お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

SNSでの出会い方。Twitter、マッチングアプリで出会ったエピソード

藤野晶

今の時代はさまざまなSNSがあり、ユーザーは思い思いに他人とコミュニケーションを取ることができます。

SNSは「人と人が出会う場」ですが、SNSで出会った男女がコミュニケーションを重ねて交際に発展するケースもあるようです。

今回のテーマは「SNSでの出会い」についてです。

SNSでの出会いはアリかナシか一般男女にアンケート。さらに、出会ったことのある人に経験談を聞いてみました!

SNSでの出会いは、交際に発展するのか

SNSを利用していると、見知らぬ異性との接点ができることがありますよね。

相手の人と趣味が同じだったり考え方が近かったりすると、頻繁にやり取りするようになり、実際に会うこともあるようです。

まずは「SNSを通じて異性と出会ったことはあるか」を、女性に聞いてみました。

SNSで異性と出会ったことのある女性は約4割

Q.SNSを通じて異性と出会ったことはありますか?

Q.SNSを通じて異性と出会ったことはありますか?

はい(37.6%)
いいえ(62.4%)
※有効回答数558件

SNSで異性と出会ったことがあると答えた人は37.6%でした。10人ならそのうち4人が異性と出会える計算になります。意外と多いと感じた人もいるのでは?

交際に発展したのは、そのうちの半数!

続いて、先ほどの質問に「はい」と答えた女性に、「その出会いが交際に発展したことがあるか」を聞いてみました。

Q.SNSの出会いをきっかけに交際に発展したことはありますか?

Q.SNSの出会いをきっかけに交際に発展したことはありますか?

はい(51.0%)
いいえ(49.0%)
※有効回答数210件

出会いが交際にまで発展したという人は約5割。「SNSを介さずに知り合った異性」と交際に発展する可能性はもっと低いイメージなので、SNSでの出会いは交際に発展しやすいのかもしれません。

出会いのきっかけになったSNSランキング

しかし、ひと口にSNSといっても現在は数多くのサービスがありますよね。

数あるSNSのうち、異性との出会いが期待できるのはどれなのでしょうか。

続いては先ほどの質問に「はい(SNSでの出会いが交際に発展したことがある)」と答えた女性に、「相手の異性と知り合ったのはどのSNSなのか」を聞いてみました。

Q.交際に発展した人とは、どのSNSを通じて出会いましたか?

Q.交際に発展した人とは、どのSNSを通じて出会いましたか?

第1位 マッチングアプリ(43.0%)
第2位 Twitter(11.2%)
第3位 Facebook(4.7%)
第4位 LINE(3.7%)
第5位 instagram(0.9%)
※有効回答数107件

出会いから交際に発展した人のうち、43%の人がマッチングアプリでの出会いだったと答えています。

マッチングアプリは、出会いを求めるユーザー同士を引き合わせるアプリ。今は多くの男女が使用しているようです。

お互いの目的が明確なので、出会いから交際まで発展する可能性が高いのは当然かもしれませんね。

マッチングアプリ以外でも出会える。SNS別・出会いエピソード

SNSで異性と出会い、交際に発展するのはそれほど珍しいことではないようです。

しかし、「マッチングアプリを使うのは少し抵抗がある。できればTwitterやFacebookで自然に出会いたい」という人もいるでしょう。

次はマッチングアプリ以外のSNSで出会って交際に発展したという人に「交際に発展した経緯・エピソード」を聞いてみました。

Twitterでの出会い

友だちのフォロワーからリプライ

・「相手が友だちの友だち(フォロワー)の中にいた。私のツイートを見て興味を持ったそうで、リプライをよく送ってくれるようになったことがきっかけ」(33歳/医療・福祉/秘書・アシスタント職)

突然のDM

・「ダイレクトメッセージ(DM)で連絡が来て、そこから」(27歳/その他/販売職・サービス系)

趣味のつながりから一緒にライブへ

・「趣味のつながりで盛り上がって、一緒にライブに行くことになり、交際に発展しました」(28歳/その他/事務系専門職)

趣味が合うので食事へ

・「趣味が合うので、食事などするようになって、交際まで発展した」(32歳/アパレル・繊維/販売職・サービス系)

