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人を信じられない心理&原因は? 恋愛で人間不信になったときの対処法

紅たき(占い師・コラムニスト)

恋愛で裏切られると、人間不信に陥ることがありますよね。この記事では、人を信じられない人の心理や原因、恋人を信じられなくなったときの対処法について、占い師・コラムニストの紅たきさんが解説します。

つらい恋愛の経験から、人を信じられなくなったという方は多いもの。

信じてまた裏切られるのが怖い……。

そんな気持ちのまま、いつまで経っても次の恋へ行けず、つらい思いをしている人もいると思います。

今回は、人を信じられなくなった原因や、どうやったら人を信じられるようになるのかをお伝えしたいと思います。

恋愛で傷ついた……人を信じられない人の心理とは

恋愛で傷つき、人を信じられなくなってしまった人には、共通する心理傾向があります。

どのような特徴があるのか、詳しく見ていきましょう。

(1)物事を悪いほうにばかり考える

人を信じられない人は、何かをやろうとするとき、どうせ失敗するに決まっているとネガティブに考えがちです。

これは、心の防衛本能が自然に働いているからです。

きっとうまくいく! とプラス思考に考えて、結果失敗してしまったら落ち込むでしょう。

けれど、最初から失敗すると思っていれば、うまくいかなかったとしても、やっぱり失敗したと思えます。

そのほうが心のダメージが少ないので、どうしてもネガティブになってしまうのです。

人を信じて裏切られたときの心の傷が、そのような思考をさせていると考えられます。

(2)自分は運が悪いと思っている

人を信じられない人は、自分は生まれつき運が悪いのだと思っている人が多いです。

つまり、何かうまくいかないことがあると、自分のせいではなく、運のせいにするのです。

これも、心の防御本能が働いている証拠。

人は、悪いことが起こったとき、何かのせいにすると楽になれるのです。

自分は悪くない、たまたま運が悪いのだ。

こう考えることで、自分の心を守っているのです。

(3)自分のことも信じていない

人を信じられない人は、自分のことも信じられない場合が多いです。

自分なんてダメだ。自分は何もできない。自分には愛される資格がない。

そんな風に、自分のすべてを否定してしまいがちなのです。

(4)疑り深い

人を信じられない人は、何でも疑ってしまう傾向があります。

誰かに「かわいいね!」「その髪型いいね」などと褒められても、素直に喜べません。

何か裏があるのではと疑ってしまうのです。

(5)選択を相手に委ねる

人を信じられない人は、何か選択しなくてはならないとき、自分では決めずに相手に選択を委ねることが多いです。

人を信じていないのに、なぜ選択を任せてしまうの? と思うかもしれませんが、人にお任せしたほうが間違った選択をしても非難されることはなく、気が楽だからです。

参考記事はこちら▼

他人に警戒心を持ってしまうことはありませんか。なぜ他人を信じられないのかあなたの深層心理を診断で探ります。

なぜ人が信じられないの? 人を信じられない原因5つ

では、人を信じられない人は、どうしてそうなってしまったのでしょうか。

どのような恋愛経験から人間不信に陥ってしまったのか、具体例を挙げていきます。

(1)彼氏に容姿をけなされた

彼氏に容姿をけなされたら、ひどく傷つきますし人間不信に陥る原因になります。

容姿は生まれつきのものですから、自分ではどうにもできないことが多いもの。

女性は自分の見た目を必要以上に気にしますから、「毛深いね」とか「太っているね」とかいう言葉に、過敏に反応してしまうことが多いのです。

(2)彼氏に性格をけなされた

自分のすべてを受け入れてくれたと思っていた相手から、「性格暗いね」とか「ウザい」などと言われ続けたら、「じゃあこの人、なんで私と付き合っているの?」という気持ちになります。

