付き合ってないのにモーニングコールを頼む男性心理7選。本命の可能性は?
「朝が弱いから」「起きる自信がなくて」なんて、男友だちや知人男性からモーニングコールを頼まれた……。片思いの彼の頼みなら脈アリかもとうれしくなりますが、男性がモーニングコールを頼む=本命、と判断できるのでしょうか? 今回は“モニコ”を頼む男性心理と、その先の可能性について、恋愛コラムニストのひろたかおりさんに分析していただきます。
「明日の朝起こしてくれる?」と男性に頼まれた。「そういうのって、彼女にお願いするものじゃないの!?」と思いますが、お願いしてくる男性はどんな気持ちなのでしょうか。
多くの場合、男性にとっては「信頼している」からこんなお願いができるもの。そこにはどんな心理があるのか、恋愛コラムニストのひろたかおりがお話しします。
彼女じゃない女性にモーニングコールを頼む男性の心理
彼女じゃない女性からのモーニングコールは、男性にとってどんな意味があるのでしょうか。
信頼している
まず、「自分の起床について誰かを頼る」ことは、それなりに信頼できる相手にしかできません。起きるのが遅くなって会社に遅刻すれば問題になるし、大事な予定のある日もしかり。
「ちゃんと目を覚まさなきゃ」と思うからお願いするのであって、そこには相手に対する信頼が不可欠です。
相手が彼女でなくても頼るのは、「この人なら起こしてくれる」と信じているから。自分にとってどんな存在であれ、モーニングコールをお願いする女性には大きな信頼を寄せていることになります。
距離を縮めたいと思っている
たとえば仲良くしている男友だちから「明日の朝、電話で起こしてほしい」とお願いされたとき。
「何で私が?」と思うかもしれませんが、男性にとっては精一杯のアピールとしてお願いしている可能性があります。
今は友だち関係だけど、あと一歩、踏み込んだ関係になりたい。モーニングコールは彼女に頼むものという下地があるからこそ、その立場になってほしいという男性の気持ちが込められているのですね。
好意のサイン
上の場合と同じく、彼女じゃない女性にモーニングコールを頼むのは好意のサインであるともいえます。
「私、朝型人間だから早起きが苦じゃなくって」など話しているのを聞き、親しくなるきっかけとしてお願いすることがあるのですね。
朝から連絡をもらえるほどあなたと近い存在になりたい、それが当然になりたいという気持ちのあらわれかもしれません。
声が聞きたいから
男性のほうが女性に好意を持っている場合は、単純に「朝から好きな人の声を聞きたい」と思っている可能性もあります。
たとえば実はひとりで起きるのはつらくないのだけど、起こしてもらうことを口実に朝から会話ができるとすれば、男性にとってはうれしい時間ですよね。
「朝が苦手で」など今まで言ったことがないのに、突然こんなお願いをしてくるときは、恋愛対象として好意を持たれていることも考えてみましょう。
「特別感」を持たせたい
モーニングコールは、彼女など身近な人にお願いするのが普通、と思う人が多いでしょう。
それを彼女じゃないあなたにお願いするのは、ふたりの関係に「特別感」を持たせたいから。
「付き合っているわけじゃないけど、モーニングコールをお願いできる存在」は、女友だちであっても距離の近さを感じさせます。
ほかの女性よりも親しい存在として、男性のほうは特に意識しているのですね。
ひとりでは起きる自信がない
女性に恋愛感情がない場合でも、本当に自分で起きる自信がないときに、男性はモーニングコールをお願いします。
ですが、そのときでも「この人だったらきちんと起こしてくれるだろう」という信頼を持てないとむずかしく、それだけあなたの性質を見ている証拠。
たとえば大切な商談のある日など、絶対に遅刻できない日にモーニングコールをお願いできる女性はそう多くありません。
迷惑を考えなくていい相手と思われている
男性のなかには、朝わざわざ電話で起こすような手間を相手にかけさせることを、なんとも思わない人もいます。
あなたの都合におかまいなしに一方的にお願いしてくる場合は、単純に「この子には迷惑をかけてもいい」と判断しているのかも。
「申し訳ないんだけど……」「朝から本当にごめん!」とこちらを気使うような言葉や配慮が一切ない場合は、都合のいい女性と思われているかもしれません。
モーニングコールを頼んでくる男性にはどう接すればいい?
それでは彼女じゃないのにモーニングコールを頼んでくる男性には、どう応えればいいのでしょうか。
男性に恋愛感情を持っている場合
頼んできた男性に恋愛感情がある場合は、そのまま引き受けるのが吉。「私は彼に信頼されている」と自信を持ち、その日はしっかりと連絡してあげましょう。
「何で私なの?」としつこく聞いてしまうと、彼は気まずくなって、依頼そのものを取り下げようとするかもしれません。
2人の関係を進めるきっかけとして、「わかった」と笑顔で応えてあげると男性もホッとします。
電話するときは、普段よりやさしい声で「おはよう。朝だよ」と言葉をかければ、男性の恋心もぐっと高まります。
男性に対して特別な感情がない場合
頼んできた男性に恋愛感情がない、面倒くさい、自力で起きればと思ってしまう。
こんなときは、「ごめんなさい、そういうことは無理」とはっきり断りましょう。「まあいいか」と軽い気持ちで引き受けてしまうと、それからも何度もお願いされたり別の用事で近づかれたりと、意図しない方向に関係が進むことがあります。
断るときは、「頼ってくれたのにごめんね」と、相手の信頼に応えられないことをひとこと謝っておけば、男性も嫌な気持ちにはなりません。
「何で私がしないといけないの?」など、相手の気持ちを拒否するような言葉は控えましょう。
モーニングコールをお願いするのは、「甘えたい女性」
男性が彼女じゃない女性にモーニングコールを頼むのは、信頼しているのはもちろんですが「甘えたい」気持ちがあるから。
「こんな俺を受け止めてほしい」と思うからお願いできるのであって、そこには女性への好意があることがほとんどです。
もし男性からモーニングコールをお願いされたら、まずその気持ちを考えましょう。
ふたりの距離が近づくいい機会として、上手に受け止めてあげたいですね。
(ひろたかおり)
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