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元カノがよかった。男性が結婚を後悔する瞬間

小村由編

「もしかして、夫は自分との結婚を後悔しているのでは……」と、相手の態度や言動から不安になったことはありませんか? 実際のところ既婚者の男性たちは、結婚に対して後悔したことがあるのでしょうか。そこで今回は、結婚を後悔した男性の本音をご紹介します。

男性が結婚を後悔する理由

男性が結婚を後悔するのは、どのような理由なのでしょうか。既婚男性に結婚を後悔したことがあるか、話を聞いてみました。(※1)

結婚を後悔したことがある男性の割合

 

Q.結婚を後悔したことはありますか?

ある……36.8%
ない……63.2%
※有効回答数397件

結婚を後悔したことがある男性は約36%いることがわかりました。結婚した男性の全員が結婚生活に満足しているわけではないようですね。

夫が結婚を後悔した理由

性格が合わない

・「思った以上に性格が合わなかった」(28歳/食品・飲料/その他)

・「考え方や性格がまったく合わないところ」(39歳/その他/販売職・サービス系)

ひとりの時間がない

・「友人たちと自由に遊びに行くなどができなくなった。ひとりの時間がなくなった」(32歳/建設・土木/専門職)

・「ひとりの時間が少ないとき。いろいろ口うるさく言われたとき」(27歳/その他/その他)

ケンカをしたとき

・「大ゲンカしたときや、家事をうまくできないことがわかったとき」(39歳/団体・公益法人・官公庁/技術職)

・「ケンカが絶えず、無言の時間が増えてきたことに対して」(39歳/情報・IT/技術職)

自由にお金を使えない

・「自由にお金を使えないことがあり、ストレスが溜まる」(34歳/不動産/事務系専門職)

・「独身の友だちと遊ぶときのお金がない」(33歳/運輸・倉庫/技術職)

子どもが産まれてから関係が変化した

・「子どもが産まれて、妻の性格が変わった。愛情どころか思いやりすらなくなり、幻滅」(31歳/運輸・倉庫/営業職)

・「子どもができていろいろと不満が溜まってきた」(33歳/電機/その他)

男性が結婚を後悔した理由として、根本的に性格が合わないと言った理由が挙げられます。また、ひとりの時間を持てないことや、自由に使えるお金がないことへ不満を感じているようです。

元カノの存在がよぎる男性は多い

結婚後、相手と合わないと感じたときに、別の女性と結婚すればよかったと考える男性もいるかもしれません。その相手はどのような人なのでしょうか。本音を探りました。(※1)(※2)

夫は妻と元カノを比べるものなのか

 

Q.妻と元カノを比べてしまう瞬間はありますか?

ある……33.2%
ない……66.8%
※有効回答数397件

今のパートナーである妻と、以前付き合っていた元カノを比べてしまうという男性が約3割以上いるようです。男性は結婚しても、過去の女性のことを忘れられないのかもしれません。

男性が「結婚すればよかった」と思う元カノの特徴

家事が上手な彼女

・「家事が完璧だった人」(36歳/その他/事務系専門職)

・「非常にやさしくて、家庭的だった女性」(36歳/学校・教育関連/秘書・アシスタント職)

・「家事全般できて、すごく女子力が高かった元カノ。いまだに超える人は現れず……」(27歳/通信/営業職)

家事全般が上手な彼女は、結婚生活においてもその力を発揮してくれただろう……ということで、別れてしまってから後悔した男性は多いよう。特に料理上手な彼女がいた人は、彼女の手料理の味が今でも忘れられないこともありそうです。

気が利く彼女

・「他人への配慮が自然にできる人」(32歳/医療・福祉/専門職)

・「ほかの相手との付き合いで、当たり前でない気づかいをしていてくれたと気づかされた相手」(36歳/その他/その他)

・「大人しかったけど、話をきちんと聞いてくれた。自己主張ばかり激しい女性といると、そういった女性がいかに貴重かわかる」(32歳/情報・IT/技術職)

細かいところまで気が利く女性というのは、同じ女性から見ても魅力的ですよね。さまざまなことに気配りができることは、結婚生活においてはとても大事なことです。付き合っているときには、なかなかそのありがたみに気がつかないものなのかも。

