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癒される彼女の特徴とは? 癒し系のかわいい彼女になる方法

織田隼人(心理コーディネーター)

「癒し系」などと呼ばれる女性が男性から一定の支持を集めるように、男性は程度の差はあれど恋人に「癒し」の要素を求める傾向にあるようです。では一体どんな女性が「癒される彼女」なのでしょうか? 「疲れる彼女」とのちがいはどこにあるのでしょうか? 一般男性にアンケートを取りながら、男女の心理に詳しい心理コーディネーターの織田隼人さんに解説してもらいましょう。

癒される彼女の特徴

まずは、「癒される彼女」にはどんな特徴があるのかひも解いていきましょう。

【一般男性の本音】癒される彼女の特徴

まずは一般男性へのアンケート結果と、織田さんの見解を見てみましょう。

1.いつも笑顔

・「いつも笑顔で話しかけてくれるとうれしい」(24歳/ソフトウェア/技術職)

・「笑顔の多い明るい女性。疲れていても一緒にいるだけで元気になれそう」(30歳/不動産/販売職・サービス系)

2.マッサージをしてくれる

・「マッサージしてくれる女性。うれしい。そして上手だとありがたい」(32歳/運輸・倉庫/営業職)

・「マッサージしてくれる女性。疲れているときマッサージすると気持ちいいから」(32歳/金属・鉄鋼・化学/技術職)

3.疲れを忘れさせてくれる

・「一緒にいて癒しになる女性。落ち着いた感じの人が良いのかな」(39歳/小売店/販売職・サービス系)

・「癒してくれる女性。疲れを忘れさせてくれる」(25歳/建設・土木/技術職)

4.そっとしておいてくれる

・「疲れているときは察してそっとしておいてくれる」(37歳/団体・公益法人・官公庁/専門職)

・「こちらが疲れているのを察して、そっとしてくれる女性」(38歳/商社・卸/営業職)

5.気遣いができる

・「こちらを気遣った行動や言動のできる女性。安心できるから」(38歳/その他/販売職・サービス系)

・「とにかく気遣ってくれて、相手のことを思いやる人」(37歳/ホテル・旅行・アミューズメント/経営・コンサルタント系)

6.一緒にいて気が楽

・「一緒にいて楽な女性。特に会話がない時間があっても平気でいられる関係がいい」(37歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)

・「一緒にいて気が楽な人となら一緒にいたいと思います」(30歳/小売店/事務系専門職)

このアンケートから、男性を癒すことのできる女性は「男性のやすらぎ」を作ることに長けていることがわかります。
笑顔も、マッサージもどちらも女性から男性に「幸せを与えている」ものになります。単純に笑顔やマッサージで癒される効果もありますが、それ以上に女性から男性に対しての思いやりなども伝わるからこそ癒されるのでしょう。
「そっとしておいてくれる」とか「一緒にて気が楽」といった意見も、男性を放置しているわけではなく相手の状態をしっかりと理解した上で上手な放置をしていることがわかります。
「相手の男性の気持ちを理解した上で行動している」ので男性は癒されるのでしょう。

疲れる彼女の特徴

では逆に「疲れる彼女」にはどんな特徴があるのでしょう。織田さんに教えてもらいました。

いつもフォローを求めてくる

たとえば「私のこと嫌いなんでしょ」とか「私かわいくないから」といって相手の男性にフォローされて安心しようという態度をとると男性は疲れていってしまいます。フォローを入れるということは相手の女性の気持ちを細かく探って正解を引き当てる必要があります。
正解でないと相手の女性が凹んでしまうので、大変気を使うことをしなければなりません。気を使うと当然疲れるので、相手の女性に対して子の人と付き合うと疲れる、と思ってしまいます。

不機嫌になっていることが多い

不機嫌になっていることが多いと、男性は「なんとか元気にしてあげねば」とか「地雷を踏まないようにしよう」とかいろいろと相手の女性に気を使うことが増えます。
女性の扱いにすごく慣れている男性であれば女性の扱いに対して長けているので上手にその女性をなだめることができるでしょう。けれども、たいていの男性は気を使うことで疲れてしまいます。

束縛が激しい

どこに行っていたのか、誰に会っていたのか、これからどう行動するのか、といったことをつぶさに聞いてこられると男性は「自由を失った気持ち」になります。自由な状態では気分は楽になるものですが、束縛されていると心が窮屈に感じます。心が窮屈に感じることで「行動に自由がない」と思って男性は疲れてしまうのです。

