私は見た! 欠点を美化するオンナたち「計画性がない→感覚と感性で生きている」「傍若無人→素直な性格」
他人に迷惑をかけたり、不用意な発言で人を傷つけたり。周りからは欠点に思える性格を長所だと勘違いしている人が、あなたの周りにもいませんか? 最初のうちは苦笑いで済んでも、回数を重ねるなど、度を越されると縁を切りたくなることも……。今回はそんな「欠点を美化するオンナたち」の実態について、働く女性にぶっちゃけてもらいました。
ハッキリいって足手まとい!
・「仕事量が少ないだけなのに、『自分は仕事が早い』とえらそうに言う後輩」(31歳/金融・証券/事務系専門職)
・「嫌いな相手の一挙手一投足を観察し、ちょっとしたアラを上司にチクる人。周囲から見ればただの嫌がらせですが、本人からすると『教育的指導』のつもりのようでした」(30歳/小売店/秘書・アシスタント職)
・「仕事がマイペースすぎて周りに迷惑を掛けている人。『仕事が丁寧だから』」(24歳/医療・福祉/専門職)
・「何度言っても悪いところが治らない人が、『どんなに言われても平気な性格です』と言っていた時、ダメだろと強く思った」(28歳/その他)
こちらの仕事量が増えたり、モチベーションを下げられたり、どのタイプもそばにいられると迷惑ですね。最低限の関わりで済むように上手く“結界”を張りたいものです。
横暴さに気づいて!
・「ガサツでズバズバ失礼なことを言い、ねちっこくて女の嫌な部分丸出しの後輩が、『自称サバサバ女子』で自称男っぽい女。こういう自称サバサバとか、自称中身は男って自分で言う人に限って、実は真逆のタイプが多い」(29歳/金融・証券/秘書・アシスタント職)
・「覚えが悪いのを、『私は天然だから』と言う」(27歳/電機/技術職)
・「暴言を吐く先輩が、自分のことを『素直な性格だ』と言っていた。ただの傍若無人です」(23歳/マスコミ・広告/秘書・アシスタント職)
・「計画性がないことを、『感覚と感性で生きている』と言う」(25歳/電機/事務系専門職)
自分のことを「竹を割ったような性格」などと言う自称「サバサバ女子」こそ、実は陰湿な性格だったりします。本当にサッパリしているなら、自分で強調しないはず……!?
自分に甘すぎ!
・「付き合ってはすぐに捨てられて、ロクな男を選ばない見る目がない友人は『私はダメンズが好きなの』と開き直って『男を支えている』という変な自信を持っています。でもはたから見ていると、支えているというよりむしろいいように遊ばれていて、なんだか可哀想に思います」(31歳/自動車関連/事務系専門職)
・「ケチな人が『節約家』と称するなど」(22歳/専門サービス/事務系専門職)
・「断れない性格なだけなのに『心が広い』と豪語している」(25歳/運輸・倉庫/営業職)
・「自分の事かな? 雑なことも『おおらかだ』と言い放ってしまう」(31歳/電機/事務系専門職)
他人にも自分にも甘い人にありがちな「心が広い」「おおらか」アピール。似たような友人知人と仲良くなり、おおらかの度合いが際限なく増していくこともあります。どこかで厳しい人にストップをかけてもらいましょう。
欠点を長所だと思い込んでいる人は、遠まわしに注意しても気づかないことが多いもの。「それは良くない」とストレートに指摘してみてはどうでしょうか。ただし言いっ放しでは気の毒なので、ほかの面で優しく声をかけるなどフォローもお忘れなく!
※『マイナビウーマン』にて2014年7月にWebアンケート。有効回答数151件。
(OFFICE-SANGA 中澤美紀子)