2回目のデートが鍵を握る! 達人が教える婚活デートマニュアル
初デートは無事終えたものの、次の約束になかなかつながらない。これは困った事態……! 今回は婚活シーンにおける“2回目のデート”、その誘い方や場所選び、服装などの<事前ポイント>を中心に、男性心理もふまえた<2回目デートマニュアル>を、婚活の達人・白戸ミフルさんが解説します。
婚活中のみなさん、活動は順調でしょうか?
たとえ職場に出会いがなくても、合コンにマッチングアプリと出会いのきっかけは多いご時世、気になる相手と初デートにこぎつけるまでのハードルは、案外低いかもしれませんね。
しかし婚活において重要なのは、2回目以降のデート。
2回目デートの誘い方、場所の決め方、当日の服装などを、“能動的な婚活”にはげむ筆者の経験則から導き出した“王道の最適解”を、筆者の周辺でリサーチした男性の意見もふまえて、ご紹介します。
女性からもどんどん誘っていこう!
まだお互いに探り探りのところに緊張も加わって、言いたいことも言えない、聞きたいことも聞けないことが多い1回目のデート。最後まで盛り上がりに欠けたまま、次の約束をせずにお別れして、それきりお誘いがない……なんてこともありますよね。
しかしこのご時世、受け身でいてはなにも始まりません! もし、もう一度会いたいなと思っているなら、ぜひあなたから誘ってみましょう。
当日に誘うのはOK!
“当日誘い”には、あまりいいイメージがないかもしれません。しかし女性から誘う場合は、かなり効果的なんです。
「仕事も忙しいし、先の予定を立てにくいから、当日に誘ってくれるのはありがたい! 特別気になっていない子でも、予定がなければ行くと思う」(32歳/マスコミ系)
得てして男性の多くは未来の予定を立てるのが苦手で、面倒くさく感じるもの。さらに働き盛りで多忙なアラサー男性にとって、“当日誘い”は逆にありがたい、という声も多いのです。
たとえ、今日は予定が……と断られても、「当日だったからしょうがない」と自分をなぐさめることもできますし(笑)、あるいは彼が別の日を提案してくれるかもしれません。
明確な目的をプランニング
前もって約束をする場合、明確なデートの目的(行き先)を打ち出すことを心がけましょう。その目的が、彼が興味を持ちそうな内容だとなおよし、です。
たとえば映画好きな彼ならば話題の映画に誘う、グルメな彼なら注目のレストランに誘ってみる、などです。
「デートのプランをおまかせされるのはちょっと面倒。やりたいことを提案してもらえると助かります」(28歳/メーカー)
合理的なタイプの男性ならなおのこと、彼が興味を持ちそうなプランを、あなたから提案してみましょう。
「知りたい、教えて」を嫌がる男性は(ほとんど)いない
2回目のデートに誘うということは、相手のことを“もっと知りたい”と思っているから。でもそれをそのまま伝えるのは恥ずかしい……という人は、彼の趣味に乗っかるカタチで「教えてほしい」とお願いしてみるのもオススメです。
スポーツ観戦やワークアウト、食べ歩きや対戦ゲームといった彼の趣味や得意分野を「私もやってみたい」「教えてほしい」と頼んでみると、高確率でデートにつながります。
「ローカーボダイエットに興味があって、今いろいろと調べてるから、それに興味を持ってもらえたらうれしい。最近は“オススメのトレーニングを教えて”って頼まれて、フィールサイクル・デートをしました。頼られるとやっぱり悪い気はしないです」(34歳/経営者)
たとえ1ミリも興味の持てない分野でも、彼がリラックスしてもっと打ち解けてくれる、と考えてみて。たいていの男性に備わっている“教えたい”“頼られたい”願望にアプローチしてみましょう。
夜の食事+●●で場所を選ぼう
さあ、2回目のデートの約束までこぎつけたら、次なる課題はデートの場所。2回目以降のデートでは周囲の雰囲気の力も借りたいところなので、デートは夜に設定するのがいいでしょう。
映画館は交際前の2人に最適の空間
デートの王道、映画鑑賞は、交際前の2人の距離が一気にちぢまる最適空間。ミステリーやホラー系なら、自然なボディータッチのチャンスです。
