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不倫する男性の心理とは? 狙われる女性の特徴と対処法

ウイケンタ(コラムニスト)

不倫する男性心理とは? 「不倫、百害あって一利なし」と主張する恋愛コラムニストのウイさんが、不倫をする男性の共通点や、狙われやすい女性の特徴などの真実を語ります。

戦争、差別、貧困、環境破壊。

この世で「誰がなんと言おうと絶対にないほうがいいもの」はいくつか存在しますが、不倫も戦争や差別と同じラインにあると思っています。

不倫、百害あって一利なし。絶対悪。

それでも、戦争や差別がなくならないように、不倫がなくなることもありません。今日もどこかで誰かと誰かがコソコソと会い、不倫しています。どうやら不倫には何かしら罠があるようです。今日はそんな不倫について書かせていただきます。

不倫に対する世間の認識

先ほど僕は不倫のことを「百害あって一利なし。絶対悪」と書きましたが、これは僕が不倫経験のない独身だから言えるんですよね。リングの外、安全地帯から不倫を正当化する人に向かって石を投げているわけです。

不倫がなくならないのは複数の正義が存在するから

不倫に対する意見は本当にさまざまで「不倫くらいいいじゃん! ガンガンいこうぜ!」と言う人もいれば「え? これは不倫じゃないよ。本気だよ。運命だもん」と言う人もいれば「不倫ねぇ、まぁ、良くはないけどねぇ、しょうがないときもあるんじゃないかなぁ。男と女だもん」って言う人もいるわけです。

戦争と一緒で、さまざまな正義が複雑に入り組んでいるからこそ不倫はなくならないわけです。

それでも「不倫は悪。マジで百害あって一利なし」

マイナビウーマンの読者様の多くは一所懸命仕事も恋愛もがんばる女性であり、僕と一緒でリングの外の安全地帯にいられるはずなんです。でも、前述したような価値観を持った人たちがきっと身近にいて、色んな意見が耳に入ってきてしまい「不倫、そんなに悪くないのかも」って感じてしまう瞬間もあるのかもしれません。

でも「不倫は悪。マジで百害あって一利なし」この精神を忘れず読み進めてください。

不倫する男性の共通点

まずはみなさんを不倫の谷に引きずり込もうとする男性について書きます。不倫する男性の特徴を見た目で判別するのは不可能です。

いかにも不倫してそうな人が健全に奥さんだけを愛していたり、不倫なんかしそうにない人がマッチングアプリで独身を装い毎日のように不倫相手を探していたりするものです。

「性欲」「ゲーム感覚」「満たされない」不倫する男性心理

では内面はどうでしょうか。不倫に走る男性はどのような心理で不倫をするのでしょうか。

さまざまな理由があります。「性欲がすごい」「ゲーム感覚」「満たされない」。中には「家庭を円満に回すための潤滑油」とまで言い出す人もいます。まだまだありますがここだけで予定文字数をオーバーしそうなので割愛します。

共通する特徴は「家庭がうまくいっていない」

ここで重要なのは不倫する動機がなんであれ「家庭がうまくいっていない」ということです。こういうことを書くと「家庭がうまくいっていても不倫する人いるよ?」とワケのわからない反論をする不倫擁護派もいますが、女子高生がマックで言う「うちのオヤジ、マジでむかつく。あいつ絶対に童貞だよ」くらい支離滅裂な理論なのです。

マイナビウーマンの読者様、繰り返します。不倫、百害あって一利なし。忘れないでください。

「いい子」が不倫男性に狙われる

いわゆる「いい子」が狙われやすいです。

残酷な話なんですけど、自分よりも相手のことを優先し、辛抱強くいろいろなことをガマンしている女性です。不倫する男性は相手に「めんどうなことを言わず、予定を合わせてくれて、セックスさせてくれる」ということを求めているわけですから。

当然不倫をバラされるような相手や、何かしらの無茶をしてきそうな危険な女性を口説こうとはしません。では、そういった女性のように狙われないためにはどうすればいいのか?

