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除光液なしでもOK!? マニキュアの簡単な落とし方

上田麻里(美容ライター)

マニキュアの簡単な落とし方とは? 頑固なラメの対処法、爪を傷つけないポイントなどをくわしく紹介。除光液以外を使った落とし方についても、美容ライターの上田麻里さんが解説します。

女性の手元を美しく彩るマニキュア。セルフでも手軽に使えるので、自宅で愛用している人も多いのではないでしょうか?

マニキュアを使用した後は、健康な爪を守るためにも、正しい方法できちんとオフすることが大切です。

除光液を使ってキレイにマニキュアを落とすにはどうすればいい? その後には、どんなお手入れが必要? そんな疑問にお答えします。

マニキュアを“しっかり”落とす方法

綺麗にネイルをしても、爪が伸びてきたり、マニキュアが剥がれてきてしまったり。そんなときは、オフが必要ですよね。

マニキュアを落とす際、一般的に使用されるのが除光液。また、後ほどご紹介しますが、実は除光液以外を使ってマニキュアを落とす方法も。

まずは一般的な除光液を使った、落とし方のポイントです。

何度も塗り重ねたネイルや、ラメ、ストーンなどを付けたものはなかなか落ちにくいですよね。そんなネイルもしっかりと落とせるのが下記の方法です。

手順

1.除光液をたっぷりと含ませることのできる、ふわふわのコットンを用意します。

マニキュアの落とし方1

2.コットンがひたひたになるくらい、しっかりと除光液を含ませます。

マニキュアの落とし方2

3.コットンを爪表面にのせ、マニキュアと少しなじませたあと、爪の根元から爪先に向かって拭き取ります。爪にコットンを少し押しつけるようにして滑らせるのがコツです。

4.ラメやストーンなどがついていて落ちにくい場合は、爪のサイズより少し大きめにカットしたコットンに、たっぷりと除光液を染み込ませ、ネイルの上に30秒~1分程度おいてから拭き取ります。

マニキュアの落とし方

5.それでも落ちにくい場合は、コットンの上からアルミホイルを巻きつけて、数分おいてから拭き取ります。除光液の蒸発を防ぐことで、しっかり落とすことができます。

6.爪のキワに残ったマニキュアや、取れなかったストーンなどは、ネイル用のウッドスティックが便利! スティックの先にコットンの繊維を巻きつけ除光液をつけたもので、ていねいに拭き取ります。

マニキュアを落とす時に気をつけるべきこととは?

除光液を使えば、ほとんどのネイルは簡単にオフすることができますが、誤った使い方をしていると爪が白くなってしまったり、乾燥して2枚爪になったりする可能性も。

ネイルを楽しむためには、正しい落とし方で自爪を健康に保つことが重要です。

擦らず優しくふき取る

まず、ネイルをオフするときには、擦らず優しくふき取るように落とします。強くこすると爪が傷んだり、黄ばんだりする原因に。また、ティッシュでは、除光液がすぐに揮発してしまうので、厚手のコットンにたっぷりと染み込ませてから使用しましょう。

ネイルをお休みする期間を設ける

ただ、いくら気をつけていても、やはり頻繁に除光液を使うことは爪への負担となってしまいます。たまにはネイルをお休みする期間を作り、爪を休ませてあげるのも大切です。

マニキュアを落とせるのは除光液だけじゃない!?

マニキュアは、一般的に除光液を使わないと落とせないと思われていますが、実は、ほかのもので代用することも可能です! 落とす力は劣りますが、除光液がないときなどに活用すると便利。

代用品として使えるのは、主に下記の4つです。

(1)エタノールなどのアルコール類

マニキュアの成分は、アルコールで落とすことができるため、消毒用に使用するアルコール(エタノール)でも除去できます。

「無水エタノール」と表記のあるものが、アルコールの濃度が高いためよく落ちます。

(2)アルコールを含むコロン(香水)

上記のエタノールと同様の効果で、アルコールを含むコロンを使ってオフすることもできます。コロンとよばれるものは、アルコール濃度の強さによっては、落ちにくいものもあります。

(3)ラメの入っていないマニキュア

落としたいマニキュアの上から新しくマニュキアを重ね、乾かないうちにコットンなどで拭き取ることでも、落とすことができます。

ただし、除光液やアルコールに比べると、キレイに落ちきらないことも多いです。どうしてもほかに落とす方法がない時に使用してみてはどうでしょうか。

ちなみに、ラメの入っているタイプのマニキュアは、爪に残ってしまう可能性があるので、使用するときは「ラメなしタイプ」を選びましょう。

(4)水糊(マニキュアを塗る前に使用する)

こちらはマニキュアを塗る前に行っておく方法です。マニキュアを塗る前に水糊を爪に塗っておき、乾いたらその上からマニキュアを重ねます。

落とすときには、お湯につけて少しふやかすと、除光液などを使わなくても簡単にペリッと剥がすことができますよ!

ただし、数日しか持たないため、1日のみネイルを楽しみたいときなどにおすすめです。

マニキュアを落とした後、爪をきれいに保つ秘訣

健康な爪であってこそ、ネイルもキレイに映えるもの。

できるだけ、爪に負担をかけずにネイルを楽しむためにも、除光液を使い分けたり、爪や指先のお手入れをしてあげたりするのがおすすめです。

除光液は爪を傷つけるの!?

除光液には、「アセトン」というが成分が配合されたものと「ノンアセトン」のものがあります。アセトンとは、水に溶けないものを溶かすことのできる有機化合物のひとつで、マニキュアだけでなく、塗料の溶剤やプラスチック製接着剤などにも使われています。

ノンアセトンタイプなら爪に優しい

アセトンの入った除光液は、マニキュアを落とす効果が高く、簡単にオフできるというメリットがあります。ただ、同時に爪の油分も奪い取ってしまうため、爪が乾燥しやすくなったり、白くなったりというデメリットがあります。

一方、ノンアセントンタイプは、少し落ちにくいとされていますが、比較的、爪に優しいというメリットがあります。また、除光液特有の臭いもありません。

シンプルにマニキュアのみを単色塗りしているときには、ノンアセトンタイプを、ラメやストーンなどをたくさん使ったネイルをしているときには、アセトンが配合されたタイプを使用するなど、使い分けをするのがおすすめです。

マニキュアを落とした後のおすすめケア

最後に、マニキュアを落とした後のお手入れです。

除光液は、爪の油分を取り除いてしまう性質があるので、使用後は、必ず保湿ケアを行いましょう。その際には、専用のキューティクルオイルがおすすめです。

ネイルケアオイルでしっかり保湿

ネイルケアオイルでしっかり保湿

ハンドクリームよりも、皮膚内部への浸透力が高く、保湿効果も抜群! 爪の生え際や側面、先端部分まで少しずつオイルをつけます。マッサージするようになじませると、血行も促進され、爪にしっかりと栄養が届くようになります。

健康な爪でネイルを楽しんで!

指先に施された綺麗なネイルがふと目に入ると気分も上がり、ますますおしゃれを楽しみたくなりますよね。

また、指先は案外、人目にもつきやすい場所でもあり、きちんとお手入れがされているだけで洗練された大人の印象に。

できるだけ爪に負担をかけずに落とすことを心がけ、健康な爪を守りながらネイルを楽しんでくださいね。

(上田麻里)

※画像はイメージです

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