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見直しちゃった。風邪のときにキュンとした彼氏の対応

ひろたかおり(恋愛コラムニスト)

風邪をひいたときは、体はつらいし精神的にも落ち込みやすくなりますよね。そんなとき、彼氏はどう対応するのがいいのでしょうか。

されてうれしいことは人それぞれですが、まずは女性の気持ちを理解することからはじめてみましょう。女性が風邪をひいたときにキュンとした彼氏の対応について、お話します。

風邪のとき彼氏にキュンとした女性はわずか約3割

Q.風邪のとき、彼氏の対応にキュンとした経験はありますか?

ある(28.5%)
ない(71.5%)
※有効回答数390件

風邪をひいたとき、彼氏の対応がうれしかったと感じた女性は約30%。約7割の女性が彼氏の対応でキュンとしたことはないという結果になっています。

彼氏にしてみれば、よかれと思ってやったことが逆に彼女の負担になっていたり、また何をすれば喜ばれるか思いつかないからと放置してしまったり、「どう接すればいいかわからない」こともあると思います。

風邪をひいたときのつらさは人によってちがいますが、どんな対応がうれしいかはやはり本人に確認することが一番の近道です。

風邪のときの対応がきっかけで、2人の関係がもっといいものになると思いましょう。

風邪をひいたときの彼氏の神対応

風邪をひいたときに、「こうされるとうれしい!」と思う彼氏の対応は何でしょうか?

LINEやメールで体調を訊いてくれる

たとえば、LINEやメールで「大丈夫?」「病院は行った?」など、こちらの体調を気遣ってくれる。しんどくて横になっているときに彼氏からこんな言葉があると、それだけでうれしくなりますよね。

「風邪をひいちゃって」と送っても、「そうなんだ」「大変だね」で済まされると、味気ないし寂しさを感じるもの。心配している気持ち、早く元気になってほしい気持ちが伝わると、それが女性にとっては大きな励みになります。

電話で声を聞かせてくれる

男性のなかには、「しんどいときに電話しても迷惑だろう」と思って電話をかけることを控える人がいるかもしれません。

その気づかいも決して嫌なわけではないのですが、風邪をひいたときは心細さや不安が出てくるので、少しでも声を聞かせてくれたら安心しますよね。

風邪のときは、うつるのを避けるために会えない時間ができることもありますが、そんなときこそ、まめな電話は彼女にとって元気の源に。「元気になったらあのカフェに行こう」など、彼氏が前向きな話題を話してくれたら、早く治したい気持ちも高まりますね。

欲しいものを差し入れしてくれる

風邪をひいたときに困るのが、食料や薬など必要なものの買い出し。何か食べなくてはと思っても、体が動かなければどうしようもないし、そんなときはいっそう寂しさが募ります。

LINEでも電話でも、「必要なものがあれば買ってくるから」と彼氏が提案してくれたら、これほど助かることはありません。

黙って買ってきてくれて、差し入れてくれるだけでも女性はうれしいですが、風邪のときはやはり自分の食べたいもの、ほしいものを優先してもらえると幸せですね。

手作りの料理を振る舞ってくれる

料理といっても、手のこんだものが食べたいわけではありません。

風邪をひいているときは、消化のいいもの、食べやすいもので体をあたためるのが一番。卵入りのおかゆや刻んだ野菜の入った雑炊など、彼女の食べられるものを考えて作ってもらえたら、何よりの栄養になりますね。

彼氏が「自炊もしないのに、料理なんて無理」と思うときは、レトルトのおかゆを温めて出してもらうだけでもうれしいですよね。自分のできる範囲で作ってもらえたら、十分に愛情は伝わってきます。

そばにいてくれる

風邪をひいたとき、会いたいと思っても「うつったらどうしよう」とお互いに考えると思います。

確かに、あまりに咳がひどいときや熱が高いときなどは、感染する可能性があるので長時間近くにいるのは避けるほうがベターですが、そこまで症状がひどくないときは、彼氏がそばにいてくれるとうれしいですね。

ひとりで寝込んでいると、精神的に落ち込むし、何かあったときにすぐ対応ができないなど、不安なことも多々あります。

何もしなくても、ただそばで会話してくれる。そんな安らぎが、女性にとっては大きな幸せになりますよね。

風邪をひいたときに残念だった彼氏の対応

それでは、風邪をひいたときに残念だった彼氏の対応は何でしょうか?

「うつると困るから」と放置

「え、風邪ひいたの? うつされたら困るから会わないね」とその後はいっさい会いにも来ないし、連絡もない。

気持ちはわかりますが、それをあからさまに伝えられるとショックですよね。病気になった彼女より自分のことを心配するなんて、その後のお付き合いについても考え直すきっかけになる可能性も。まず体調を気づかう姿勢を見せてほしいと思ってしまいますよね。

体調管理ができていないことを説教する

「普段から不摂生だから、風邪をひくんだよ」「社会人にもなって、体調管理もできないの?」など、お説教されるとうんざりしますよね。

風邪の原因を責められても、ただでさえ弱っている彼女は余計に落ち込むし、「思いやりのない彼氏」と思っても仕方ありません。

それより、「早く治そうね」と励ましてくれる彼氏のほうが、女性にとってはよほど頼れる存在に映りますよね。

「デートはなしか」など嫌みを言う

たとえば、デートの当日に「風邪をひいちゃった。行けなくてごめんなさい」と連絡をしたとき。

「今日のデートはなしかよ、つまらないな」など嫌みを言われると、女性は必要以上に自分を責め、また心配してもらえないことにがっかりすれば、その後のお付き合いにも影響が出ます。

デートに行けなくて悲しいのは、誰より彼女自身です。「大丈夫? そっちに行こうか?」と彼女を心配する気持ちを真っ先に伝え、様子を気づかう様子があればうれしいですよね。

「馬鹿でも風邪をひくんだね」などからかう

風邪は誰だってかかる可能性がありますが、それを馬鹿にされていい気分はしませんよね。笑いをとるつもりで言ったとしても、つらい思いをしている女性が好意的に受け止めるとは限りません。

むしろ、「なんて無神経な人なんだろう」と思われたら、お付き合いをやめてしまう可能性も考えます。からかうのではなく「大変だね」とつらさをいたわってほしいですよね。

平気で遊びに誘う

風邪をひいて寝込んでいるとわかっている彼女に向かって、平気で「そっちでゲームしていい?」「熱が下がったなら出て来れるでしょ?」と誘うのはやめてほしいですね。

遊びに行きたくても、彼女の調子を確認するのが最優先。体調を無視されて誘われるのはストレスになり、彼女にとってうれしいことではありませんよね。

風邪をひいているときは、まず治すことを考えるのが正しい対応です。「治ったら○○に行こうね」など、次のデートについて提案するような余裕を見せてくれると、早く治したいという気持ちになりますね。

「してほしいこと」は彼氏にきちんと伝える姿勢も大切

風邪をひいているときは、体力的にも精神的にもしんどさが表に出て、彼氏の対応にもついイライラすることがあるかもしれません。

あれこれ考えてもらえるのはうれしいけれど、まずはこちらの気持ちを尊重してほしいのが女性の本音。お互いにストレスのない気づかいができるように、してほしいことなどは彼氏にきちんと伝える姿勢を持つことも重要です。

(ひろたかおり)

※画像はイメージです

※マイナビウーマン調べ
調査日時:2019年3月7日~3月10日
調査人数:390人(22~34歳の働く未婚女性)

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