思わずクラっとくる。男性を落とす言葉
友達以上の好きな男性がいても、相手が告白してこなかったり、なかなか進展しなかったりと悩む女性は多いですよね。女性から誘い、告白できちゃう女性は少ないからこそ、女性からの男性へのアプローチは実は効果的なんです。この記事では、「男性を落とす言葉」を、恋愛コラムニストの神崎桃子さんに聞きました。
「いいな~あの人」
「彼とデートしてみたい」
気になる相手がいても自分のほうから誘い、告白できちゃう積極的な女性はやはり多くはないもの。
でもでも、「私なんかあの人の恋愛対象じゃないだろうな」なんてチャレンジせずに諦めるなんてもったいない!!
だって面と向かって「好き」と自分が言えなくったって、“自分のことを好きに仕向ける”ための努力くらいはできるはず……。
今回は恋愛コラムニストの神崎桃子が気になる男性の落とし方をレクチャーします。
女性も男性を落とすことはできる?
女性が男性を“好きに仕向ける”のに最適な方法は「褒め落とすこと」
あなただって、自分のタイプじゃない男性からだって褒められたら嫌な気はしないでしょう。
「へ~私のこと、そんなふうに見ててくれたんだ」とうれしくなり、その人に対しての印象も変わるはずです。
自分が好かれたいならまずその相手を褒めること。
人は自分を称賛してくれる相手に好意を抱く傾向があるんです。
人は誰でも「認められたい」という承認欲求を持っています。
女性よりも自尊心の高い男性は、本当はいつだって「俺ってすごいんだぜ~」と自慢したいものなの。「尊敬されたい」という気持ちが強い。
だからこそ、「男性は褒めて落とすべき」なのです!
男性を落とす「言葉」
ここでは神崎桃子が「男性が喜ぶ言葉たち」を紹介していきます。あなたも「褒め言葉」を使って彼の気持ちを揺さぶってみて!
1.「すごいね~」「それ、いいね」
男性への賛美の言葉の鉄板中の鉄板はこのフレーズ!!
小さいときから男の子は「すごいね」と言われるのが大好き。
「わ~そのオモチャ! いいね~」
「○○くんの持ってるミニカー、すごくカッコいいね」
なんて言うと大喜びするでしょ。
褒められた男の子というのは、「じゃ、おまえに貸してやるよ」「ほかにもあるよ。もっと見せてやろうか?」って調子にのるの。
オトナになってもその傾向は変わらない。
「その車、いいね!」と言われたら「じゃ、ドライブに行く?」と言いたくなるのが男というもの。
持ち物じゃなくとも“彼の大事にしているもの”をとにかく褒めましょう。
彼の仕事でも彼のスキルでも、趣味でも構わない。
男性は自分の大切な物を女性に理解してもらえるとうれしくてたまらないのです。
2.「さすがは○○さんだね」
男性は認められることで自信がつくんです。
会社である程度のポジションにつけている経験豊富な男性ならともかく、経験値のない若い男性の「自信」などただの虚勢にしかすぎません。
上司から言われたことに落ち込んでしまったり、「俺ではダメなのか」「俺じゃ力不足なのか」と信念がグラつき自分を見失ってしまうことがあったりするの。
そんな男性に有効なのが女性からの「さすが!」という褒め言葉。
社会経験を少しばかり積んだ男性にはまだ実績や確固たる地位なんてない……。
だからこそ「さすが、○○さん」と言われることに弱いのです。
はじめはなんとも思ってない女性であってもそう言われると、「この人は俺の価値をわかってくれる」となり男性の気持ちはグラつくのです。
3.「やっぱり○○さんでなくちゃね」
「さすが!」と同様「やっぱり」という言葉も、男性の自尊心をくすぐり、男性のテンションをアゲる魔法の言葉なの!
「やっぱり○○さんでなくちゃね」「この仕事はやっぱりあなたじゃなきゃできないね!」なんて言われたらますますやる気が出ることまちがいなし。
男性は、「俺は頼りにされている」「俺は必要とされている」と思うことでより一層努力をみせるのです。
2.で紹介した「さすがは○○さんだね」の褒め言葉をあわせて、「さすがは○○さん、やっぱりこういうのはあなたでなきゃ!」とダブル使いすれば、あなたは男性を喜ばせる最高の女性となるでしょう。
4.「〇〇さんのそういうところ、カッコいいよね」
“カッコいい”は男性にとってあこがれの褒め言葉です。
ただし、気をつけたいのはそこに信ぴょう性を持たせなくてはなりません。
男性のカッコよさを褒めるには、ただ「カッコいい」というだけでは安っぽい言葉に成り下がるの。
そこに「どこどこがイケてた」「そういうところが」を付け加えなければ、「本当かよ?」と警戒されてしまうだけ。
彼のどんなところがカッコいいのか、彼のどんな行動なのか、発言なのか、考え方なのか、その男性をちゃんと観察し、「具体的な彼のカッコよさ」を見つけ出してそれを言葉にできたら大成功!!
