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仕事ができる人の特徴10選。「できる人」と「できない人」の決定的な違いとは?

藤井佐和子(キャリアアドバイザー)

仕事ができる人と仕事ができない人の違い、なんだと思いますか? 性格はもちろん、仕事に対する考え方や日常生活での習慣など、いろんな要因がありそうですよね。多くの人が憧れる「仕事のできる人」になるために必要な条件には、一体どんなものがあるのでしょうか。キャリアカウンセラーの藤井佐和子さんに、仕事ができる人の特徴や仕事ができる人になるための効果的な方法を教えていただきましょう!

多くの人が、「仕事ができる人になりたい」と思った経験があるのではないでしょうか?

今回は、仕事ができる人の特徴や「できる人」「できない人」の違い、仕事ができる人になる方法などについて紹介していきます。

「仕事ができる人」とは?

「ビッグ・ファイブ」という、心理学をベースにして脳科学的に裏付けした、パーソナリティ診断があります。

世界的に使われている診断で、5つの因子から、遺伝的なものをもとにその人の性格を図るものです。

仕事ができる人とは「誠実な人」

その因子の1つに「誠実性」という因子があります。これは、どんな職業でも共通した仕事のできる人の特性だといわれています。

誠実性が高い人とは、真面目で自己コントロール力が高い人。多くの目標を設定して、コツコツと実行する人です。

誠実性の高い人は、仕事を最後までやり遂げる意志を持っています。その結果、周囲の人に信頼され、安心感を与えることができます。

このことからも、仕事のできる人のベースは、「誠実性」といえるでしょう。

また、誠実性以外ですと、周囲と協業できる協調性、コミュニケーションスキル、感情マネジメントの高さも挙げられますね。

「仕事のできる人」の特徴10選

前述したことを踏まえて、仕事ができる人の特徴を10個紹介します。

(1)自己コントロール力が高い

自己コントロール(セルフコントロール)とは、欲望や感情を自身で抑えて制御する力のことです。

一時の感情に任せた言動はとらず、設定した目標に対して真面目にコツコツと取り組みます。

自己コントロールが高いことによって、物事を目的に向けて計画通りに進めることができますし、自分のネガティブ感情に振り回されて疲弊することがなくなります。

当然人は誰でも感情に左右されることがあります。やる気がある時とない時だと、モチベーションに差が出て仕事の進捗が変わってくる、という人もいるのではないでしょうか。

しかし、モチベーションダウンの状態を長引かせないためにも、「自分ならではのストレス発散方法」を習得して、早めにモチベーションを上げ、なるべく良い状態を維持することができると良いでしょう。

(2)仕事を最後までやり遂げる誠実さがある

仕事ができる人は、仕事を最後までやり遂げる意志を持っています。

その結果、周囲の人にも信頼され、安心感を与えるのです。

どんな小さなことでも、途中で投げ出さずに最後までやり遂げて結果を出すことで、当然自分の経験値も増えていきます。

また、その様子を見た人たちからは「何かあった時はあの人にお願いしよう」と思ってもらえます。

人が仕事を頼む時、経験者に頼むことが多いものですが、経験者以外であれば、最後まで投げ出さずに責任をもってやり遂げてくれる人に依頼するものです。あの人なら最後まで頑張ってくれる、信頼できるから、と。

