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実は聞いてほしいだけ。話を聞いてほしい女性心理と対処法

藤奈子

誰かに話を聞いてほしいと思うこと、ありますよね。とはいえ、「アドバイスはいらないので、ただ聞いてほしい」なんてケースも。男性からすると、このような女性心理をなかなか理解できないという人も少なくありません。今回は、「話を聞いてほしい」という女性の心理と対応の仕方をアンケートから探ります。

話を聞いてほしい女性心理

自分の悩みを解決したいという感情よりも、ただ話を聞いてうなずいてほしいという女性は多いですよね。実際に話を聞いてほしいと思う瞬間があるのか、またどのような理由なのか、女性たちに話を聞いてみました。

話を聞いてほしいと感じる瞬間

Q.あなたは、誰かに話を聞いてほしいと感じる瞬間がありますか?

はい(77.6%)
いいえ(22.4%)
※有効回答数397件

誰かに話を聞いてほしいと思っている人は、約7割もいるようです。次に、話を聞いてほしい理由についても教えてもらいました。

話を聞いてほしい理由

仕事で溜まったストレスを発散したい

・「仕事に行き詰まったとき。アドバイスではなく、なんとなく愚痴を言って共感してほしい」(27歳/人材派遣・人材紹介/営業職)

・「仕事で嫌なことがあったとき、同僚に聞いてほしい」(29歳/医療・福祉/専門職)

イライラする気持ちを和らげたい

・「すっごくイライラすることがあったときに聞いてほしい 」(30歳/その他/事務系専門職)

・「イライラしていて、やるせないときに言いたくなる」(24歳/マスコミ・広告/秘書・アシスタント職)

自分の気持ちを整理したい

・「ひとりで行き詰まっているとき、仕事や私生活のことをとにかく聞いてほしいときがあります。誰かに話すことで自分の中でも整理ができる気もします」(29歳/食品・飲料/専門職)

・「話すことによって自身の考えを整理したい」(24歳/機械・精密機器/事務系専門職)

楽しいことや嬉しいことを共有したい

・「とても楽しい気分で、新しい発見をしたとき。誰かに話して共有したくなります」(30歳/生保・損保/営業職)

・「楽しいことや、ビックリすることがあったときは誰かと共有したくなる」(34歳/自動車関連/事務系専門職)

仕事の悩みや愚痴を聞いてほしいという人が多くいました。話すことで気持ちをすっきりさせたり、ストレスを発散させたりできるのではないでしょうか。また、誰かに話すことで自分の考えや気持ちを整理することができるという意見もあり、自分と向き合うことにもつながっています。なかには、楽しいことや嬉しいことがあったときに共有したいという人も。プラスの感情のときも誰かに話したくなることがわかりました。

話を聞いてほしいとき、どうすればいい?

ここでは、話を聞いてほしいときアドバイスは必要なのか、また誰に聞いてほしいのか、さらに話を聞いてほしいときどのような行動をすればいいのか、女性たちのアンケートから探ります。

実は話を聞いてほしいだけなのか

Q.話を聞いてほしいとき、アドバイスなどはいらず、話を聞いてほしいだけなのでしょうか?

はい(62.7%)
いいえ(37.3%)
※有効回答数308件

話だけを聞いてほしいという人が約6割という結果に。アドバイスは求められたときのみで、ただ聞いてあげるだけのほうがいいのかもしれません。

誰に相談するのがベスト?

Q.話を聞いてほしいときは、誰に相談するのが一番だと思いますか?

第1位 女友達 (51.6%)
第2位 母親(14.0%)
第3位 彼氏(13.6%)
第4位 職場の同僚(9.1%)
第5位 男友達 (3.9%)
第6位 兄弟や姉妹(3.6%)
第7位 父親 (0.3%)
※有効回答数308件。単数回答式、8位以下省略・その他除く

話を聞いてほしいときの対処法

実際に話を聞いてもらう

「親友をご飯に誘って、そのときに話を聞いてもらう。いいことはいい、悪いことは悪いとはっきり言ってくれる子なので、一番頼りになります」(27歳/アパレル・繊維/販売職・サービス系)

「家に帰って母親に聞いてもらう。もしくは電話で誰かに聞いてもらう」(27歳/小売店/販売職・サービス系)

忘れるようにする

「聞いてもらう人がいなくても自己完結させて忘れる」(30歳/情報・IT/秘書・アシスタント職)

「とにかくすぐに寝て、モヤモヤしている気持ちを忘れる」(31歳/アパレル・繊維/クリエイティブ職)

SNSを利用する

「ちょうど話せる気心の知れた人がいない場合は、Twitterに書いたりしています」(33歳/不動産/事務系専門職)

「結局話をすることができず、SNSの裏アカウントで呟いている」(25歳/医療・福祉/専門職)

ちがうことに没頭する

「カラオケに行く、趣味に没頭する」(27歳/医療・福祉/事務系専門職)

「話せる人がいなかったときは、ジムに行ってとにかく体を動かして忘れる。汗を流すことによって気持ちの切り替えを行う」(23歳/金属・鉄鋼・化学/事務系専門職)

誰かに話を聞いてほしいときは、近しい間柄の人に話す人が多いようです。また、Twitterなどに投稿して、気持ちをすっきりさせる人も。ほかには、行動を起こさずに忘れるのを待つという自己完結型の人もいました。親しい人に話を聞いてもらう以外にも、さまざまな方法があるようです。

話すことは気軽にできるストレス発散法

日々生活していると、仕事やプライベートでさまざまな悩みに直面することは数多くあります。職場での人間関係がうまくいかない、付き合っている彼氏とケンカしてしまったなど、人それぞれ悩みを抱えているはず。人によって悩みとの向き合い方やストレス解消法は異なりますが、女性の場合は話を聞いてもらうことがひとつの方法なのかもしれません。誰かに話をするといった気軽な方法で、ストレス発散してみてはいかがでしょうか。

(藤奈子)

※画像はイメージです。

※マイナビウーマン調べ
調査日時:2018年3月27日~3月29日
調査人数:393人(22~34歳の未婚女性)

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