「俺にもイケてるところがある!」自分をそう思わせてくれた女性はまさに女神なのです。
男性を落とす「LINEでの言葉」
ここではLINEを利用して男性を落とす方法を教えましょう。LINEでは職場やリアルで会ったときに使用する言葉よりもプライベート感を出すのがポイント。
1.「○○してたらあなたのこと思い出しちゃった」
LINEで男性をその気にさせたいなら、神崎桃子の一押しは「なんか、あなたのこと思い出しちゃった……」コレに尽きます。
男性を落とすには「え? もしかして? コレって?」と思わせるのがコツ。
「コイツ、絶対俺のこと好きだろ」と思わせるよりも効き目があります。確信してしまえば彼がそこで安心してしまいあなたを追ってこなくなるかもしれないからです。
「もしかして、コレって自分に気があるってこと?」と動揺させることで彼はあなたを意識しだします。
「あなたが好き!」と言い切られるより「ひょっとして……」という妄想を与えるほうが効果的なのです。
2.「コレ、教えてもらえる?」「コレ、よくわからなくて……」
あなただって自分の趣味や得意なことを聞かれたらノリよく教えてしまいますよね。
彼だって自分の好きなものや得意分野を引き合いに出されたら、たとえLINEがマメでないタイプだとしても無視などしません。
女性に“教えてほしいアピール”をされたら「しょうがね~なぁ」と言いつつ教えてやりたくなるのが男性というの。「イヤだ」と断る男性は皆無に等しいでしょう。
そこでLINEが続いたら、「○○くん、ホントすごいくわしいんだね」「そんなことわたし知らなかった!」「もっと知りたい!」と反応してあげれば彼はご満悦。
「もしよければ電話しようか」とか「会って話す?」となるかもしれませんよ。
3.「ココ、行ってみたい」「コレ、おいしそうだね」
まだ付き合っていない男性を自分からデートに誘うのはなかなか難しいもの。
でも、それは相手にとっても同じこと!
まだ付き合ってもいない女性をデートに誘うのは男性からするとプレッシャー。
男性は自分から誘って失敗することを何よりも怖がっていたりします。
なので、女性のほうから興味のあるモノや場所を言われたほうがかえって「いいよ」と言いやすくなるんです。
「コレ、おいしそうだよ」とお店の料理の画像をリンク先とともに送れば食いついてくる可能性は大。
デートだと意識させずに「それぐらいなら俺だって付き合える」と思わせるのが賢い女性のやり方というもの!
男性が気負わずオッケーしてしまう口実を作ってあげましょう。
4.「コレ、○○さんにしか言えないことなんだけど」
人の目を気にしないで済むLINEでコレを使わない手はありません。
“秘密の共有をする”ことで彼ともっと親密になれるのです。
あなたも女友だちから「みんなには話してないんだけど」と言われたら「なになになに?」って聞き入っちゃうでしょう。
「これはあなたにだけ、ほかの誰にも言ってないんだ、内緒ね」なんて言われたら「私は特別な存在なのね」とうぬぼれてしまうはず。
この「あなただけ効果」は友だちだけでなく、異性関係ではもっと威力を発揮します!
男性にとって「特別扱いされる」ということは自分がほかの男性より優れている、認められているという証拠なの!
彼への特別感をLINEで演出しちゃいましょう。
恋愛に発展させるには?
「あなたが仕向けてもそれにノッてこないようなら恋愛向きの男性ではない!!」
あなたが上手に褒めて彼の承認欲求を満たせば、きっと彼はあなたに好感を持ちます。
こちらから“仕向ける”ことで彼を攻め落としましょう!
恋愛に発展するか否かはあなたの褒め倒しにかかっています。
上記のことを実践し、こちらが努力したにもかかわらず「彼がそれにノッてこない」「リアクションが薄い」ようなら見込みがありません。
とんでもなく鈍感な男性か、恋愛に向いていない男性でしょう。
“煮え切らない男性”をいくら待っていても熱くなることはありません。
もし仮に付き合えたとしても互いの温度差がありすぎて長続きはしないでしょう。
恋愛は低体温ではできません。
“あなたに見合う相手”というのは同じ温度で恋愛できる男性なのですから!
(神崎桃子)
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