このような人は、次々にチャンスが舞い込んできます。

(3)チームプレイを常に意識している

仕事ができる人は、チームプレイを意識しています。

こういった人は、自分の目の前の仕事だけでなく、関連性や全体像を意識しています。

例えば、この仕事の続きを誰に渡すべきか、自分のところで納期を遅らせるとどこに支障が出るのか、などです。

もちろん、仕事が常に計画通りにスムーズにいくわけではありませんから、ミスが発生した際や、納期が遅れそうだと思った際には早めに報告・連絡・相談をします。

これができる人は、全体の仕事と人の導線が理解できているのです。

「なぜかあの人のところでいつも仕事がストップしてしまう」と思われないよう、視野を広くしてチームプレイを心掛けたいものです。

(4)周囲へのフォロー力が高い

前述の通り、チームプレイを意識しているため、仕事の流れだけでなく、周りの人の様子にも常に気を配ります。

(1)でも触れましたが、人は誰でもモチベーションダウンすることはありますし、その理由はさまざまです。

体調が良くない、プライベートで何かあった、仕事のやり方が分からないなど、仕事がうまくいかない人の理由はそれぞれ異なります。

できる人は、そういった相手の変化にいち早く気付きます。そしてすぐに声を掛けてフォローするため、その人を中心に、チームでサポートし合う雰囲気ができあがります。

なるべく小まめに相手の状況を確認したり、「最近どう?」なんて声を掛けたりして様子をうかがってみると良いでしょう。

(5)情緒が安定している

(1)で述べた通り、仕事ができる人は自己コントロール力が高いため、気分や感情に振り回されません。

そのため、いつ話しかけても情緒が安定的で、機嫌良く振る舞う傾向がみられます。

常に安定した状態を維持するには、実は毎日の習慣が大事なのです。

次に挙げる特徴にもつながりますが、早寝早起き、自宅やデスク周りがきちんと整えられているなど、生活習慣にメリハリをつけることで、気持ちも整えられていくでしょう。

(6)早寝早起きが習慣になっている

早寝早起きのように、自分の生活リズムを整えるような習慣化された行動を取ることで、生活にメリハリをつけることができています。

できる人というのは、翌日のことを考えて行動しますから、スマホやテレビをダラダラと見てしまい夜更かししてしまう、ということもないでしょう。

(7)きちんと後片付けをしている

良い一日のスタートを切ることができる人は、寝る前に翌日のことを考えて行動しています。

服を脱ぎ散らかしたままにしていたり、夕食に使った食器をシンクに置いたままにしたり……というふうに、後片付けをしないまま朝を迎えるのと、きちんと片付けて朝早く目覚めるのとでは、一日のスタートを切る際の心持ちが変わってきます。

(8)デスク周りが整理整頓されている

毎朝、仕事をスタートする前に机の埃を掃除することから始めます。

また、書類など整理整頓され、必要最低限の物以外は引き出しやキャビネットに収納され、デスクトップ上のアイコンも整理されていることで、「あの資料どこに置いたっけ」など、探す時間が短縮されます。

いつも探し物をしている人っていますよね。人は年間150時間程度探し物をしている、とか。この時間が短縮されることで、他のことに費やす時間ができます。

また、できる人は仕事以外の物はあっても最低限しかデスク周りに置いていません。気が散らないデスク回りであることも大事なのです。

(9)話し方は語尾が明確で言葉選びも適切

間延びせず、語尾をしっかり明確に言い切ります。

かといって、自分の主張を一方的に押し付けるのではなく、「あなたの意見は?」と相手の意見を聞く姿勢も持っています。

できる人は、自分の意見を持った上で相手の意見も柔軟に受け止め、適した言葉を選んで発言できています。

ボキャブラリーも豊富で、その時に適した言葉を使うことができます。

(10)身だしなみが整っている

できる人は、清潔感とTPOを意識しています。

身だしなみは、その人の印象すべてを表すものになります。

例えば髪がボサボサ、足元が汚れている、服装がだらしないなど、気を使えていない人は、仕事上もいい加減なのではないか、という印象を与えてしまいます。

また、TPOを無視した華美すぎる装飾類を身に着けていると、相手はそこばかりが気になって、肝心の話を聞いてもらえなかった、なんてことにもなりかねません。

周囲にどう見られているかの意識ができる人は、仕事上の立場、役割を理解した上での振る舞いや発言ができるものです。

参考記事はこちら▼

あなたが仕事をする上で胸に刻むべき「漢字一文字」を診断します。

あなたはどう? 「仕事ができる人」チェックリスト

ここでは、仕事ができる人かどうかを確認するチェックリストを紹介します。

「仕事ができる人」チェックリスト

次のチェック項目に多く当てはまれば、あなたも「仕事ができる人だ」と周囲に思われているのかもしれません。

・目標を設定してコツコツと実行するタイプだ
・仕事は責任をもって最後までやり遂げたい
・ホウレンソウ(報告・連絡・相談)を徹底している
・周囲の様子を常に見て、頻繁に声掛けをしている
・気分や感情に振り回されることはない
・無駄な夜更かしはせず早寝早起きを心掛けている
・自宅やデスク周り、PC内のデータが整理されている
・自分の意見だけでなく相手の意見も聞き出すようにしている
・服を選ぶ時は清潔感やTPOを意識している

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仕事ができる人にはいくつかの特徴があります。10の質問で、あなたは仕事ができる人かどうかを診断します

「仕事ができる人」と「できない人」の違いとは?

