お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

婚活で聞いておきたい質問とNGな質問

E子

婚活って、結局何を質問すれば結婚相手としてアリなのかナシなのか判断することができるのでしょうか? 婚活・恋活を趣味とし活動しているE子さんに、婚活で聞いておくべき質問をNGの質問と合わせて教えてもらいました。

婚活女子諸君、よく聞いてほしい。

婚活での男性との会話は、いわば採用面接と同じだ。限られた時間の中で、必要な情報を引き出すためには、やみくもに会話をすればいいというものでもない。

何を質問すべきか、また質問してはいけないのか、よくよくご承知の上、臨んでいただきたいのである。

婚活で相手に質問をする前に!

さて、本題の「男性に何を質問したらいいか」をレクチャーしていく前に、まず心に留めておいてほしいことがある。

婚活でお相手に質問するのは、「結婚相手としてふさわしい相手か」の判断材料となる情報を引き出すことが目的ではある。そのために、的を絞った適切な質問を繰り出さねばならない。

しかし、重要なのは、相手の回答をうのみにしてはいけないということだ。もろもろの質問に対する答えから、相手の人となり、考え方、価値観は垣間見えるものだが、相手の回答を言葉通り信じたらいいというわけではない。

容疑者からヒアリングをする警察官のように、「相手の回答」そのものではなく、回答時の目の動き、挙動、話のつじつまは合っているかなど、総合的に分析し情報を読み取るのである。

婚活でお相手に聞いておくべき質問5つ

では、本題に入っていく。婚活において出会った男性に質問しておくべき内容とその理由を解説していこう。

(1)結婚願望の有無

婚活において最も重要であり、本質的な質問である。

「結婚願望はありますか?」「いつまでに結婚したい、などの考えはありますか?」といった質問でいいだろう。

ただし、これこそ先ほど注意した通り、相手の回答が本心とは限らない。多くの婚活男性は「婚活をしているアラサー女性は、今すぐ誰でもいいから結婚したいくらいの意気込みに違いない」と思っている傾向がある。

彼らはそれを考慮して「すぐに結婚は考えていない(あまりしつこく結婚を要求する女性は困る)」と言ったり、「結婚願望は強い(とりあえず交際までこぎ着けたい)」と言ったりする。

(2)子どもは欲しいか

これはもし、その人と結婚まで駒を進めることになるとしたら非常に重要な質問だ。なぜなら、男性の中には「絶対に子どもが欲しい」という人がいたり、「子どもはいらない」という考えの人がいたりするからだ。

ただ、多くの婚活男性は、自分が結婚したい理由として、最も当たり障りのない「子どもが欲しいから婚活してるんです」的なことを言いがちである。

確かに婚活している理由として納得感は強いが、子どもは授かりもの。仮に子どもだけが目的で結婚したい男性の場合、子どもができなければ離婚となったり、妻に対して思いやりがなかったり(最悪の場合、女性は子どもさえ産めばいいと思っているなど)というケースも想像にたやすい。

(3)過去の恋人との破局理由

恋人と別れる理由は人それぞれだが、多くは性格や価値観の不一致だろう。

初対面の相手にいきなり、「あなたの性格、価値観を教えてください」「どんな性格、価値観だとNGですか?」など聞いても、相手は答えにくいものだ

しかし、「前の彼女となぜ別れたんですか?」と聞けば、自然に喋り出せるだろう。

「前の彼女は金銭感覚が合わなくて……海外旅行に毎年行くような女性だったんです」とか、「前の彼女は感情の起伏が激しくて、話し合いが冷静にできないから結婚は考えられなかった」など。

これにより、相手が求めているものやNG例が具体的に見えてくる

(4)両親との関係性

両親と疎遠になっている人もいれば、大人になった今でもすごく仲が良いという人もいる。

これはどちらが良い悪いという話ではないが、仮に両親とすごく仲の良い人の場合、結婚すれば自身も嫁として関係構築が必須となるだろう

また、母親との関係性は、男性の妻に対する関係性と酷似する傾向があるものだ。お母様に甘やかされていつも構ってもらっていた男性は、将来の妻に同じ役割を求めるかもしれないなど、想像ができる。

(5)既婚者ではないか

婚活をしているのであれば出会う相手が既婚者であってはいけないわけだが、場合によると出会いの場には既婚者が紛れ込んでいる

これは交際前に必ずはっきりさせておかなければならないし、何ならボイスレコーダーで記録をとっておきたいレベルかもしれない。私も、気になる男性とのデートにボイスレコーダーを忍ばせて参じたことがある。

「既婚者ではない」と嘘をつかれる可能性も大いにあるが、「嘘をつかれた」という証拠は、残っている方がいいだろう。

婚活でのNG質問は?

では続いて、逆に婚活の場でするべきではないNG質問について紹介していく。

(1)相手の年収

婚活女性にとって、相手の年収は非常に気になる項目ではあるが、マナーとして親しい間柄でもないのに直接聞くべきではない

どうしても気になる場合は、年収開示のある結婚相談所などを活用してほしい。

(2)私、〇〇ですけど大丈夫ですか?

例えば、「私、結構ルーズなんですけど大丈夫ですか?」などだ。

自身に欠点があることを最初に提示しておくのは親切で誠実な対応ではあるが、「大丈夫ですか?」と聞くのはやめよう。

あなたのことを本気で好きになった後なら乗り越えられる障壁も、知り合ってすぐ確認されると、「え……受け入れるって自信を持って言えるかどうか……」と相手も困惑するのは当然だ

(3)もし結婚したら、〇〇はどうしますか?

結婚後の生活の詳細な取り決めについて、早い段階で質問するのは得策ではない。

というのも、「家事の役割分担をどうするか」「お金の管理はどうするか」などは重要な問題ではあるものの、結婚が決まってから二人で話し合って決めていくべき問題である。

知り合って早々にこういった質問を繰り出すと、「この子、お金の管理を任せてくれる相手としか結婚したくないんだろうな……。財布を握られるんだろうな……」などと、相手はマイナスの妄想を膨らませることになってしまう

結婚後の役割について詳細な打ち合わせを急ぐのは、家庭の主導権を持ちたがっているように見えてマイナスイメージだ。

マナーを守って質問を

婚活においては、相手に何を質問してもいいわけである。ただ、短時間で必要な情報を引き出すべく、工夫は必要である。

また、工夫をして質問をする中で、聞き出すことに熱中するあまり、マナー違反な質問などをしないよう注意はしていただきたい。

大事なのは相手の言葉をそのまま受け取るのではなく、その裏に隠れた深層心理を読み解くこと。このように考えながら励めば、より戦略的に婚活が進められるのではないだろうか。

(E子)

※画像はイメージです

SHARE