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ニキビは潰したほうがいいって本当? 潰れたあとの正しいケア方法

亀山孝一郎

「ニキビは潰したほうがいい」「ニキビは潰しちゃダメ」……どちらもよく耳にしますが、結局どちらが本当なのでしょうか? また、潰れてしまったあとは、どうすればいいのでしょうか? 今回は青山ヒフ科クリニック院長の亀山孝一郎先生に、正しいニキビの対処法について聞いてみました。

ニキビ

「ニキビは潰したほうがいい」って本当?

「ニキビは潰したほうがいい」と言う人もいますが、実際のところ本当なのでしょうか? 亀山先生に聞いてみました。

ギモン

赤ニキビを自分で潰すのはNG!

炎症を起こした赤ニキビができたら、自分で潰してはいけません。ニキビを潰してしまうと、真皮の深いところに存在する炎症性細胞から、活性酸素や蛋白分解酵素が放出されて、自己組織を破壊してしまうので、でこぼことしたクレーター(ニキビ跡)を作る可能性が上がります。どうしてもニキビを潰したい場合は、まずは皮膚科に相談してみてください。

ニキビが潰れてしまったら、どうすればいい?

自分では何もしていないはずなのに、いつの間にかニキビが潰れてしまうこともありますよね。もしそのような事態に陥ったとき、どうすればいいのでしょうか?

潰した

ニキビが潰れた箇所は触らない!

ニキビが潰れてしまったとき、つい気になって、潰れた箇所を手で触ってしまう人もいるでしょう。しかし、触るのはNGです。むやみに触ると、手の雑菌で炎症を起こしてしまうことも。また、タオルで触れるのも、肌に負担をかける可能性があるのでやめておきましょう。とにかくニキビには触らず、すぐに皮膚科を受診するようにしてください。

まとめ

ニキビが気になって潰したくなる人も多いでしょうが、亀山先生によると、自分で潰すのはNGとのこと。どうしても潰したい場合は、皮膚科を受診するのがよさそうですね。正しいニキビケア方法を知って、キレイな肌を保ちましょう!

(文:亀山孝一郎、構成:マイナビウーマン編集部)

※画像はイメージです

※この記事は 総合医学情報誌「MMJ(The Mainichi Medical Journal)」編集部による内容チェックに基づき、マイナビウーマン編集部が加筆・修正などのうえ、掲載しました(2018.07.06)

※本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください

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