付き合う前のような親しい関係ではいられなくなることが多いです。共通の知人がいる場合には、気まずい思いをすることもあるでしょう。大切な友達を失ってしまうリスクがある点はデメリットだといえます。

幼馴染と距離を縮めるコツ

心理的ハードルを乗り越えて、幼馴染との距離を縮めるコツは3つです。

(1)相手に好意を持っていることを表現する

相手が幼馴染であっても、距離を縮めて相手に好意を持ってもらうためにできることは、通常の恋愛のコツと基本的には変わりません。恋愛は、「自分と一緒にいるときに相手がどういう感情を抱いているか」で決まります。

長年親しくしてきて、長所も短所も知っている仲ではありますが、だからこそ、相手の良いところはしっかりと褒めて好意を伝えるといいですね。「本当に頼りになるよね」「こういうところすごいと思うよ。尊敬する」などと、ストレートに表現しましょう。あなたの心からの言葉は重みが感じられるはずですよ。

また、幼馴染と恋愛するためには、友達モードから恋愛モードにスイッチを切り替えることも必要です。お互いに異性として認識し合うためにも、こちらから明確に好意を伝えていかないと、相手に気付いてもらえないことが多いです。

もし「一緒にいると楽しい」など好意を伝えたときに、彼が「いやいや」とはぐらかしたり、友達モードで冗談を言ってきたりしたら、「私は本当にそう思うよ」と真剣に返してみるのもいいかもしれません。「俺のこと好きなのかな?」と相手に思わせることができれば、恋愛スイッチが入ります

(2)恥ずかしさを隠さない

幼馴染との恋愛では、お互いの子ども時代を知っているため意識しすぎてしまったり、気恥ずかしく感じられたりすることが多いものです。

でも「恥ずかしさ」は恋愛にとって、なくてはならないもの。男性は、恥ずかしそうにして照れている女性が好きです。顔が赤くなったりドキドキして照れたりしている姿は、女性らしさが感じられるポイントです。彼のハートをつかむための大切なエッセンスなので、できるだけ隠さないようにしましょう。

「恥ずかしいと感じている自分を見られたくない」と隠そうとしてしまう人は多いです。しかし、隠そうとすると変に意地っ張りになったり、ぶっきらぼうでかわいくない態度をとってしまったりしてしまうことになりかねません。それでは勿体ないですよね。ちょっと勇気がいりますが、「今、すごくドキドキしてる」と言葉に出してみてもいいので、ありのままの姿を見てもらえるようにチャレンジしましょう

(3)艶っぽさを大切にする

恋愛においては、女っぽさや男っぽさというのは大切な要素です。お互いに、自分にはないもの、自分とは違うものに惹かれる性質がありますので、女性らしい艶っぽさを意識してみるのはいいですね。

例えば、お肌の手入れをしたり、髪の毛をつやつやにしたりするなど、外見を清潔感があるように整えていくのも良い方法です。また、相手の目をじっと見つめて話すようにしたり、仕草や言葉遣いを丁寧にするように意識したり、姿勢をよくすることもいいですね。

ちょっとしたことですが、自信があるように見えますし、かつ上品さも出ます。女性らしい艶っぽさが感じられると、彼が意識してくれる可能性がアップするでしょう。

「好き」な気持ち隠さず表現しよう!

幼馴染との恋愛は、子どもの頃からよく知っている関係だけに安心感がありますよね。長所も短所も全部知っていることでの物足りなさはあるかもしれませんが、安定した関係を築いていけるでしょう。

距離を縮めるには、友達モードから恋愛モードにスイッチを切り替えられるかが、最大のポイント。好意をはっきりと伝えたり、女性らしさを表現したりして、異性として認識してもらえるようにどんどんチャレンジしていきましょう。

(高見綾)

※画像はイメージです

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