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好奇心旺盛な人に向いている仕事とは? 長所と短所、効果的な自己PR方法

ぱぴこ

好奇心旺盛な人は、どんな仕事に向いているのでしょうか? また、どのように自己PRをすると効果的なのでしょう。この記事では外資系OLコラムニストのぱぴこさんが、好奇心旺盛な人の長所や短所、適職などを教えてくれました。

「好奇心は猫を殺す」とは、イギリスのことわざです。

英語圏では、猫は9つの命を持つと言われるため、そんな9つの命を持つ猫でも、好奇心によって殺されるということを表します。

好奇心旺盛な人と、好奇心が皆無な人を比べたら、前者のほうが明らかに魅力的なように感じますが、強すぎる好奇心は身を滅ぼす……といった、長所と短所を表現していることわざといえます。

今回は一見プラスに働きそうな「好奇心旺盛な人」について考えていきましょう。

好奇心旺盛とはどういう意味?

好奇心旺盛とは、自分の知らないことや珍しいこと、面白いことなどに興味を持ち、積極的に知ろうとする姿勢を意味します。

適職は? 好奇心旺盛な人に向いている仕事

では、そんな好奇心旺盛な人に向いている仕事とはなんでしょうか? 自分の好奇心旺盛さを持て余している、なんて人にもおすすめです。

(1)編集者・記者

編集者・記者職は自分のやりたいテーマでとことん深堀りすることが得意な好奇心旺盛な人にぴったりな職業です。

テーマに沿って、さまざまな場所に出かけていって取材ができるという点も、積極的な好奇心旺盛な人の性質にあっているでしょう。

(2)研究職

研究者は自分で研究テーマを決め、それに沿って成果を出すことが求められます。「自分がこうしたい!」という明確なビジョンがなければ続けるのが難しい職業です。

自分が好きなことに没頭し、成果を出すことを求められるという点で非常に親和性が高いでしょう。

(3)コンサルタント

コンサルタントも好奇心旺盛な人に向く職業です。なぜならコンサルタントは案件ごとにテーマが変わるため、新しいことにチャレンジしていきたい好奇心旺盛な人にとってぴったりです。

成長意欲が高く、自分を高めたいと思う人には向いています。

好奇心旺盛な人の仕事における短所

「好奇心旺盛」という言葉からは、常に新しいことへ興味があり、知識欲が強くて行動力がある人物像が浮かんできます。

しかし、仕事においては短所も長所もあるのが事実。まずは、具体的な短所を挙げていきます。

(1)興味のあることしかやらない

好奇心旺盛な人は「自分が知らないもの、興味を持ったもの」へのフットワークが軽いため、自分の興味がある仕事しかやらない、ほかはやっても明らかに手抜き……ということが起こります。

仕事なので「やりたいかどうか」を常に優先されるのは周囲も困ります。

(2)「ビジネス上必要か」よりも「自分が楽しいか」で考える

顧客や上層部へのプレゼンや企画のコンセプトにおいては、「自分がいいと思うもの」がそのまま「ビジネス上必要なもの」ではない場合があります。

このときに、自分の興味嗜好を優先してしまうと「どこ目線なの?」というアウトプットができてしまいます。

(3)熱しやすく冷めやすい

ちょっとでも興味を持つと猪突猛進! で突き進むも、手をつけてみて「それほどでもないな」と思うと、先ほどの熱はどこへやら、すぐ手を引いてしまう部分があります。

やる気満々で進めていたと思ったら「もうやめた」と返答されると、信頼感が下がってしまう可能性があります。

好奇心旺盛な人の仕事における長所

好奇心旺盛な人のネガティブな面を挙げてしまいましたが、続いては長所を見ていきましょう。

(1)成長意欲が高い

自分の興味が湧いたものを「知りたい」と思い、どんどん調べていく姿は「成長意欲が高い」と見えます。

自分でどんどん行動できる点は、仕事でも活かせる強力な武器です。

(2)集中力がある

「いい!」と思うと、周囲の声が聞こえないほど没頭し、猛スピードで対象への理解を深めていくなど、好奇心が強い人の集中力は目を見張るものがあります。

誰もができるわけではない明確な強みです。

(3)フットワークが軽い

興味があるものに対して、すぐ調べ・すぐ体験しに行く人が多く、フットワークの軽さは強みです。

とにかくやってみる、とりあえず調べてみるという癖がついているため、リサーチ能力が高いです。

(4)知識や経験の幅が広い

自分の好奇心に貪欲&素直に向かい合った結果、様々な知識や経験をしていることが多いです。

インプットが多いということはアウトプットにも活かせるということ。思いもよらない点と点をつなげて、新しいビジネスを創出できる可能性があります。

好奇心旺盛な人に合う仕事を知っておこう

好奇心旺盛な人の、新しいことに飛び込んでいく姿勢は非常に強力な強みになります。しかし、「自分の興味のないことでは能力が発揮できない」という弱点があるため、最初から「自分が楽しい」と思う仕事を掴み取ることが重要です。

非常に魅力的な1の仕事のために、9の興味のない仕事をする……といったタイプの業務配分は向かないため、この点は注意しましょう。

(ぱぴこ)

※画像はイメージです

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