好きな男性に効果的。可愛い「LINEプロフィール画像」
LINEを交換した気になる彼。プロフィール画像をどんなものにすれば、彼に「可愛い」と思われるか悩む女性は多いはず。この記事では、男性が可愛いと思うプロフィール画像や、男性ウケが悪いプロフィール画像について、元人気ホステスで恋愛コラムニストの二宮ゆみさんに教えてもらいました。
以前、男性に可愛いと思われる「LINEアイコン」をご紹介しました。こちらで「LINEのプロフィール画像はモテに直結する」ことがわかっていただけたと思います。
今回は、片思いの男性や気になる男子がいる女性向けに、「男性にアプローチするにはどんなプロフィール画像が有効なのか」をくわしく解説していこうと思います。
好きな人へのアプローチに、LINEのプロフィール画像は重要?
気になるあの人や、片思いのこの人。
連絡はしたいけど、ウザがられるのは絶対イヤ。
本当はトーク一覧の画面を開いたときに、トーク一覧に常に鎮座してたい。
でも、今はあまり高頻度で連絡できない「ただの友だち」っていう立ち位置だし……。
こんな状況、よくありますよね。
トーク一覧はメッセージの更新順に表示されるという無情なLINEの仕様。
つまり、気になる彼のトーク一覧の1ページ目は、同僚や友人、さらにはユニクロやヤマト運輸、LINE PayやLINEスタンプ、果てはスタンプほしさに友だち追加したどこかの公式アカウントたちが覇権争いをしているわけです。
ここに割って入らなければなりません。
大丈夫、LINEは片思いの味方です。きっと恥ずかしがりやの誰かが設計したにちがいありません。
表示順=更新順なので、あなたのトークがどんなにスクロールしてもでてこない、そんな場合でも、プロフィール画像変更→からの→メッセージ送信、のコンボで、確実に新しいプロフィール画像を見てもらえます。
当たり前といえば当たり前なのですが、女性の可愛い写真を見るのが大好きな生き物、それが男性です。
たとえば。
菩薩のように寛容で可愛い友だちが、社内からのFacebookの友だちリクエストに全員承認したところ、その子が可愛い自撮りや友だちとの写真を投稿するたびに、会社の同僚男子からの「いいね!」の嵐、おじさんたちに至っては「やっぱり可愛いね!」なんて欲望丸出しコメントまで。
こんな光景に、まま出くわします。
可愛い自撮りには、
(これってセクハラ……?)
(口説いてるって思われてるかも……?)
(ここにコメント残すのってKYかな……?)
と、仕事仲間にすら自制がきかないのが彼ら、男性なのです。
Twitterでよくある「可愛い自撮り写真への大量のいいね」を見ても明らかですよね。
女性の中では抜きんでてオトコ好きな私ですら、吉沢亮や中村倫也や田中圭や生田斗真が出ているドラマは録画してでも見ますけど、イケメンの友だちのFacebookを巡回して「いいね!」を押して回ったりはしません。
つまり、条件反射のごとく可愛い女の子に反応してしまう彼らの習性を利用しないテはないのです。
自信を持ってプロフィール画像を更新しちゃいましょう。
上記の可愛い友だち事件から想像するに、強烈なアピールになることはまちがいないです。
可愛い画像なら「誰だこれ!?」って、気になって必ずトークを見返して思い出そうとしますから。
男性が可愛いと思うプロフィール画像
MAX詐欺写メ
前回も書いたものですが、これは最強です。
上の「プロフィール画像が重要な理由」でも書きましたが、もう端的に言って「MAX詐欺写メ」が一番です。どれくらいすごいかって?
たぶん、初回のデートで微妙な感じで疎遠になり気味な人を一回引き戻すくらいのパワーがあります。
ホントすごいんですよ。
この際、性格の悪い女友だちからの、「うわー、奇跡の1枚使ってモテようとしてるーwww」といった僻みや妬みはガン無視しましょう。
そんなの気にしてたら、モテるものもモテなくなります。
ちなみに、リサイクルショップってインターネット広告をよく出す業種の上位らしいのですが、その広告の大半が、可愛い女の子が首をかしげて、「どこに売ったらいいんだろう?」とか、にっこり笑顔の美女が「高額査定が自慢です!」「大型案件もお任せください♡」など、とにかく美人勢ぞろいのバナーばかりなのですが、なぜかご存知ですか?
……はい、もうおわかりですよね(笑)。
それは、なぜか男性がクリックするから、です(笑)。
インターネット広告で競合を出し抜こうと日夜研究してるリサイクルショップのみなさまが努力の末にたどり着いた結論が、「可愛い女子の画像を使え」。
別にクリックしたところでその美女と会えるワケでもないのに、本当に男性って可愛いですね。
男ってバカ……なんて思わないで、ぜひ、この有意義すぎる情報をご活用くださいませ。
趣味はじめました系
前回、趣味やゴルフがいいと書きましたが、気になる彼、片思いの彼の趣味とか好きなものにがっちりかぶせましょう。
きもいとか思われそうで怖い?