というのは肉食ジョークですが、一緒に映画を観ると、その反応から彼の考え方や嗜好(しこう)がわかってきますし、その後の会話もはずむはず。
映画の後は食事……という流れになるでしょうから、それもふまえて映画館のエリアを決めましょう。
彼のテリトリーに連れていってもらう
グルメな彼やお酒の好きな彼なら、きっとお気に入りの店があるはずですし、いずれ彼女を連れて行きたいなと思っている店もあるでしょう。
ただ、「自分の好きな赤ちょうちん系の居酒屋は“初期のデート”にはふさわしくないよな」と考えて、最初から自分のテリトリーを提案してくる男性は少ないかもしれません。
つまり裏を返せば、そこに連れてってもらうことで、彼の人となりや人間関係もなんとなく見えるうえ、あなたのキャパシティーの広さをアピールできるということ。
ここはひとつ、「いつも行ってるお店に連れてってほしいな~」とお願いしてみましょう。
公園(が近くにあるレストラン)
あなたがデート場所を決めるなら、ぜひ近くに公園のある店をチョイスしてみて。
たとえば都内なら、新宿御苑(ぎょえん)や駒沢公園といった大きな公園は、食事の後に2人でゆっくり散歩するのにうってつけです。夜の公園というのは適度に静か、かつカップルも多いため、ムードも高まってくるはず。
また小さな公園ならば、童心にかえってブランコで遊ぶもよし、ベンチに座ってひと息ついて、子ども時代の思い出話が自然に出てくるかもしれません。そうするうちにお互いに打ち解けて、ぐっと親近感がわいてくるでしょう。
服装選びのポイント
さて、行き先が決まったところで次なる課題が、当日の服装です。
以前、『男性が好きな服装』という記事で詳しく書きましたが、筆者の鉄板は白のワンピース! ……なのはこちらを熟読いただくとして、今回はそれ以外のオススメの服装をご紹介します。
ワンピース、スカートの選び方
言い切ってしまいますが、ワンピースやスカートを嫌いな男性はいません! その理由はシンプルですが、“女性にしか着られないから”。
ただしデザインや色、丈を間違えるとビッチ感が一気に出てしまったりするので、くれぐれも気をつけましょう。
「単純ですが、スカート姿はやっぱりアガります!」(30歳/広告代理店)
婚活デートという観点からいうと、スカートやワンピの色はできるだけ黒を避け、明るい色や淡い色を選ぶのが無難でしょう。
丈は、短すぎると品がなくなるので、膝上10センチまでを目安に、自分の足や体のラインが一番きれいに見える長さや形のものをチョイスしましょう。
テイストを変えてギャップを演出
男性は“ギャップに弱い”傾向があります。
ですから、初回とはテイストを少し変えてギャップを演出するのが、筆者の必勝パターンです。
「今デートしている女性は、初デートが仕事終わりのキリッとしたパンツスタイル、2回目は休日にふわっとしたワンピで、そのギャップにドキッとしました」(29歳/IT)
このようにカジュアル、フェミニンなどを自在に使い分けて、ギャップで彼をドキドキさせていきましょう!
適度に色気をまぶしていこう
ここで忘れてはいけないのが、色気の演出です。
特に婚活シーンにおいて、過度な露出はNG事項ですが、“適度なパーツ見せ”は、彼の想像をかきたて、あなたの魅力を存分にアピールできます。
オススメのパーツは、鎖骨、二の腕、脚の3つ。
「二の腕のプニプニ感が好き。細くなくても全然いい。二の腕を出していると、つい目で追ってしまいます」(32歳/サービス業)
ポイントは、露出パーツを1カ所におさえること。鎖骨や二の腕を出すならロング丈やパンツスタイルで下半身を隠す、逆に脚を露出するなら上半身の露出を最小限にすると、露出部分がきわ立つので効果的ですよ。
少しずつ距離をちぢめて、3回目につなげよう
いわゆる婚活デートにおいて、“デートは3回で、真剣に交際に進むか否かを見きわめる”、というのが一般的な認識になっています。
2回目のデートはいわば、そこにたどり着けるかどうかの分かれ道。
今回ご紹介した内容を参考に、相手の性質や嗜好(しこう)に応じて、あなたなりの最適解を導いて、ぜひ2回目デートを成功させてください。応援しています!
(白戸ミフル)
※画像はイメージです。