女子あるある！　友達付き合いがめんどくさいときの対処法

友達と一緒に遊びに行ったり食事に行ったりするのは楽しいものですが、たまに「めんどくさい」と感じることも少なくありませんよね。では、そのように「付き合いがめんどくさい」と思ってしまったときは、どのように振る舞うのがベストなのでしょうか。今回は、「友達付き合いがめんどくさいと感じたときの対処法」について紹介します。

友達付き合いがめんどくさいと思う人の実態

「友達付き合いがめんどくさい」と思ってしまう人はどれくらいいて、またどんなときにそう思ってしまうのでしょうか？

約72％の女性が、友達付き合いがめんどくさいと思った経験あり

まずは「友達付き合いがめんどくさい」と思った経験のある人がどのくらいいるのかを調べてみました。

 

「友達付き合いがめんどくさい」と思ったことのある人は約72％と、半数を大きく超える結果になりました。どんなに仲のよい友達相手でも、ときにネガティブな感情を抱くことがありますから、そんなときは付き合いがめんどうだと思ってしまいますよね。

友達付き合いがめんどくさいと思う瞬間

では、具体的にどんな状況で「付き合いがめんどくさい」と思ってしまうのでしょうか？ 「付き合いがめんどくさいと感じたことがある」と回答した人に聞いてみました。

（1）愚痴や悪口ばかり聞かされたとき

・「婚活がうまくいかないなど、愚痴をダラダラとLINEのグループトークでしているのを見ていると女ってめんどくさいと感じます。そういった会話には極力入らないようにしています」（33歳／団体・公益法人・官公庁／技術職（SE・プログラマー・システム））

・「悪口や愚痴ばかりのときは、聞いていて気持ちが落ち込む」33歳／その他／その他）

（2）自慢話ばかり聞かされたとき

・「彼氏の自慢などマウンティングしてくるのを延々と相手しているとき」（28歳／医療・福祉／専門職）

・「マウンティングがひどい。ブランド好きで自慢してくるが私はブランド物に一切興味なし」（34歳／アパレル・繊維／事務系専門職）

（3）恋愛関係の話ばかりされたとき

・「女子会のテーマは決まって恋愛や結婚の話ばかりで正直うんざりする」（33歳／運輸・倉庫／その他）

・「自分の恋愛話しかしない友達相手だと話を聞いてるだけで疲れる」（26歳／電力・ガス・石油／事務系専門職）

（4）メッセージアプリでのグループのやりとり

・「LINEのグループでいちいち返事をしないといけないとき」（25歳／学校・教育関連／営業職）

・「グループLINEで、特定の友人同士が盛り上がっているとき。参加していない自分が『空気が読めない人』扱いされることが解せない」（29歳／情報・IT／事務系専門職）

（5）頻繁に食事や遊びに誘われたとき

・「ご飯に頻繁に誘われたとき。楽しくはあるけど時間とお金を使うので数を減らしたい」（32歳／その他／その他）

・「お金がないのにしつこく誘ってくるとき」（24歳／生保・損保／営業職）

「友達付き合いがめんどくさい」と思う瞬間として一番多かったのが「友達からネガティブな発言ばかり聞かされたとき」というもの。特に悪口は聞いていて気持ちのいいものではありませんから、長時間聞かされると疲れてしまいます。また「自慢話」や「恋愛話」も、延々とされると今後の付き合い方を改めたくなるもののようで、回答が多く寄せられています。

ほかには、メッセージアプリのグループでいちいち返事をするのが面倒だったり、しつこく食事や遊びに誘われることも、めんどくさいと思ってしまう瞬間のようでした。

友達付き合いがめんどくさいときの対処法

一度付き合いがめんどうになってしまうと、その後も同じ感情を何度も抱くことになります。そうなると友達関係にも亀裂が走り、最悪修復不可能な状況にもなることも……。あまり仲がよくない友人ならともかく、仲のよい友人とはそうならないようしたいところですよね。では、友達付き合いがめんどうに感じないようにするにはどうすればいいのでしょうか？

友達付き合いがめんどくさいときに気を付けること

友達付き合いがめんどくさくならないように意識していることや、めんどうだと思ってしまったときに対処法について聞いてみました。

（1）お互いの距離感を適切に保つ

・「どんなに仲よくても『踏み込んでいいこと』と『悪いこと』をお互いしっかり把握して丁度いい距離感を保つようにしています」（32歳／情報・IT／秘書・アシスタント職）

・「ほどよい距離感を保つことと『いろんな考え方がある』ということを常に意識している」（25歳／商社・卸／事務系専門職）

（2）相手の話を真剣に聞きすぎない

・「相手の話をあまり深く受け止めずに聞き流すようにして、ほどよい距離で接するようにする」（27歳／情報・IT／営業職）

・「ふーん、へー大変だねーぐらいのあいづちと愛想笑いでごまかし続けます」（23歳／電力・ガス・石油／営業職）

（3）会う頻度を減らす

・「友達付き合いがめんどくさくならないように、あまり会わないようにする」（32歳／金融・証券／事務系専門職）

・「自分が疲れているときには友達と会わないようにしている」（32歳／その他／クリエイティブ職）

（4）自分のスタンスをしっかりと保つ

・「まわりに流されずに自分のスタンスをつらぬく。自分は自分と思い、まわりの言葉をあまり気にしすぎない」（29歳／商社・卸／秘書・アシスタント職）

・「自分が疲れているときは食事の誘いなどは断る。話が長くなりそうなときは用事を作って逃げる」（31歳／医療・福祉／専門職）

会う頻度自体を減らしたり、話半分で聞いたりなど、皆さんさまざまな工夫を凝らしているようです。中でも特に多かったのが「適切な距離感を保つこと」でした。やはりあまりに相手との距離が近すぎると、トラブルの原因になったりしますから、着かず離れずの距離感を意識することが精神的衛生上でもよいのかもしれませんね。

【番外編】約束当日に憂鬱……めんどくさいと感じがち

最後に「自分から約束しておきながら、当日に行くのがめんどくさくなった」という女性について調べてみました。

自分から約束しておいてめんどくさい気持ちになったことのある女性は約57％

まずは、「自分から約束しておきながらめんどうな気持ちになったことのある」という人がどのくらいいるのかを調べてみました。

「めんどくさくなるときがある」と回答した人は約57％と、半数以上になりました。自分から約束をしておいてめんどうだと思うのはなんとも自分勝手ですが、約束の当日の朝などは「出掛けるのがめんどうだな……」と、思ったりしますよね。

めんどくさいと思いつつ、実際に会ったら楽しいと思う女性は90％

ただ、めんどくさい気持ちを抱きつつ、いざ出掛けて遊んだり食事をしたりすると楽しいと感じてしまうのが不思議なところ。では、そうした「めんどくさいと思いつつ実際に会ったら楽しいと思う人」はどのくらいいるのでしょうか？

約90％の人が「めんどくさいと思っていても実際に会うと楽しい」と思った経験があるようです。ただ出掛けるのがめんどくさいだけで、友達と会ったり一緒に遊んだりするのがめんどくさいのではないのでしょう。

友達との付き合いはほどよい距離感を保とう

「友達付き合いがめんどくさい」と感じないようにするためには「適切な距離感」を保つことが大事。もちろん、心から信頼できる友人である場合はこの限りではありませんが、ほどよい距離を保てば、自分も無理をせずに済むはずです。

（文：中田ボンベ／ｄｃｐ）

※画像はイメージです

※マイナビウーマン調べ
調査日時：2018年4月18日～4月21日
調査人数：390人（22～34歳の未婚女性）