結婚相手に重要なのは、東京女子「容姿」神戸女子「性格」重視? 東西における恋愛価値観の違い
婚活支援サービスを展開するパートナーエージェントは、東京都育ち・東京都在住の未婚女性289名、神戸育ち・兵庫県在住の未婚女性198名を対象に、婚活・交際・結婚についての価値観をたずねるアンケート調査を実施した。調査期間は6月9日~6月17日。
●結婚相手に重要なのは、東京女子「容姿」、神戸女子「性格」
結婚相手に対して重要視することを聞いたところ、東京・神戸共に「性格」「金銭感覚」「収入」の順で重要視すると回答した人が多かった。
地域ごとで4.2~8.4ポイントの開きが出た項目は、「容姿」「自分の両親と良好な関係を築いてくれること」(東京女子がより重視)、「性格」「金銭感覚」(神戸女子がより重視)。東京女子が外見や家族との相性という対外的な相性を大切にする一方、神戸女子は性格や金銭感覚という2人の間での、内面的な相性を大切にするという傾向がある。
●神戸女子の理想の夫婦像は、同じ考えを持てる「価値観重視」の関係
東京・神戸共に、一番多く選ばれた理想の夫婦像は「リラックスできて、気を張らないでもいられる夫婦(リラックス重視)」。順位は東京・神戸で異なっているが、2位・3位には「子育てや家族としての在り方について、同じ考えを持てる夫婦(価値観重視)」「それぞれの仕事や趣味に支障がないよう、支えあえる夫婦(個性重視)」がランクインしている。
神戸女子は、「子育てや家族としての在り方について、同じ考えを持てる夫婦(価値観重視)」を選んだ人が23.7%。東京女子よりも6.4ポイントも多くなっており、結婚相手に「性格」をより強く求めたように、考え方の一致を重視している。
一方、東京女子に多く表れたのが意外なことに「一緒にくだらないことで笑いあえる夫婦(笑いのツボ重視)」。10%と神戸女子を4.0ポイント上回った。
●東京女子は互いに対等、神戸女子は半歩下がってついていく
東京・神戸共に、カップルの主導権は「男性がややリード」「互いに対等」を望む人が同程度存在し、主流派となっている。一方、デートのときの支払いは、やはり男性に「すべて」「多め」に支払ってほしいと考えている人がほとんどで、「同額」を望んだのは3割程度にとどまった。
カップルの主導権について東京女子が最も求めたのは「互いに対等(48.1%)」だったのに対し、神戸女子は「男性がややリード(46%)」を理想としている。
デートのときの支払いにしては、東京女子は「男性がすべて」が20.8%、「男性が多め」が46.7%、「同額」が31.8%。一方、神戸女子は「男性がすべて」が13.1%、「男性が多め」が60.1%、「同額」が26.8%となっており、「男性がややリード」や「男性が多めに支払ってほしい」など神戸女子半歩下がってついていく姿が伺える結果となった。