なんでも許してくれた彼女

・「自分のワガママも笑って許してくれた元カノ」(31歳/情報・IT/その他)

・「性格が抜群によくて自由にさせてくれた人」(35歳/医療・福祉/販売職・サービス系)

・「自分の決めたことにケチをつけないで、ついてきた女性」(31歳/自動車関連/技術職)

何でも許してくれていた彼女の器の大きさに、別れてから気づいたという男性も少なくないよう。黙ってついてきてくれて、いざというときはきちんと叱ってくれている彼女と結婚していたら、今も支えてもらえていたかも……と思わずにはいられないようです。

性格が合っていた彼女

・「自我が強いが価値観が合う人」(26歳/運輸・倉庫/事務系専門職)

・「すごく性格が合って楽しい彼女がいたので、別れたことを後悔している」(34歳/商社・卸/営業職)

・「共通の趣味があり、一緒にいて楽な女性」(27歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)

世の中にはいろんな人がいるだけに、なかなか性格がぴったりマッチする人と出会うのは難しいことですよね。ほかの人と付き合ってみて、改めてあんなに波長の合う人は彼女だけだった、と気づいて後悔したというエピソードが多く挙げられました。

自分を思ってくれた彼女

・「自分を一途に思っていた彼女」(33歳/金属・鉄鋼・化学/事務系専門職)

・「かわいくはなかったけど、自分のことをいつも思っていたような女性」(22歳/その他/その他)

・「常に自分のことを心配してくれていた女性」(37歳/食品・飲料/技術職)

結婚をするのであれば、きちんと自分のことを愛してくれる人を選ぶに越したことはありません。しかし、その「愛」は当たり前ではないということに後々気づくようです。

社長令嬢の彼女

・「社長令嬢」(36歳/機械・精密機器/クリエイティブ職)

・「資産家の令嬢。性格が悪かったので別れたが、後悔している」(29歳/情報・IT/技術職)

結婚生活において、お金というものは切っても切り離せない存在です。逆玉に乗りたいという気持ちは別になかったとしても、奥さんの実家がお金持ちだと、いざというときに助かるのも事実。ちょっと惜しいことをしたな、と思うのかもしれません。

それでも男性が結婚生活を続ける理由

妻と元カノを比べる男性たち。しかし、それでも結婚生活を続けるのはなぜなのでしょう。本音を聞いてみました。(※1)

離婚しない理由

子どもがいるから

・「子どもがいるから。何だかんだ楽しいから」(27歳/その他/その他)

・「子どもがいるし、一緒にいて長くなってきているので、情がある」(34歳/その他/販売職・サービス系)

結婚相手としてはいい存在

・「妻としては完璧にこなしてくれているから」(32歳/建設・土木/専門職)

・「家事は完璧にしてくれるので、結婚相手としてはベストパートナーだと思うから」(35歳/金融・証券/事務系専門職)

過去は過去だから

・「過去と比べても何も起こらない。今の生活に満足している」(39歳/その他/その他)

・「過去にすぎないから、妻のほうがいい」(30歳/医療・福祉/事務系専門職)

元カノと結婚したら……と後悔しながらも、今の相手と結婚生活を続ける理由として、子どもがいるから、結婚相手としてはベストパートナーだから、といった理由が挙げられました。また、過去はあくまでも過去だから、と割り切っている人も。

彼女と妻はちがう

「元カノはよかった」と感じたとしても、結局は彼女というポジションだったからです。結婚相手としてならば、また変わってくるところもあるでしょう。男性も後悔はしていても、そのあたりはよくわかっているのではないでしょうか。そのため、今の相手に多少の不満はありつつも、家族としての情もあるため、そのまま結婚生活を続けていこうと考えているようです。

(小村由編)

※画像はイメージです。

(※1)マイナビウーマン調べ
調査日時:2018年3月19日~3月19日
調査人数:397人(22~39歳の既婚男性)

(※2)マイナビウーマン調べ
調査日時:2016年12月26日~2016年12月27日
調査人数:383人(22~39歳の男性)

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