最大の自衛は「不倫の非生産性」を知ること

簡単ではありません。性格を変える努力をするよりも、不倫がいかに「何も産まない非生産的かつ愚かな行為で、自分の大切な若さとカロリーとお金を消費するものなのか」というのを忘れないことが一番の自衛なのです。

盲目でなければ、不倫の見抜き方は数多ある

男性が独身を装った既婚者であっても、住んでいる場所、連絡してくる時間の確認、彼の誕生日などのイベントに会えるか、友だちとは会わせてくれるか、家に呼んでくれるのか、などいろいろと確認すれば自衛できる手段はあるのですが、「不倫は最悪」という認識が甘いとついつい盲目になってしまいます。

だから、何度でも言います。マイナビウーマンの読者様、不倫は百害あって一利なしなんです。死ぬまで忘れないでください。

「離婚したら自分のところに来てくれる」は幻想

不倫相手を本気で好きになる男性はいるのでしょうか? 奥さんと離婚して、本気で不倫相手と結ばれようとする男性はいるのでしょうか?

わずかながら、います。不倫する既婚者の1%くらいのレアな存在です。

そういった男性は奥さんと別れて慰謝料や養育費などしかるべき責任を負い、さまざまな批判や陰口を受け止めながら、命がけであなたと一緒になろうとします。

しかし、ここにも罠があります。

奥さんと別れても再婚する保証はない

奥さんとは別れたけど、あなたと一緒になろうとしない男性が大勢いるのです。「さすがに離婚したばっかりですぐ結婚するのは世間体が……」などの理由で不倫中の「嫁とは別れるから」と同じように、のらりくらりといつまでも逃げ回るのです。

なぜなら、離婚した途端、手にするからです。自由を。

一度は手放したはずの身体的、精神的な自由をまた手にしてしまうのです。慰謝料や養育費もあるし、離婚が失敗体験として身体に刻まれ、逃げ腰になっている、ということもあるのでしょうが、再び手にした自由に快適さを覚え、手放したくなくなるのです。

不倫相手と妻に求める条件は違うかもしれない

そして、それと同じくらい大きな理由に「不倫相手としてはよかったけど、嫁となると違うかも」ということに改めて気づくのです。

不倫相手が自分のことを本気で好きかどうか? 離婚したら本当に自分と一緒になってくれるのか? それがわかるまでには膨大な時間とカロリーが必要で、ようやく答えが見つかったときには不倫前の自分よりもずいぶんと歳をとっています。

しかも、待っている答えは多くの場合残酷なものばかりなのです。書けば書くほど不倫は絶対悪です。

それでもしますか? 不倫

最後に、愛するマイナビウーマンの読者様が不倫しないように、いかに不倫が絶対悪かを追加で書きます。

そもそも、不倫っていうのは恋愛じゃないんですよね。相手の未来、自分の未来、社会的な責任、さまざまなものを放棄してる状態は到底「恋愛」なんて呼べる代物ではありません。リスクだけは高い「恋愛ごっこ」です。

不倫する男性は、不倫相手に「嫁」としてのハードルはもちろん「恋人」としてのハードルすら設定していません。都合よくセックスできればOK。未来を一緒に作らなくてもいいわけですから既婚者からしたら気軽な相手です。

不倫相手に優しい言葉をかけるのは「将来は家庭に戻るよ! ごめんね~」という背徳感からくるものです。恋愛だと思っているのはいつだって「不倫相手側だけ」なんです。

将来、不倫を止めて、ちゃんと好きな人ができたとします。その人があなたの不倫の過去を知ったときに受け止めることができるのでしょうか。隠し通すにしても不倫の期間が長ければ長いほど十字架は大きくなり、のしかかってきます。

隠し通すにしても、カミングアウトするにしても、それ相応の覚悟は必要です。

不倫、百害あって一利なし。どうか、忘れないでください。

(ウイ)

※画像はイメージです

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