お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

生理時、ナプキン交換ができなくて困ったことがある人は66%! 女性の本音をチェック

マイナビウーマン編集部

大王製紙は、男女624名を対象にインターネットにて調査を実施しました。

大王製紙では、16歳以上の男女624名を対象に「生理に関する意識調査」を行い、調査結果を発表しました。

「生理に関する意識調査」

■生理休暇取得について (女性対象)

Q.今までに生理休暇を取得したことはありますか。

まず初めに、女性を対象に「今までに生理休暇を取得したことがありますか」と質問したところ、約87.2%の人が生理休暇を取得したことがないと回答しました(※学生の人は、生理が原因で学校をお休みしたことがあるか、アルバイトの経験も含んで回答)。

業種や職種に限らず、取得したことのない人が多いことがわかりました。

■生理休暇を取得したことがない理由(自由回答)

・生理休暇があるのを知らなかったから(20代女性、会社員)

・使っている人を見たことがなく、上司も男性だったため。(20代女性、会社員)

また「生理痛は我慢するもの」、「薬を飲むもの」という認識があるという回答もありました。

■生理について周囲に言えなくて困った経験(女性対象)

Q.生理について周囲に言えなかったことで、困ったことや悩んだことはありますか?

また、「生理について周囲に言えず、困ったことや悩んだことがあるか」という問いかけには、非常にある・あると答えた人が約40%にも上りました。

■困ったことに関する具体的な体験談
・接客業務のため、自由にトイレに行けない。出血量が多くダブルで(タンポン+ナプキン)でも漏れることがありとても困った(20代女性、会社員)

そのほか、旅行に生理が重なってしまって困ったという体験談もありました。

■生理用ナプキンの交換について(女性対象)

Q.仕事中に生理用ナプキンを交換したいときにできない、または長時間できなくて困ったことはありますか。

続けて、「仕事中に生理用ナプキンを交換したいときにできない、または長時間できなくて困ったことはありますか」と聞くと、「困ったことがある」と回答した人は全体で66%。半数以上の人がトラブルを抱えた経験があることがわかりました。

■ナプキンが交換できなかった理由
・人の家を訪問する外回り中心の仕事なので、途中でトイレに行くことができない(30代女性、会社員)

ポーチを持ってトイレに行くと、生理中だとバレてしまう、という点を気にする人もいました。

■生理のメディアでの話題について(男女対象)

Q. 生理についてメディアやSNSで話題になるのは良い傾向だと思いますか。

生理についてメディアで話題になることに対して、10~20代は平均約51%以上がポジティブに受け止めており、一方で30代では約46.1%と半数以下になりました。

ポジティブな傾向だと答えた理由
・今までが、口にしづらい雰囲気過ぎたと思う。ただ、話題になったことで一気にオープンにさせようと音頭をとる組織や人が現れると、逆に水を差すこともあるのではと心配。SNS等で草の根レベルから広まるのは良い傾向だと思う(20代女性、会社員)

男性からは、知識を得ることで、双方向的な意思疎通がしやすくなると思うという意見も出ていました。

■生理について異性と話すことに抵抗があるか(男女対象)

Q.生理について、異性と話すことに抵抗がありますか。

「生理について、異性と話すことに抵抗がありますか」という質問には、10代は58.7%が抵抗あり、20代は48%、30代は49.1%が抵抗を持っていることが明らかになりました。

■生理について、異性と話すことに抵抗がある理由

<女性>
・同性でもオープンに話すべき内容ではないと教えてられてきたから(30代女性、会社員)

そのほか、「恥ずかしい」、「自分の体のことを話す必要はないから」という意見もありました。

<男性>
・セクハラになるかもしれないから(30代男性、会社員)
・あまり触れてはいけない話題であると意識的に思ってしまっているため(30代、会社員)

■生理への理解意欲について(男性対象)

Q.女性の生理について、今より理解したいと思いますか。

男性を対象に「女性の生理について、今より理解したいと思いますか」と聞くと、理解したい、やや理解したい」という意見は、20代は55.8%、30代は48.1%という結果になりました。

■女性の生理について今より理解したいと思う理由
・いつか自分にもパートナーが出来た時に、生理についての理解があれば、的確なサポートができそうだと思うから(20代男性、会社員)
・女性社員の労務管理上、体調面のケアは必要だから(50代男性、経営)

男性側からも、女性の生理を理解しようとする積極的な姿勢が見受けられました。

「生理に対する意識に関する調査」
調査方法:インターネットリサーチ
調査対象者:16歳~65歳、男女
調査サンプル数:624名(10代・20代・30代・40代・50代・60代、各104名)
※10代は16歳~19歳を対象
調査期間:2019年12月12日~2019年12月13日

大王製紙

(マイナビウーマン編集部)

SHARE