簡単に直せる? 時間にルーズな人の心理と対処法
時間をきっちり守る人と、ついルーズになってしまう人がいます。時間にルーズなところを直したいと思っても、なかなか克服することができずに困っていませんか?
時間にルーズな性格は、実際男性からどう思われているのでしょうか。男性心理を紹介しつつ、時間にルーズな人の性格や心理状態について考えてみます。
さらに、ルーズな性格を直す方法も紹介するので、直したいと思っている人はぜひ参考にしてみてください。
時間にルーズな性格、どう思われている?
Q.あなたは、デートの待ち合わせに遅れるなど、「時間にルーズな彼女」を許せますか?
許せる(38.5%)
許せない(61.5%)
「時間を守れない人は許せない」と考えている男性のほうが多い結果となりました。
時間を守るのは社会人のマナーだと考えている人が多いようです。なかには遅刻されると、自分との時間をないがしろにされているように感じることから、イライラしてしまう男性も。
しかし許せる派の男性も一定数おり、一般的には5分~10分くらいであれば許せると考えている人も多いはず。
毎回遅れるわけではなかったり、電車が遅れたなど理由があったうえで連絡をちゃんとしたりするなら、許してくれる男性は少なくなさそうです。
ただし遅刻するにしても、連絡をするのは最低限のマナー。「どうしたのかな?」と心配させてしまうので、たとえ5分の遅刻であっても事前の連絡はしたいものです。
時間にルーズな人の特徴と心理
時間にルーズな人はどうしてルーズなのでしょうか。その心理に迫ってみたいと思います。
(1)のんびり屋さん
時間にルーズな人は、一般的にはのんびり屋さんが多いです。ひとつの行動がゆっくりで、自分で思っているよりも準備に時間がかかってしまうことがあるようです。
(2)朝起きるのが苦手
寝坊してしまう人は、朝起きるのが苦手な人。
(3)時間の読みが甘い
毎回5分~10分程遅刻してしまう人は、時間の読みが甘い人。時間に縛られるのが苦手で、誰かに管理されることも嫌います。
(4)スケジュール管理が苦手
また、出かけるまでの段取りや、電車の乗り換えなど移動手段の時間配分の計算が甘く、スケジュールの管理が苦手。
なかには、待ち合わせ時間ぴったりに着こうとする人も多いです。早く着いても、その時間が暇だから待ちたくないなどの理由で、定刻に着こうとしますが、大抵不測の事態が起きます。髪のセットに手間取る、電車が遅れるなど、簡単に遅刻してしまいます。
(5)友だちや彼氏に甘えている
仕事では遅刻しないのに、友だちやデートの待ち合わせには遅刻するという場合は、やろうと思えば遅刻せずに準備ができるので、友だちや彼氏に甘えている状態。「まぁ、これくらいの遅刻なら許してくれるだろう」と思っています。
もしも遅刻をしたら、普通は「しまった! 申し訳ないことをしてしまった」という罪悪感を抱くもの。さらに、まわりの人から冷めた目で見られたり、遅刻をしたことで苦言を呈されたり、時間にルーズな人という烙印を押されてしまうこともあります。
そういったことによって余計に、「私はなんてダメなんだ」と自分を責めてしまう人も多いです。遅刻癖を直すためには、まず自分を責めずに受け入れる必要があるのです。
(6)時間に縛られるのが苦手
もともと時間に縛られるのは苦手だという人もいます。
仕事の面で時間にルーズなところは直したほうがよいですが、プライベートでは許してくれるような人とパートナーになったほうがお互いに無理がなくてよいかもしれません。
時間にルーズな短所を直す方法
時間にルーズな場合、どのように改善したらいいのでしょうか。
心掛けるポイントは以下です。
(1)10分前には到着するよう設定する
時間にルーズな人は、時間ぴったりに着くように考えて行動しがちです。
そのため、服を選ぶのに予想以上に時間がかかったり、出かける直前に鍵をなくしたり、電車が遅れたりといった不測の事態が起こるとすぐに遅刻してしまいます。
余裕を持って10分前には着くように計画を立てましょう。
(2)早くついたらやることを決めておく
時間にルーズな人のなかには、待ち時間が嫌、と考えている人がいます。
気になっていた本を読む、スマホでブログをチェックするなど、あらかじめ待ち時間でやることを考えておくと、早めに到着しても時間を有効に使うことができ、手持ち無沙汰になることがありません。
(3)出かける前に何か別のことをはじめない
出かける前に、掃除をはじめる、仕事をする、コーヒーを飲むなど、別の用事をつい思い出してやろうとしてしまう人がいます。
別のことをやりはじめると遅刻してしまうので、気になってもぐっと堪えましょう。
(3)出かける30分前には用意を終わらせておく
時間にルーズな人は、基本的にのんびり屋さんです。
準備にかかる時間を甘く見積もっていることが多いため、出かける30分前までには、着替えや待ち合わせ場所のチェックも含めてすべての用意を終わらせておき、時間になったらさっと家を出られるようにしておきましょう。
(4)自分を責めずに受け入れる
時間にルーズな自分を責めると、ますます直らなくなります。
朝起きるのが苦手なら、「私って朝苦手だよな~」と思って自分を受け入れる。そうやって、「しょうがないな」と自分を受け入れてあげましょう。
自分を受け入れることが、遅刻癖を直すポイント
時間にルーズな性格を許してくれる人もいますが、許せない人もいます。
できることなら、時間を守って行動できるようになりたいもの。
約束の10分前には到着するように計画をたてるなど、遅刻をしないような工夫をしながらも、時間にルーズな自分のことを「しょうがないな」と受け入れてあげるといいでしょう。
(高見綾)
※画像はイメージです
※マイナビウーマン調べ(2015年11月にWebアンケート。有効回答数122件。22歳〜39歳の社会人男性)