「押しに弱い男性」の特徴は? 落とすための7ステップ
恋愛において、自分からアプローチをするよりも、相手からのアプローチを受け入れることでお付き合いがスタートする「押しに弱い人」は、男女問わず一定数存在します。
今回は、そんな押しに弱い男性の特徴や見極め方、アプローチのコツを伝授します。
「押し」とは、積極的なアプローチを繰り返し行うこと
よく「押しに弱い」といいますが、恋愛における「押し」とは具体的にどんな状態・言動のことを指すのでしょうか。
具体的な行動としては……
・積極的に相手に好意を伝える
・積極的に相手に連絡を取る
・積極的に相手をデートに誘う
・積極的に自分と付き合ってくれと言う
上記の4点をめげることなく繰り返すことを「押し」といいます。
積極的にアプローチする人は、自分に自信があるから「押す」のではなく、今までこの成功パターンしか経験していないため、めげずに積極的なアプローチを繰り返すことができるという場合が多いです。
気になるあの人はどのタイプ? 押しに弱い男性7タイプ
「押しに弱い男性」は、総じて、自分の意見よりも相手の意見を優先する傾向があります。
自分の意見を相手に押しつけることがないので、思いやりがあり、心のやさしい人が多いといえます。
ここでは、「押しに弱い男性」の7つのタイプについて、具体的な例を交えて解説します。
意中の相手が7つのタイプのどれかに当てはまるなら、押しに弱い傾向があるかもしれません。相手のタイプを見極め、恋愛成就の確率をアップさせましょう。
タイプ1:男子校で部活に打ち込んできた人
女性との出会いが少なく、硬派なタイプが多いのが男子校出身者です。
恋愛において、自分から積極的にアプローチをすることはあまりなく、受け身でいることが多いタイプです。
特に学生時代、部活に打ち込んでいた人は、社会人になってから仕事や趣味に打ち込む傾向があります。
何かひとつのことに集中しているときは、恋愛などほかのことに手を出すべきではないという観念があるため、自分から積極的にアプローチすることはあまりありません。
しかし、恋愛に興味がないわけではないので、女性からアプローチを受けるとすぐに受け入れる人もいます。プロ野球選手やJリーガーに多いタイプです。
タイプ2:ウィンドウショッピングができる人
目的意識が希薄、または好奇心が旺盛ともいえるタイプです。
自分の理想やゴールを設定することがなく、結果よりもプロセス重視のため、相手に対して「おもしろそう」と感じれば女性からのアプローチを受け入れ、とりあえず付き合ってみることもあります。
タイプ3:討論番組を見て「なるほど〜」と言える人
設定された議題について、出演者がそれぞれの視点から議論を交わす討論番組。視聴者はどの立場に賛同するかを考えたり、独自の意見を持ったりします。
しかし、このタイプの人は、それぞれの意見に対してあまり反論を抱くことなく「なるほど」と受け入れます。
相手を評価することなく、自己主張もしないタイプなので、女性に対しても評価することがありません。相手のいいところを見て共感できるタイプです。
そのため、女性から好意を示されると肯定的に受け入れることが多いです。
タイプ4:美容室のカットはおまかせ、服は店員のおすすめを買う人
髪型や洋服など、外見にあまりこだわりがなく、おすすめをそのまま取り入れるこのタイプ。
自分の意見がないともいえますが、相手をそのまま受け入れることができる人です。
自己主張をあまりしないタイプなので、自分から女性へアプローチするよりも、好意を示してくれた女性を受け入れることが多いです。
タイプ5:志望校の選び方が無難な人
自分の実力に合わせた志望校や就職先を設定し、高望みをしないタイプです。
逆に言えばチャレンジ精神がなく、失敗を恐れるタイプでもあります。恋愛面でも、自分から告白したり、高嶺の花だと感じる女性に好意を抱くようなリスキーな行動を取ったりすることはありません。
よりリスクが低く安全な選択をする傾向にあるため、自分に好意を持っている女性を受け入れることが多く、押しに弱いタイプだといえます。
タイプ6:姉がいる末っ子
姉がいる男性は、「女性の指示に従えば大丈夫」という感覚を持っているタイプが多いです。
特に、姉と年齢が離れており、末っ子であればその傾向はさらに強まります。姉にリードされることに慣れており、かわいがられてきたため、女性にリードされることに抵抗がありません。
女性からの押しに弱いタイプといえます。
タイプ7:経営者
経営者の仕事は、決断をすることです。
そのため、意外とプライベートでは「指示待ち」な男性が多いのが特徴です。
経営者が占いなどで助言を求めることが多いのは、このためです。経営者の男性は、女性からのデートプランの提案など、相手のリードする姿勢を高く評価する傾向にあります。
押しに弱い男性へアプローチ! 完全攻略7ステップ
「押しに弱い男性」の傾向を押さえたところで、次は「押しに弱い男性」を落とす効果的なアプローチ方法を伝授します。
以下の「7つのステップ」は順序が肝心。ステップを飛び越えることのないよう注意してください。
