「甘えん坊」な男性の特徴と付き合わないほうがいい3つの理由
男性の中でも、やたら女性に甘えたがる「甘えん坊タイプ」の人が存在します。
彼らと交際している女性の中には、「彼氏が甘えん坊すぎて、どうやって接したらいいのかわからない」と悩んでいる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回は、そんな甘えん坊な男性の特徴についてお話しさせていただきます。
甘えん坊な男性の種類
これは、大きく3つに分類されます。
1.マザコンタイプ
このタイプの男性はお母さんが大好きで、お母さんがしてくれたことを恋人に望む傾向が強いです。
彼らと付き合っている女性の中には、「私はあんたの母親じゃない」と感じたことがある方もいらっしゃるかもしれませんね。
マザコンであればあるほど自分で決められず、精神的自立を果たしていない人が多いです。
2.愛情飢餓タイプ
両親から思うような愛情を得られず育ったため、その穴埋めをしようと恋人に甘えるタイプの男性ですね。
基本的に、自分が甘えられそうな女性なら誰でもいいのですが、甘えさせてもらえないことが続くと、すぐ浮気に走るのがこのタイプ。
「さみしかったから」という理由で浮気をする女性が多いと言いますが、愛情飢餓タイプの男性は、同じ理由で浮気をします。
1のタイプ同様に、精神的自立を果たしておらず、それに加えて自分で自分のことを満たすことができないので、依存心が強いです。
3.幼児性放出タイプ
これは、パートナーのことを心から信頼していて、今まで出せなかった「幼児性」を出しているパターンです。
人にはそれぞれ「幼児性」が存在するのですが、ほとんどの場合、大人になるにつれ封印されていきます。
幼児性放出タイプの男性は、誰にでも幼児性を出すわけではありません。自分を開放してもいいと思える相手に出会えたとき、封印されていた幼児性が一気に溢れ出し、パートナーの前だけ子ども返りを起こして甘えん坊になる人が多いです。
精神的自立を果たしている人に多い傾向があり、この場合の甘えん坊は特に心配することはないというのが僕の見解です。
甘えん坊男子の特徴
ここでは、前述した1と2のタイプの男性に多く見られがちな特徴を7つ、解説させていただきます。
1.熱しやすく冷めやすい
これは愛情飢餓タイプにものすごく多いです。
その理由としては、彼らがそれぞれ望む「理想の女性像」を交際前の女性に無理やり当てはめるから燃え上がるのであって、交際後にその理想から彼女が離れていくにつれ、「思っていた人とちがった」となるからです。
マザコンタイプの男性の場合は、彼女が自分のお母さんとかけ離れていくにつれ、冷めていきますね。
2.浮気に走りやすい
これも愛情飢餓タイプに多いです。自分の理想とちがったと感じた瞬間から、「ほかに自分の理想通りの人がいるはず」と、次の依存先の女性を探していることは珍しくありません。
同時進行で付き合ったりセフレを作ったりして、バランスを取り、満たされない自分の穴を埋めていることがよくあります。
マザコンタイプの場合だと、自分のお母さんに似た人を求めて浮気する傾向にありますね。
3.ひとりでいられない
自分で自分の機嫌を取ることができないことから、その穴埋めを恋人にしてもらおうとします。
恋人がいないときは、常に誰かとつるんで遊んでいることも多く、孤独にめっぽう弱いです。
4.こちらの都合を考えない
これは相手の人間性によるところも大きいですが、精神的自立を果たしていない甘えん坊タイプの男性は、高確率でこの特徴に当てはまります。
「今忙しいから」と言っているのに連絡を頻繁にしてきたり、彼女の仕事の都合で会えない日が続くと「もう俺のこと好きじゃないの?」「なんで会ってくれないの?」と聞いてきたりなど、こちらの都合を考えないような言動をしてきます。
ほかにも、体調が悪く寝込んでいるとき、「今からお見舞いに行こうか?」「何か作って持っていくよ」と、一見すると相手の優しさと錯覚してしまうようなことを相手が言ってくる場合があります。
しかし、ほとんどの場合、心配している風の「なんとかしてつながって、自分のさみしさを解消させたい」というただのエゴです。
5.恋愛の優先順位が高い
彼らの多くは、毎日連絡をしてきて頻繁に会おうとします。
同じように恋愛の優先順位が高い女性からすると嬉しいことかもしれませんが、精神的自立を果たしていない甘えん坊タイプの者同士が交際すると、高確率で共依存状態になりますね。
なぜなら、お互いが自分の満たし方がわからないから、その穴埋めを相手にしてもらおうとするからなんです。
ちなみに、この項目に当てはまる甘えん坊な男性は、かなりの確率で暇です。
6.すぐ「好き」と言う
相手が精神的自立を果たしていない場合だと、純粋に好きだから好きと言っているのではなく、その言葉の裏には、「こんなに好きと言ってるんだから、同じようにキミも俺のことを好きでいてね」という下心が込みです。
要は、見捨てられたくないがための愛情表現であるといってもいいでしょう。
7.ロマンチスト
基本的に甘えん坊な男性はロマンチストが多いです。
彼らの中には、歯の浮くような台詞を平気で言ってきたり、ロマンチックなシチュエーションにこだわったりすることも珍しくありません。
また、「好き」という言葉同様に「ずっと」という言葉も多用する傾向にあります。
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甘えん坊男子の上手な扱い方
女性側も甘えん坊の場合だと、あまりうまくいかないことが多いです。
特に、精神的自立を果たしていない甘えん坊タイプだと、さみしがりやで自分で自分の機嫌を取ることができません。
なので、相手も同じ属性だと、共依存状態に陥るか、同族嫌悪になってしまい、冷めるということがよくあります。
サバサバした女性となら相性が合うので、多少塩対応ぐらいのほうが相手の食いつきが持続するというのが僕の見解です。
ただ、あまり塩対応すぎても「こいつには甘えられない」と思ってほかの女性に走る可能性が高いです。塩梅が難しいところではありますが、交際前や交際後は定期的に「私は浮気したら絶対に別れるから」と明言しておきましょう。
それと、大切にしたい自分の時間を切り崩してまで相手に合わせてしまうのは、自殺行為だと思ったほうがいいでしょう。
なぜなら、一度許してしまうと、どんどん相手の甘え方がひどくなっていくからなんですよ。
あなたが自分の時間を大切にしたいのであれば、「今はこういう状態で時間が作れないけど、この日はちゃんと時間ができるから待っててね」というように、その都度伝えていきましょう。
あと、相手の甘え方が行き過ぎる場合は、「あなたのことがどうでもいいんじゃなくて、私にも私の大切にしたい時間があるからわかってほしい」と伝えることも忘れないでください。
上記のような言いにくいことを言うときは、「好きだよ」といった類の相手を肯定する言葉を添えるといいですね。
最後に、身も蓋もない話をさせていただきますと、精神的自立を果たしていない甘えん坊な男性との交際は、最初はラブラブですが、だんだんとうまくいかなくなる傾向が多いです。
なぜなら、「熱しやすく冷めやすい」「浮気に走りやすい」「こちらの都合を考えない」という3つが大きな原因になるから。
相性がいいと言われる、考え方がサバサバした女性であっても、途中で彼らのことを見限っているケースがものすごく多いです。
いつも連絡をくれて会ってくれるし、その上、好き好き言ってくれているから、「それだけ自分のことを愛してくれているんだ」と錯覚してしまいがちですが、それは依存心からくるものなのか、相手の理想を押しつけられているだけなのか、しっかりと見極める必要があるでしょう。
(藤本シゲユキ)
※画像はイメージです