急なフォローからのDM

・「急にフォローされてDMでお礼をしたことがきっかけ」(26歳/医療・福祉/秘書・アシスタント職)

オフ会で意気投合

・「趣味つながりでやり取りをするようになり、最初は大勢でオフ会で会った。そこで意気投合して2人で会うようになって、交際に進展した」(30歳/その他/その他)

Twitterは比較的容易にアカウントを作成できるため、ひとりで複数のアカウントを所有し、使い分けているという人もいます。

趣味のためのアカウントでつながった相手とは、価値観や行動範囲も近いので交際に発展しやすいのでしょう。

実際に会う機会を作ることができれば、交際するチャンスがありそうです。

Facebookでの出会い

「共通の知り合いかも」に出てきた

・「『共通の知り合いかも』で出てきて、メッセージを通じて」(32歳/医療・福祉/専門職)

メッセージを重ねて意気投合

・「メッセージを重ねて実際に遊び、意気投合した感じ」(28歳/医療・福祉/専門職)

出会い用のコミュニティで

・「出会い用のコミュニティに投稿をして、返事が来た人のひとりと交際することになった」(33歳/食品・飲料/その他)

Facebookは本名での登録が推奨されているため、ハンドルネームで登録するほかのSNSに比べて、相手に対する信頼感が得られるようです。

また、Facebookグループは同じ趣味や共通点を持つ人と知り合うのに適していますから、お互いを理解するスピードも早そうですね。

SNSでの出会い、53.6%は「あり」と回答

SNSでの出会いをきっかけに交際に発展することがあるのは疑いようもない事実ですが、このような出会いに対して、女性たちはどう思っているのでしょうか。

次は「SNSでの出会いはありだと思うか」について、女性に聞いてみました。

SNSでの出会いは「アリ」な人53.6%

Q.マッチングアプリやFacebookといった、SNSでの出会いはありだと思いますか?

Q.マッチングアプリやFacebookといった、SNSでの出会いはありだと思いますか?

はい(53.6%)
いいえ(46.3%)
※有効回答数455件

約54%の人が、SNSでの出会いを「あり」と考えています。

以前はネット上の出会いに対して否定的なイメージを持つ人も多かったイメージですが、今は少しずつ受け入れられているようですね。

SNSがそれだけ身近なものになったということでしょう。

SNSやアプリの出会いで怖い思いをしないためにできること

SNSでの出会いは受け入れられつつあるようですが、中にはSNSでの出会いによって不快な思いをしたという人もいるようです。

どんなことを経験したのか、また怖い思いをしないための対策についてご紹介します。

SNSで不快な思いをしたことがある人は20%

まずは「SNSでの出会いで、不快な思いをしたことがあるかどうか」を女性に聞いてみました。

Q.マッチングアプリやFacebookといった、SNSでの出会いで、不快な思いをしたことがありますか?

Q.マッチングアプリやFacebookといった、SNSでの出会いで、不快な思いをしたことがありますか?

はい(20.0%)
いいえ(80.0%)
※有効回答数455件

「SNSでの出会いで不快な思いをしたことがある」という人は20%でした。そこまで多くない印象ですが、不快の中身が気になりますね。

SNSの出会いでの怖い思いや失敗談

実際にはどんな不快なことがあったのでしょうか。「はい」と答えた人に「SNSでの出会いで起こった不快な出来事」について聞いてみました。

しつこくメッセージが届く

・「Twitterで知り合った人にしつこく連絡先などを聞かれた」(32歳/医療・福祉/専門職)

・「知らない人からしきりにメッセージが送られてくる」(33歳/団体・公益法人・官公庁/技術職)

まだ「友だち(SNSの種類によって呼び方が異なります)」でもないのにしつこくメッセージを送ってきたり、友だちになったばかりなのに立ち入ったことを聞いてきたりする人がいるようです。

失礼な態度を取られた

・「結局のところ、結婚相手にはならないと感じた。向こうもそうだったようで、態度がよくなかった」(31歳/学校・教育関連/専門職)

・「何かのきっかけで態度が急変して、ものすごく嫌な感じになった」(26歳/学校・教育関連/販売職・サービス系)