ここでは、仕事ができる人とできない人の違いについて考察していきます。

(1)粘り強さがあるかないか

仕事ができる人は、途中で投げ出さず、最後までやり遂げることで結果につなげます。

一方、粘り強くない、すぐに投げ出す人は、結果につながったという実績や成功体験が少なく、これだけでも数年後に大きな差となります。

「めんどくさい」という言葉が口癖の人は、要注意です。

(2)コミュニケーション力の有無

人の話もきちんと最後まで聞くし、自分も言うべきことは主張する人は仕事ができます。

コミュニケーション力が高い人とは、つまり、受発信のバランスがいい人。

人の話を聞くばかりで自分の意見を言わない、または、自分の意見がない人、自分ばかりが主張し人の話を聞かない人は、チームワークを乱しがち。

いつの間にか一匹狼になってしまい、誰からも支援を得られず、仕事のできない人と思われることになりかねません。

(3)目標を持っているか否か

仕事においても人生においても、目標を持って、それに向けて物事を進めていけるかどうかの違いは大きいもの。

例えば、目標のある人、自分はこうなりたいというビジョンを持っている人は、多少のことにもぶれません。

目標に向けて、自分で動機付けするなど、感情のコントロールもできます。また、目標を持つことで、自己管理力も高くなります。

一方、目標を持っていない人は、人間関係の「好き・嫌い」に振り回され、落ち込んだり、イライラしたり、不安になったりと、感情的になってしまうものです。

その結果、あの人は付き合いづらいと敬遠されることにもなりかねません。

心得は何? 「仕事ができる人」になる方法

仕事ができる人になるにはどうしたら良いか?

さまざまな方法があると思いますが、ここではそんな中から3つの方法を紹介していきます。

(1)目標を持つ

目標が見つからないという人は、仮でもいいので、目標を設定してみましょう。仮なので、後で修正すれば大丈夫。

例えば、「この仕事はいつまでに必ずやり遂げる」「3年後までに〇〇のような人になっている」などです。

周囲の人を見て、あの人のあの行動はいいな、と思ったら、自身の目標設定の参考にしてください。目標は、どこかに書いておくと良いでしょう。

(2)社内人脈を増やす

仕事は1人ではできません。

社内には、一緒に協力してくれる人、相談する相手、自分の苦手分野をカバーしてくれる人など、たくさんいた方が、仕事はスムーズです。

決まった人とばかりでなく、他部署の人や、自分とは特性の異なる人に積極的に話し掛けてみましょう。

トイレなどで隣り合ったときや、飲み会、社内イベント、他部署の人も受講する研修などに積極的に参加するのもいいですね。社内人脈の多い人に紹介してもらう、一緒についていくのも手っ取り早い方法です。

(3)分からないことはすぐに聞く

実際、新しい環境(転職先や異動先)で仕事に慣れるのが早い人は、分からないことを抱え込まずに聞ける人です。「今さら聞けない」という状態になる前に、分からなければ、すぐに周囲の人に尋ねましょう。

また、要点を聞くだけでなく、仕事の全体像、流れを理解しておきましょう。流れを把握しておかないと、イレギュラーの時にミスを犯しがちです。

全体把握は合っているのか、上司や先輩などに自分の理解度について、確認してみましょう。

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仕事で役職に就きたいという人もいれば、
のんびり仕事をしたいという人もいるもの。あなたの仕事に対する価値観や、周囲からの評価とは? 診断で、あなたの「出世度」をチェックします。

仕事のできる人をまねて、自分も「仕事ができる人」に!

仕事ができる人には、どんな小さな仕事でも引き受けてくれる誠実さがあります。

任された仕事は責任をもって最後までやり遂げたり、自分のことだけではなく常にチームの雰囲気づくりを気に掛けたり。

なぜそのようなことができるのか? それは、仕事ができる人は明確な「目標設定」を行っているからです。

目標に向かって行動していれば、ささいな感情に左右されず、しっかり前に進むことができるんですね。

明日からいきなり仕事ができる人に、というのは難しいかもしれませんが、まずは身の回りにいる“デキる人”をまねするところからスタートするといいかもしれませんよ!

(藤井佐和子)

※画像はイメージです

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