相手の男性の言い分を聞かない

人間同士はどうしても衝突があったり意見のちがいがあったりするものです。意見のちがいはお互いに認め合ったり、妥協点を探るしかありません。
しかし、調整が必要な場面でも、調整をまったく行わずに自分の言い分を主張し続ける相手といると自分だけが譲歩する形になるので、譲歩した側が疲れてしまいます。
男性の言い分を聞かず、自分の意見が正しいと毎回それを男性に求めていると男性を疲れさせることになってしまいます。

男性をコントロールしようとする

男性の行動を自分の思ったとおりにコントロールしようとする女性にも男性は疲れてしまいます。たとえば、お皿の洗い方で気に入らないところがあると、自分の正解を男性に押しつけるといったような行動です。場合によってはその洗い方が正解かもしれませんが、そういう正解を毎回押しつけられると男性は「自分の意思を押さえつけられている」と感じます。
そして意思が自由にならないことからどんどん消耗し、疲れてしまいます。

 

「癒される彼女」と「疲れる彼女」のちがい

「癒される彼女」と「疲れる彼女」の特徴がわかったところで、両者のちがいについて教えてもらいました。

「癒される彼女」と「疲れる彼女」のちがい

癒す女性と、疲れさせる女性のちがいは「相手の男性をそのまま受け入れて楽しめるか」「自分の思い通りにしようとするか」のちがいであると言えます。
癒す女性は相手の男性をそのまま受け入れて、その上で2人で楽しんだり、2人で幸せになろうと行動します。そのため、男性の行動を楽しめ、笑顔になりやすいですし、男性が疲れていると元気づけようとします。

自分の思い通りにしようと行動する女性は自分の中に男性の理想像があり、その理想に届かないと男性に不満を感じて文句を言ったり、理想に近づけるために男性の行動を変えようとします。また、自分に対する言動なども理想的な回答を求めるので、男性は何か女性に質問されるたびに考えを巡らせて回答する必要があるため、疲れていってしまいます。

男性は彼女に癒しを求めている?

男性は彼女に癒やしを求めることが多いです。特に毎日忙しい男性は癒してくれる女性を求め、癒してくれる女性を大事にする傾向が強いです。
忙しくて毎日LINEもできない男性に対して、毎日のように「今日ももいいことあったよ」「毎日大変だよね、でも応援しているからね」とメッセージを送った女性は男性を見事に癒してそのまま結婚しました。逆に「どうして会えないの!」と男性に怒りのメッセージを出して男性をコントロールしようとした女性は見事に別れてしまいました。
恋は一時の刺激としては大きいですが、長期の付き合いとなると刺激に慣れてしまうもの。刺激に慣れたあとにずっと続く恋にするには「癒し」がとても大事な要素となるのです。

彼氏に「癒されない」と言われたら

もし、彼氏に「お前といると疲れる」「癒されない」と言われたら、女性はどうするのがいいのでしょうか? 女性が取るべき行動を織田さんに教えてもらいました。

彼に「おまえといると疲れる」と言われた場合は彼に対して「理想」を求めすぎている可能性が高いです。
彼が自分の思ったとおりの行動をとらないと不満を言ったり不機嫌になったりして、彼に常に正解を求めているような状態になっている可能性が高いと言えるでしょう。その状態が続くと別れる可能性が高いので、彼を癒すように心がけましょう。
今の彼の状態をそのまま認めて「十分いい彼で、今のままですごく好きだから大事にしよう」と考えてみてください。理想に届かなくてもいいのです。
そして彼に対して「どうしたら彼が笑顔になるかな」と考えて彼が笑顔になるまで色々試しましょう。もし、彼が笑顔にならなかったときでも不機嫌にならずに「これは失敗だったか、また別のことを試そう」とゲーム感覚で彼に対していろいろと試していきましょう。
そして彼の反応自体を楽しむことができれば、徐々に癒す女性へと変化していきます。彼のありのままをいったん受け入れ、その上で彼を優しく包み込んであげましょう。

「癒される彼女」になって「長く愛される女」になろう

恋愛の初期段階は「刺激」も大切かもしれませんが、長くいいお付き合いをしていくなら「癒し」は欠かせないもののようです。あなたは彼氏を疲れさせる彼女になってはいませんか? 織田さんのアドバイスに従って、彼氏を癒せる女性になりたいものですね。

(織田隼人、マイナビウーマン編集部)

※画像はイメージです

※マイナビウーマン調べ
調査日時:2016年9月21日~2016年9月22日
調査人数:375人(22~39歳の男性)

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