最初のうちはていねいな文体でやり取りしていた相手が、突然失礼な態度を取ってくることがあるようです。

特に、オフ会などで実際に会ったあとで「イメージとちがった」と思われて態度が変わることが多いようです。

嘘をつかれた

・「出身地や年齢がマッチングアプリに書いてあったこととちがっていて、信用できなくなった」(29歳/その他/その他)

・「Facebookのマッチングアプリで連絡を取り合っていて、実際に会ったら全然写真とちがったこと」(30歳/医薬品・化粧品/事務系専門職)

SNSには自分のプロフィールを登録できるのですが、人によっては非公開にしていたり、くわしいことを書いていなかったりします。

詳細なプロフィールが書いてある人は信用できそうなイメージがありますが、嘘を書いている人もいるのだとか。

相手が嘘をついているとわかったときは「だまされた!」と嫌な気分になりますね。

相手が複数の女性とやり取りしていた

・「相手がほかにもたくさんのSNSをやっていた。それぞれのアカウントでそれぞれ知り合った女性と仲よくして、交際寸前の状態をキープしながら楽しんでいた……。SNS恋愛中毒者って感じでした」(33歳/医療・福祉/秘書・アシスタント職)

・「マッチングアプリで知り合い、会ってみたが、ほかの人と天秤にかけられていた」(27歳/その他/販売職・サービス系)

よさそうな相手と出会えたと思ったものの、その相手がほかの女性とも同じように親しげにやり取りしていた、ということも。

その男性がどんな目的を持っているのかはわかりませんが、ショックを感じる女性もいるようですね。

不快な思いをしないために、気をつけること

SNSの出会いで不快な思いをしないために、何か自衛の手段はないのでしょうか。

最後に、女性たちに「SNSでの出会いで不快な思いをしないために気をつけていること」を聞いてみました。

不快な相手をブロックする

・「嫌な思いをしたら、すぐブロックする」(25歳/医療・福祉/事務系専門職)

・「不快だと思ったらすぐにブロックする」(23歳/小売店/事務系専門職)

多くのSNSでは、特定の相手をブロックする機能があります。ブロックした相手からはメッセージが届かなくなり、あなたの書き込みを相手が見ることもできなくなります。

しかし、別のアカウントを使って嫌がらせしてくることもあるので、根本的な対策とは言い難いですね。

セキュリティを強化する

・「LINE、Facebookは信頼できる人だけとしかつながらないように、セキュリティを強化している」(30歳/情報・IT/技術職)

・「LINEのタイムラインには近況を書き込まない。SNSのプロフィールの公開範囲は、実際に会ったことのある知人に限定する。知らない人からの友だち申請は拒否する」(30歳/建設・土木/技術職)

SNSの書き込みやアップした写真からは、思っている以上に多くの情報を得られるものです。

公開範囲を限定して、知らない人に情報を与えないのは自衛の手段として有効だといえるでしょう。

個人情報を教えない

・「名前や住所を教えない。信用できるまで電話番号を交換しない」(29歳/機械・精密機器/秘書・アシスタント職)

・「住所などは絶対に教えない、最寄り駅も教えない」(28歳/医療・福祉/販売職・サービス系)

やり取りをはじめたばかりの男性が、名前・住所・電話番号などの個人情報を求めてくる場合があります。

少し仲よくなったからといって簡単に個人情報を教えてしまうと、思わぬトラブルに巻き込まれることもあるので要注意です。

SNSは、使い方次第でいい出会いがあるかも

毎日仕事に追われているような人にとって、リアルで新たな出会いを求めるのは難しいこと。

しかし、SNSは本来なら接点すらできないような相手とも知り合える、新しい出会い方です。

SNSで異性と出会うこと自体は難しくないのですが、相性のいい異性と出会って、交際や結婚にまで至るのは大変です。

簡単に出会える分、関係を深めることに時間をかけ、相手の人となりを見極めるようにするのがいいでしょう。

(藤野晶/dcp)

※画像はイメージです

※マイナビウーマン調べ
調査日時:2018年3月19日~3月22日
調査人数:558人(22~34歳の未婚女性)

SHARE