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男性がドン引きした「厚化粧」の女性の姿4つ

織田隼人(心理コーディネーター)

前田ハナ

ついついメイクを盛って「厚化粧」になってしまう女性もいるのではないでしょうか。ちょっと濃いかな? と思うことがあっても、自分では見慣れていることもあって、薄化粧では誰かと会う気にはなれないなんてことも。ですが、男性はナチュラルメイクが好きだとよく聞きます。実際、男性は厚化粧の女性をどう思っているのでしょうか。そこで今回は心理コーディネーターの織田隼人さんに、化粧の濃い女性に対する男性の気持ちについて解説していただきます。

【男性の本音】化粧の濃い女性の印象とは

まずは、一般男性の意見から見てみましょう。「厚化粧の女性を見て引いた経験」の有無について、社会人男性に聞いてみました。また具体的にどんなシチュエーションだったのかも調査しました。

厚化粧な女性にドン引きした経験

Q.ズバリ、「厚化粧」の女性を見て引いた経験はありますか?
ある(50.0%)
ない(50.0%)
※有効回答数100件

半数の男性が「ある」という結果に。どんなシチュエーションだったのか、くわしく教えてもらいました。

男性が厚化粧だと思うポイント

あまりにも白すぎる

・「おしろいを塗りすぎていて真っ白だった。芸者みたいで引いた」(25歳/金属・鉄鋼・化学/技術職)

・「おばけのように白い人がいました」(34歳/学校・教育関連/事務系専門職)

・「首と顔の色がちがいすぎて、近くで見ると『ぬりかべ』みたいだった」(33歳/機械・精密機器/技術職)

顔が白すぎて引いた! という男性意見が多数。気になる肌悩みをカバーしようとつい厚くなりがちなベースメイクですが、やりすぎは禁物ですね。顔と首の肌の色がちがうのも、しっかり見られているようです。

アイメイクが濃すぎ

・「アイメイクが派手すぎて、パンダみたいになっていた」(27歳/その他)

・「目のまわりが黒すぎて引いた」(28歳/建設・土木/事務系専門職)

・「まつ毛の盛りすぎで気持ち悪い人がいた」(35歳/小売店/販売職・サービス系)

アイラインやマスカラなど、アイメイクの濃い人にも、男性からのきびしい意見が続出。目もとは薄めにしておいたほうが、男性ウケはいいみたいです。

ポイントメイクの色が……

・「口紅が真っ赤だった」(32歳/学校・教育関連/専門職)

・「真っ赤なチークは変」(22歳/機械・精密機器/営業職)

・「チークを塗りすぎ」(28歳/自動車関連/技術職)

リップメイク、チークといったポイントメイクも、色使いが濃すぎると男性は違和感を覚えてしまうみたい。くちびるも頬も、ほんのり血色が明るく見えるくらいの自然な色を意識したほうがよさそう!

乾燥や化粧崩れの女性もNG

・「メイクが濃すぎて、一部が汗で溶けていた」(29歳/金融・証券/販売職・サービス系)

・「化粧がハゲている人がいて、気持ち悪かった」(29歳/機械・精密機器/技術職)

・「肌にパリパリ感があると嫌だ」(31歳/食品・飲料/技術職)

また厚化粧にすると、どうしてもメイクが崩れがち。そんな「化粧崩れ」をしている女性に対しても、男性からの指摘が多くありました。

化粧の濃い女性に対する男性心理とは

男性が厚化粧の女性と対面したとき、どのような心理が働くのでしょうか。ここからは、厚化粧に対する男性の心理を掘り下げていきます。

男性が厚化粧な女性が苦手な理由

そもそも男性で化粧をする人はほとんどいません。せいぜい眉毛を整えたり、髪の毛をセットしたり、肌に化粧水を塗ったりする程度。男性から見て女性の化粧はよくわからないものなのです。人間は未知のものに恐怖を感じやすいもの。そのため、化粧が濃い女性に対して恐怖や苦手意識を持ってしまうのですね。

男性が「化粧が濃い」と判断する基準は?

メイクのカラーが肌の色から離れているのか、それとも肌の色に近いものを使っているのか、判断基準はここにあります。アイシャドウにブルー、あるいはダークカラーを使っていると、恐怖に結びついてしまうようです。メイクをしている女性としては、くっきりとほりを深く見せることが目的かもしれませんが、男性の目には不自然に映っている可能性が。男性は女性の目元・口元に視線を向けがちということもあって、特に気になってしまうのかもしれません。

男性が好きなメイクとは

ヌーディーカラーの自然に見えるメイク

男性たちがありとあらゆる濃いメイクを苦手にしているかというと、そういうわけでもありません。男性は自然に見えるメイクに好感を持ちます。しっかりと化粧をしていたとしても、本来の肌色とマッチしたヌーディーカラーのメイクなら抵抗がないこともあるようですね。だからこそ男性の「すっぴんがいい」発言は、真に受けないほうが賢明でしょう。ナチュラルメイクでかわいく見える女性が好きという解釈になる場合が多いからです。

顔と首の色を合わせる

男性受けするメイクで大事なのは肌の質感。首の色と顔の色がちがっていると濃いメイクと思われてしまうので、できるだけ首の色と合うファンデーションを選ぶようにしましょう。

上まぶたのメイクは控える

アイメイクはアイシャドウを入れすぎたり、マスカラでまつげを伸ばしすぎたりすると、男性に恐い印象を与えてしまいます。上まぶたのメイクはほどほどに、涙袋を強調してはっきりした目元を作りましょう。「自然に見えるけれどしっかりメイクしている状態」が男性に受けやすいので、手間はかかるけれど自然に見えるメイクを意識するのがよさそうですね。

化粧を濃くするよりナチュラルメイクで攻めよう

合コンやデートなどでは、ほりを深く見せたり、目を大きく見せたりしようとして、ついつい濃いメイクになってしまうもの。しかし、濃すぎる化粧は男性には恐怖の対象なのですね。よく男性は「すっぴんが好き」と言いますが、実際にはしっかり化粧をしているけれど、ナチュラルに見える化粧が人気なよう。ここでご紹介したアドバイスを参考に、男性に怖いと思われない自分に合ったメイクを見つけてください。

(文:織田隼人、構成:前田ハナ)

※画像はイメージです

※マイナビウーマン調べ(2014年9月にWebアンケート。有効回答数100件。22歳~39歳の社会人男性)

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