いえいえ、まったく、何も、全っ然、気にすることないです。
あなたが、自分と同じ趣味をやっている、もしくは自分の好きなものをやろうとしてくれている。
それだけで男性ってうれしいものなんです。
この小技、ついでに「感化されて山ガールはじめちゃったw 初心者だけど、今度一緒に行けるところあったら誘ってー!」なんてLINEもできちゃいますし、一石二鳥ですね。
イメチェン写真
これは気になる彼、片思いの彼向けです。
これまでのあなたを知ってる人であればあるほど、イメチェンは男性の好奇心をそそります。
髪型や服装を変えるだけで、「あれ、こんな感じだっけ?」「なんかいいかも」「もう一回会ってみたい……」といった気持ちになってもらえればこんな楽チンなことないですよね。
彼の好みを把握して、それに合わせられたら言うことナシです。
旅行での1枚
風景だけよりは、ジャンプしているなどのかわいらしい写真をチョイスしましょう。
「旅行でテンション上がって、こんなことやっちゃいました、てへ♡」
というような雰囲気を出したものであれば、片思いの彼も、「この子と旅行に行くとこんなに喜んでくれるのか―」「一緒に旅行、してみたいなあー」なんて、ポジティブな思いを巡らせてくれるでしょう。
石橋をたたいて渡る系の彼には、あなたと付き合うリスクを交際前からできるだけ排除する、高等テクニックのひとつでもあります。安心を提供するって、大事ですからね。
男性ウケが悪いプロフィール画像
自分だけ可愛い画像
友だち何人かで写っている写真で、「あなたは奇跡の写り、でも両脇の友だちは半目」だったらどうしますか?
私のプロフィール画像だもん、いいじゃん私さえ可愛いければ!
と思うお気持ち、わかります。
橋本環奈さまであれば半目だろうと変顔全開だろうとなんでも自信満々で投稿できるでしょうが、顔面偏差値が普通レベルの私たちは、自分の可愛い顔に弱いです。
使いたい。そして好きな人にコレをみてほしい。あわよくば「可愛いじゃん!」って褒めてほしい。
でも。でもです。
コレはやめておきましょう。彼がいい人であればあるほど、「この子、自分さえよければいいんだな……」と、悪印象を植えつけかねません。
残念ですが、メイクと角度の練習をしつつ、次の奇跡を待つしかありません。
友だちが顔半分
これも上記と理由はほぼ一緒です。
(ここでどうして友だちの顔を切ってるんだろう……?)
と、彼に疑問を持たせてはいけません。
大事なことは「悪意を感じるかどうか」。
同じ理由で、「両脇に友だちが明らかにいるのに、自分のところで意図的に切り取った」画像もオススメできません。
可愛い? キャラクター
たとえば、最近秋田旅行に行って、「ちょっと可愛いなまはげがあったから撮ってみた♡」。
これ、多分女子ウケはします。
「え、なにそれ可愛い、なまはげ?w」とか、「秋田行ったんだー♡ どうだったー?」とか。
でも、対男性の武器にするには微妙なチョイスです。
彼らは私たちに比べると、キャラクターものを喜ぶ感性がミジンコ並みです。
個人的にはこの世のキャラクターはどれも可愛いと思いますが、男性からすると、女性だもん、女性らしい画像のほうがいいんじゃない……? といった気分になるそうです。
どうしても使いたいなら、彼には見えない「着せ替え」で自分だけこっそりと楽しむことにしましょう。
高級すぎる日常
1本おいくら万円するのか、ラベルを一見しただけでわかってしまうような高級ワインにシャンパン。
それはパパですか? それともまさか父親じゃないパパですか? と疑問が頭いっぱいになる、「パパのクルーザーで誕生日パーティをしたよ♡」のコメント。
リムジンしかり、黒い跳ね馬や黄色の暴れ牛もしかり、月イチの海外旅行もしかり、高級バッグやアクセサリーもしかり、です。
好きな彼がバブリーな御曹司なら問題ありませんが、気になる彼とはなるべく金銭感覚をあわせた投稿をオススメします。
可愛いは作れる
毎度、顔面つくりこんでナンボ的なお話ばかりさせていただいております私ですが、
一方では、「可愛い」もうれしいけど、それより内面を見てほしいし、本当の自分を理解してほしい、なんて中学生のような気持ちで生きてるし、1歳児のよだれと鼻水にまみれる毎日で、服なんかユニクロで十分だと思ってるし、朝の15分のメイクすらその時間寝ていたいと本気で思うし、なんなら毎日マスクで出社したいと切実に願っていたり、します。
でも、そう思う反面、容姿端麗さが総じて得をしがちな世の中であることも、長年「女性」をやってると、痛いくらい身にしみているのも事実です。
ましてキャバ嬢なんて「可愛い」を売っているような職場に身を置くと、なおさらね。
そんな現実に、なんだかなあ……と思う局面は多々ありますが、外見至上主義を批判し、真っ当な社会とはこうだ! と世直しに突き進むパワーも根性もない私。
ですので、髪をツヤツヤに維持して、毎日顔を盛って、可愛い自分を作って、「可愛い、それもまた正義」と体感する道に進む道を選んで、いまのところ生きております。
この国のこの時代に女性という性を持って生まれた瞬間から、ある程度の「可愛くあれ」という宿命から逃げることはできません。
じゃーいっちょ、「可愛く」なってやろうじゃん? お前ら、可愛い私、好きなんでしょ? ねえ?
みたいな謎の上から目線で生きるのも、また、一興。
案外、イージーモードで人生を進められます(笑)。
(二宮ゆみ)
※画像はイメージです