お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

彼がマザコンなのはどうして?→「夫婦間の不仲」が原因の場合も

女性が「付き合いたくない男性のタイプベスト3」を挙げるとすると、確実にランクインするのが「マザーコンプレックス」です。いわゆる「マザコン」ですね。

「何歳になっても母親にべったり」「自分では何も決められない」なんて姿を見てしまうと、「百年の恋も冷める!」という方も多いのではないでしょうか。

人は成長するにしたがって、両親と適切な距離を持ち、幼いころとはまた異なる人間関係を構築していくのが自然です。マザコンの男性はこうした「母親との新たな関係構築」ができていないと言えそうです。ではなぜ、彼は「マザコン」になってしまったのでしょうか。

幼い頃の影響があることも

時に「幼いころの体験」というのは、大人になってからも大きな影響を与えることがあります。幼いころに、父親からの暴力を経験していたり、父親が家庭を顧みない経験をしていると、マザコンになる可能性が高くなります。

これは、父親の影響から、母親との距離がより密接になるからですね。父親に向かうはずだった母親の愛情は、息子へと注がれます。結果、過度に世話をしてしまったり、干渉してしまうことにもつながります。

いつも世話を焼かれ続けた息子が、ある日突然「自立」できるわけはありません。母親に頼り、依存することは、彼にとって「幼いころからの当たり前のこと」と言っても良いでしょう。

妻との不仲が原因

マザコン男性の原因として「妻との不仲」というものもあります。自分の家庭が上手くいかないことで、母親に依存するというタイプです。妻と上手くいかないことで、自分の世話を母親にお願いしたり、精神的な依存度を深めるケースがあります。

妻の側からすると、「不仲となったそもそもの原因が、あなたのマザコンなのよ!」ということもあるかもしれませんね。しかし不仲でいることは、時に彼のマザコン度を深めてしまうということを覚えておきましょう。彼の母親を上手にたてて、「マザコン」から「妻コン」へと徐々に誘導していけると良いですね。

母親の依存が原因のことも…

マザコンの原因が、彼だけにあるとは限りません。彼の母親の「息子依存」がマザコンの原因となっているケースも多いのです。

母親にとって息子は「自分が育てた理想の男性」となることも多いでしょう。優しく面倒見の良い母親の愛情の矛先が息子にだけ向かうことで、依存状態を作り上げてしまうこともあります。

気になる相手が「もしかしてマザコンかも?」と思った時には、彼の両親をチェックしてみるのがおすすめです。

マザコンを改善させるには?

こうした理由でマザコンになってしまった彼。では、これからマザコンを治すことはできるの?と気になる方も多いのではないでしょうか。

人は身近にいる人間の影響を多く受けます。マザコンは彼と母親が何十年もかけて築きあげてしまったものだと認識しましょう。「すぐに治る」とは思わないことです。

彼の母親を悪く言うことはおすすめできません。その上で「あなたがお母さんが大切に思っているのはわかったけど、もう少しこうして欲しいなぁ」と、自分の希望を伝えてみましょう。少しずつ、彼の気遣いも成長していくはずです。

SHARE