お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

自分を好きになる方法~好きになればいい恋愛もできる~【専門家解説】

にらさわあきこ(文筆家、美容研究家)

img_2070

自分を好きになれなくて悩んでいませんか? どうして自分を好きになれないのでしょう? その原因と解決策を、にらさわあきこ先生に伺いました。さらに、自分を好きになることでもたらされる恋愛メリットについても教えていただきました。

<目次>

自分を好きになれない原因

img_2231

自分大好きな人がいる一方で、なかなか自分のことが好きになれないという人もいます。一体どうして自分のことを好きになれないのでしょうか? にらさわ先生に原因について教えていただきました。

小さいころに両親や家族に愛されなかったと感じていた女性は、その自覚のあるなしに関わらず、掛け値なしに自分を好きになることができづらくなるようです。「掛け値なしに」というのは、「何かができるから」とか「何かを持っているから」愛される……というのではなくて、「自分が自分であるだけで」愛される感覚です。両親に無条件に愛された実感を持てていた人は、自分が自分でいるだけで「存在価値がある」と感じることができますし、自分を好きでいられます。(にらさわ先生)

自分を好きになれないことで起こる弊害

img_2568

女性が自分を好きになれないとどんな弊害が起こるのでしょうか。にらさわ先生に解説していただきます。

自分を好きになれないと、人間関係を築くのが難しくなることがあります。無条件に好かれるという状態に慣れていないので、恋愛では「こういう理由だから、好きなのよね」と関係を利害で考えがちになります。そのため自分を好きになってくれる人を好きになるのが難しくなり、好きになってくれない人ばかりを追いかけてしまうことも。

さらに、無条件に好かれるという体験が少ないために、好かれた時に相手の愛情を疑う傾向も見られます。つまり、自分を好きになれない人は両想いになりづらいというだけでなく、両想いになってからも「本当なの?」と相手を信用できないので、失恋しやすくなるのです。(にらさわ先生)

自分を好きになる方法

img_2081-1

自分を好きになれないことで、人間関係の構築や恋愛において弊害が起きてしまうことがあるようですね。では、女性が自分を好きになるにはどうしたらいいのでしょう、にらさわ先生に聞いてみました。

自分を好きになるためには、「自分でなくて、世の中のため」になることをするのがオススメです。自分を好きになれないのは、意識が自分にばかり向いているという子どもっぽい面があるためでもあります。そこで、意識をよそに向けるためにも、世の中のためになることをするといいでしょう。たとえば、公共トイレに入ったらちょっと洗面所をきれいにするとか、道路のごみを拾うとか。不特定多数の人のためになることをすると、いいことをした自分を「やるな」と思えて嬉しくなりますし、人にお礼を言われるなどの経験が増えて、自分の良いところも客観的に評価できるようになっていくのです。

もう一つ、「自分を好きになれない」という感情の根底には、「世界が自分を中心に回っている」という視野の狭さがあるとも言えるので、広い視野を持つためにも、「主語」(目線)を自分から、「世界」や「地球」に変えていくといいでしょう。自分が他人にどう見られるか、どう評価されているかにこだわるのでなく、「世のため」「人のため」に生きる時間を少しずつ増やしていくと、自然に自分のことばかりを考えなくなっていきます。そういう時間を重ねていくうちに、自分をニュートラルに評価できるようにもなっていくはずです。(にらさわ先生)

自分を好きになることで得られる恋愛メリット

img_2181

女性が自分を好きになれたら、どういったメリットがあるのでしょうか。恋愛においてもメリットがあるのでしょうか。にらさわ先生に解説していただきます。

自分を好きになることは、人を好きになる第一歩です。誰かが「その人であるだけで好き」という感情は、本来なら誰もに備わっているはずですが、自分を好きでないときは、なかなか感知できません。けれど、自分を好きになれれば、自分が誰を好きになるべきか、自分と合う人は誰かがスッとわかるようになります。

さらに、変に男性を疑うことがなくなるので、安定した人間関係を築けるようになり、幸せな恋愛関係をキープすることができるようにもなりますよ。(にらさわ先生)

まとめ

自分を好きになれないと、人間関係を築くのが難しくなり、恋愛でも両想いになりにくい、長続きしないなどの弊害が出てしまうようです。もし、自分を好きになれなくて悩んでいるのなら、にらさわ先生のアドバイスを参考にしてみましょう。きっと恋愛ももっとうまくいくはずですよ。

(監修:にらさわあきこ)

SHARE