相手は軽い気持ちで言っているのかもしれませんが、自分の悪口を聞かされ続けるのは苦痛そのもので、人間不信になってもおかしくありません。

(3)彼氏が友だちと浮気をした

恋愛で人を信じられなくなった人には、彼氏に浮気をされた経験している人が多いです。

特に浮気相手が自分の友だちだった場合は、友だちと彼氏という、信じていた人たちにダブルで裏切られたことになります。

これほどの屈辱とショックはありません。

恋愛と友情を一気になくすことで、人間不信に陥ってしまうのです。

(4)彼氏にウソをつかれた

彼氏にウソをつかれたことも、人間不信の大きな原因になります。

学歴や職業を偽られていたり、ほかに彼女がいるのにいないと言われていたりしたとわかったら、ショックを受けて当然です。

一度ウソをつかれると、その後何を言われても、まただまされるのではないかと相手のことを疑ってしまいます

(5)彼氏が付き合った途端、豹変した

付き合いはじめたとたんに彼氏が豹変したという経験は、人間不信の原因になります。

付き合う前はやさしかったのに、急に暴言を吐くようになったり、冷たくなったり……。

こんな経験をすると、心の底では人間が何を考えているのかわからないと思うようになってしまいます。

人が怖い! 恋愛で人間不信になったときの4つの対処法

一人で生きていく

恋愛でひどく傷つき人間不信になってしまうと、そう簡単には立ち直れないかもしれません。

人間不信を克服するには、どうしたらいいのでしょうか。

ここでは、立ち直るためにぜひ試してほしい対処法についてご紹介します。

(1)人間不信の自分を肯定してみる

まずは、人が信じられなくなった自分を責めるのはやめて、「こういう自分でもいいんだ」と肯定するようにしてみましょう。

無理に人を信じようとしなくていいんです。

人が信じられない自分のことを悩まなければ、心が楽になりますよ。

(2)素直に感じたことを受け入れる

人を信じることは簡単なことではないですし、逆に疑ってもキリがないもの。

それならば、相手の言動や態度について、そのまま素直に受け入れてみましょう。

つまり、だまされてもいいと開き直ってしまうことです。

「かわいいね」と言われたら、素直にうれしいと思いましょう。

「仕事がんばっているね」と言われたら、認めてもらえたと受け入れることです。

余計なことは考えないで、ありのまま感じてください。

(3)人を信じられなくても恋愛はできる

腰に手を当てる

人を信じられないと恋愛に臆病になりがちで、もう二度と恋なんてできないんじゃないかと思うかもしれませんね。

でも大丈夫です。

無理に人間不信を直さなくても、恋愛はできます。

「信じられる人だから好き」ではなく、「好きだから信じてみようかな」と思える程度でいいというように、恋の入り口をもっと広げてみましょう。

(4)好きな人には他人行儀に接する

人を信じられない人に限って、好きな人には「私のことを全部わかってもらいたい!」とがんばりすぎてしまいます。

そうしないと、本当の恋ではないと思うからです。

でも所詮、他人同士なのですから、わかり合えない部分があって当然です。

それならせめて、相手に不快感を与えない程度に距離を保つ、つまり他人行儀に接することが恋の入り口では大事です。

信頼関係はすぐにできるものではありません。

まずは、一緒にいてお互いに不愉快ではない程度に、礼儀正しく接していきましょう。

そうしているうちに、いつの間にか距離が縮み、相手を信じることができるようになっていくはずです。

人間不信の克服を焦らないこと!

人を信じること、愛することは難しいもの。

信じれば信じるほど、裏切られたときの痛手は大きいからです。

それでも、お互いに信じ愛し合うことができたときは、このうえない安らぎと幸せがあります。

人を信じられる人、そして人を信じさせることができる人でありたいものですね。

ただし、人間不信の克服を焦ってはいけません。

ゆったりのんびりかまえて、いつの間にか信じられるようになっていた……そんな風に、心が穏やかに落ち着くことを目指しましょう。

(紅たき)

※画像はイメージです

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