ステップ1:友だちとしてマメにLINEやメールをする
ステップ1では、友だちとしてのスタンスを取りつつ、相手とできるだけ頻繁にコミュニケーションをとることを目指します。できるだけ長く連絡を続け、頻繁にあなたを思い出してもらうことで、2人の距離が近づきます。
ステップ2:彼のまわりの人と友だちになる
友人関係の間は、2人きりで会うハードルが高いため、彼のまわりの人を巻き込むことが成功の鍵です。
彼のまわりにいる人とも友だちになり、みんなで会う機会を増やしましょう。彼と会う機会を増やすだけでなく、彼の友人が彼にあなたのことをすすめるくらいの関係作りを目指してください。
ステップ3:定期的にガラッとイメチェンをする
私は「男の好きなタイプは、次に出会う女」だとよくお伝えしています。
男性は、新しいもの好きな傾向があります。そのため、次に会う新たな女性に惹かれるのです。
できれば、彼の好みのタイプにイメチェンしましょう。積極的なアプローチを繰り返すことが「押し」だとお伝えしましたが、イメチェンによって視覚的な新鮮さを与え、新しい女性だと認識させることで「しつこい」と思われることを回避できます。
ステップ4:彼の趣味に弟子入りする
彼の好きなことに興味を持ち、教えてもらいながら、一緒に趣味を楽しむことを目指しましょう。彼を「先生」のポジションに押し上げることによって、存在価値を認められていると感じてもらい、相手の自信にもつなげることもできます。
ステップ5:彼の夢を聞き出して肯定する
男性は、自分がナンバーワンでいられる場所に帰りたくなります。
話を聞いてくれて、自分を肯定してくれる女性には、何度も会いたくなるものです。単にアプローチをしてくるだけならば、強引な女性だと思われるだけかもしれませんが、自分を認めてくれる相手であれば、男性も好感を持つようになります。
彼を肯定して喜ばせることで、自分にプラスの反応が返ってくるのです。
ステップ6:ほかの男の存在を匂わせる
ステップ5まで進み、彼が少しずつあなたのことを受け入れはじめている状態であれば、ほかの男性の存在を匂わせることも有効な方法です。
「押す」だけではなく、少し引いてみるテクニックです。ほかの男性の存在を匂わせることで、あなたの市場価値を高めます。「ほかの男性に誘われている」くらいのことは伝えてもいいと思います。
彼にちょっとした揺さぶりをかけましょう。SNSで男友だちと一緒にいる写真をアップするのも有効です。ただし、ある程度お互いの関係性を築いている上で、彼を引かせすぎないさじ加減も重要です。
ステップ7:定期的に洗脳する
最終ステップは、好意を伝える発言を繰り返す「洗脳」です。
「○○さんと一緒にいられたら幸せだろうな」「私と付き合ったら結構いいと思うんだけどな」「私しかいないんじゃない?」など、彼への好意をほのめかす発言を繰り返します。
何度も繰り返し伝えることで、彼に「そうかもしれない」「付き合ったらいいかもしれない」と思ってもらえたら、付き合うのは時間の問題です。
付き合うハードルを下げ、「ダメだったらそのとき考えればいい」くらいの軽いノリで、まずは付き合ってみようと思ってもらうことを目指しましょう。
ステップ7までを繰り返し、仲が深まっているにもかかわらずなかなか付き合えないとき、最終手段として「逆ギレ」することも有効です。
「もういい! 二度と連絡しないから!」と逆ギレしてみるのです。押しに弱い男性は、相手に引かれることを怖がるので「わかった、付き合おう」と関係が発展することがあります。奥の手として覚えておいてください。
「押しに弱い男性」は浮気をする可能性も高い!
何度もお伝えしていますが、押しに弱い男性へのアプローチで重要なのは「繰り返す」ことです。
毎日連絡をして、彼のまわりの人と友だちになって会う機会を増やす、とにかく褒める、具体的な言葉で好意を伝える。彼にやんわり否定されたとしても、めげずにそれらを繰り返すことで、彼の気持ちは少しずつ変わります。
最後に、押しに弱い男性とめでたくお付き合いすることになったあとのアドバイスをお伝えします。
押しに弱い男性は、その性格上、お付き合いしている人がいたとしても、別の女性からのアプローチを受け入れることがあり、浮気や二股をする可能性が高い傾向にあります。付き合いが長くなると、もう愛していないにもかかわらず別れる決断ができず、ずるずると付き合い続ける人もいます。
また、女性をリードしないので、女性側からすると「優柔不断で男らしくない」と感じたり、おもしろみに欠けると思ったりすることもあるようです。
彼を落とすことが恋愛のゴールではありません。恋人同士になったあとも、彼の話を聞き、めいっぱい褒め、彼に自信をつけさせてあげること、あなたとの時間を楽しんでもらうことで、それらの懸念をなくしていきましょう。
今回ご紹介した攻略法によって、ひとりでも多くの方が「本当に愛する人」と結ばれることを願っています。
(井上敬一)
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